先日申し込んでいた3G / LTE接続サービスの「OCNモバイルONE」ですが、ついに、OCNよりメール便で対応SIMカードを送ってもらえました。
今回は、まず、手持ちのプレイステーション・ヴィータを、本来の「3Gモデル」として復活させたく、ヴィータ本体に直接SIMカードをセットして使い始める事にしました。
私の場合は、プロバイダがOCNなので、「現在のプランに、さらにOCNモバイルONEを追加する」という形の申し込みを行いしました。
そこから、約一週間でSIMカードが到着しました。
OCNモバイルONEですが、SIMカードは普通にDoCoMo純正のものとなっています。
こうしてみると、「ヴィータは世界初の3G通信内蔵の携帯ゲーム機」って事を思い出させてくれますね(忘れかけててすみません・・・)。
ちなみに、同封されていた設定方法ガイドの紙には、androidとiPhoneは書かれていましたが、ヴィータさんについては何も書かれていなくてちょっと寂しいものがありました・・・。
ヴィータさんの側面のスロットを開くと、中からトレーを引き出せるようになっています。
このトレーにSIMカードを乗せて戻して上げるとセット完了です。
本来なら、SIMカードに付いてくる電話番号と製造番号を、専用の開通手続き用ページにアクセスして入力しなければならないようなんですが、私の場合はそれは不要でした。
プロバイダがOCNで、プラン追加という形の申し込みをしたためか、SIMカード到着に先立って、OCNからに既に、APN名、認証ID、パスワードがメールにて到着しており、それをヴィータさんの設定画面のAPN設定から手入力するだけでOKでありました。
ちなみにAPN設定を入力ミスしていても、3Gアイコンと電波強度表示は普通に出てくるため、アレレってならないように注意が必要です。
また、OCNモバイルONEには、LTE用のAPN名も付いてきますが、ヴィータは3Gなので、もったいないですがLTE用のAPN名は無視する事になります。
もっとも、仮に、ソニーが将来的にヴィータLTEを発売してくれたら使えそうな気がします。
いよいよ、WiFiを切って、モバイルネットワークをONにします。
WiFiの時は、モバイルルーターに接続していましたが、今回からはスマホのようにヴィータが直接3G回線でネット接続してくれるようになります。
ヴィータ内蔵の3Gの何が良いって、立ち上がりの速さはWiFiよりも遥か上で、スリープさせても、復帰後速攻で接続が回復されるさまは感動モノなんですよね。
なんたって、ヴィータ本体から直接3G回線をオープン出来るわけで、アクセスポイントを探してウロウロする必要も無いわけです。
掛け値なしにスマホに匹敵する快適さだと言えるでありましょう。
(※私のプランは月額980円のものなので、高速通信は一日30MBまでで、それを超えると23:59までは200Kbps制限になります)
記念すべき、自宅の居間からの初接続のスピードは・・・!?
しっかりFOMAハイスピード対応で1.5Mbpsという立派な数字を叩きだしてくれました!!
しかも、まるでDoCoMoが直でサービスしてるくらい安定して、ずっとメガbpsオーバーを連発してくれました。
b-mobileの1GB定額だと、朝方4:00付近とか、皆さんが寝ててかなり空いている状況じゃないとなかなかメガbpsオーバーは見られなかったので、想像の何倍もぶっとんだ感じですね。
この安定度は、OCNさすがDoCoMoと同じNTTグループ・・・とかって言ってしまっていいもんなんでしょうかね。
仙台の街中に繰り出して、お店の中や、道端でスピードテストしてみましたが、メガbspを切る事はなく、それどころか、2.2Mbpsとか、2.5Mbpsとか、DoCoMoが直でやってる勢いの高速接続が連発されます。
さっきから「DoCoMo直で」って言い方をしてますが、実は、ヴィータ3Gモデルに最初からセットで付いてきたサービスは、もちろんDoCoMo直のもので、これがめちゃくちゃパフォーマンスが良かったのです。
120日間のうち3時間だけFOMAハイスピード接続に切り替える事が可能なサービスだったのですが、b-mobileではラッキーじゃないとなかなか見られなかつたメガbpsを、時間帯など関係なくアッサリ連発しまくってて「さすが純正は違う・・・」と愕然としたもので、純正のインパクトに匹敵するOCNモバイルONEには、驚きを隠す事が出来ません!!
3G回線で音声通話は出来ませんが、それ以外は、まさにヴィータOS版スマホと言える感じ。
ちなみに、連れを待つ間、愛車のアイちゃんの3B20ガソリンエンジンを清掃しつつ、写真を撮ってツイートしていたのですが、こういう役目って、昨日までは(手持ちの情報機器の中では)断然ウィルコムW-ZERO3だったんですが、これからはスマホ・パワーを得たヴィータさんもバッチリやれる感じです。
ブラウザも、さすがに2Mbpsとか出ると、自宅で無線LAN-光接続するのと同等の体感スピードあります!!
もちろん、自宅の回線スピードのスペックとは全然違うのですが、ヴィータのソフトウェアの処理能力の問題もあり、だいたいメガbps以上が安定出ていれば、同じくらいに感じられるわけです。
androidも良いのですが、最近は、ツインスティックと背面タッチ・スクロールで絶対に「誤爆」の無い快適操作出来るヴィータの比重が上がっているため、これは嬉しい。
もともと、ヴィータ3Gは、最初にセットになっていたプランの内容が足を引っ張っただけで、しかるべきプランさえあれば、どでかい可能性を大きく花開かせてくれるスゲェ奴だったんだなぁ・・・ってのがしみじみ分かりました。
とにかく、ヴィータ買った時に、迷わず3Gモデルにしていて本当に良かったーーーー!!
やっぱりこういう気持ちにはなっちゃいますね。
(追記)
■モバイルルーターの場合
OCNモバイルONEのSIMカードを、モバイルルーター(3G)に入れてみました。
パソコンからモバイルルーターに接続して、スピードテストをしてみました。
やはり、安定して2Mbps前後出るのが嬉しい。
パソコンの場合は、いかんせん処理能力が非常に高いため、2Mbpsもの速度が出ていても、さすがに光回線での接続よりは2テンポくらい遅さを感じますが、モバイル機器においてはほぼ同等くらいの体感(十分満足)かな。
後は200Kbps時にどうなるかですが、128KbpsでもヴィータマップのGPS位置追尾に耐えたので、あまり心配してません。