2012年4月15日日曜日

自宅のスイセンを、HDR-XR500V(600万画素フォトモード)で撮影

今回の記事では、自宅のスイセンと梅を、「600万画素のミラーレス・フリースタイル・デジカメ」として大活躍中のHDR-XR500Vで撮影した写真を掲載させて頂きたいと思います。

ビデオシューティングスタイルというのは、もしかしたら、ミラーレス、コンパクトデジカメ系統の理想を実現した究極の形状なのではないか??とさえ思えます。

ちなみに、600万画素で撮影した写真は、PSVITAの有機ELモニタの横ピクセル数=960ピクセルに合わせて縮小してあります。
この作業は、Windows8 consumer preview上で、リザイズ超簡単!Proを使っています(Windows8 CPは、もうプレビュー版だという意識が無くなるくらい常用出来ていますよ!マイクロソフトすげぇ)。

この写真の梅は、思いっきり下から撮影しています。フリーアングル液晶モニタが搭載されているHDR-XR500Vは、アングル自由自在。
もちろんきょうびミラーレス一眼とかも出来ましょうけど、ビデオカメラというのは十数年も前から当たり前のように搭載しているわけで、一旦、ビデオカメラを写真機として使う決意をすると、色々と世話が無いなぁと。

ちなみに今回の写真は、ホワイトバランスを「屋外」に設定し、明るさは全てマニュアルコントロールです。
HDR-XR500Vは、当時、世界初の1/2.88インチの裏面照射型センサーを搭載しておりますが、露出は液晶モニタかEVFでの見た目で確認するしかなく、そこに持ってきて1/2.88なりのダイナミックレンジしか無いため、マニュアルでの画質コントロールは結構怖いものがあります。
でも、1/2.88インチセンサーとは言え、全く無理の無い600万画素は、画質的な話で恐縮ですが、写真にある種の余裕を与えてくれますね。
それにファイルが軽い! これはモバイル利用だけでなく、写真そのものを活用する場合でも重要な要素になりつつあるかも。
1/2.88インチセンサーなりのダイナミックレンジと言いましたが、600万画素という無理をしない画素数のお蔭か、明暗差のある風景に黄色や白という極端に明るい被写体(花)が鎮座ましましても綺麗にまとめてくれる。
HDR-XR500Vは、ビデオカメラの身とは言え、立派な600万画素の写真機として成り立っていると毎回感心させられます。
また、光彩絞りによってぼけが美しいのも大きな特長です。従来、ビデオカメラを写真機として使おうとすると、このぼけ味が限界として立ちふさがる壁でした。
それをようやく突破したHDR-XR500Vは、当時としては単に革新的として喜ぶだけでしたが、今こうしてどれほど重要な存在となっているのか思い知ります。
ビデオカメラを写真機として使うのは、想像の何倍も快適なのです。そしてそれに応えてくれる写真機としての素質を備えたHDR-XR500Vは、あのEOSにさえもそうそう譲らない魅力の塊になりつつあります。