2014年6月22日日曜日

PS Nowサービスから漂う、ヴィータさんの足を引っ張った「3G通信プラン」と同じ危険な香り

まだまだ確定ではないらしいですが、ついに、ソニーのクラウドゲーミングサービス「Playstation Now(PS Now)」の料金が判明しました(北米)ね。

結論から言うと、今のところ、あくまでも今のところですが、定額遊び放題は無しで、ソフトタイトル個別に課金という、ちょっとやばい結果になっています。

料金プランは、4時間、7日間、30日間、90日間に分かれています。

たとえば、一番料金の高いソフト(ファイナルファンタジー13-2)だと以下のようになっています。


■一番高いソフトの料金表(※あくまでも現時点)
期間 料金 日本円換算
4時間 4.99ドル 約510円
7日間 7.99ドル 約807円
30日間 14.99ドル 約1531円
90日間 29.99ドル 約3062円
※レートは本日現在の1米ドル=102.072063(Google調べ)


うぅうぅ・・・どうなんでしょうね。

嫌でもヴィータさんの足を引っ張った3Gプランと同じ香りが漂う感じがする。

考え方は最高に良いのに、 現実のお金儲けの段階でソニーが負けてしまう悪夢パターン。

ヴィータさんの3Gモデルは、ハードウェアは本当に良いものであり、携帯ゲーム機初の3G通信内蔵モデルとしては、歴史に残る快挙を成し遂げた名機というのは間違いないです。

問題は、ごく単純にdocomoの料金プランが悪かった(使い方と合わなかった)だけだと思う。

もちろん、現実のお金儲けを考えたら、何でも激安な夢のような事ばっかりできるわけないだろ!!と言いたい気持ちはよく分かるのですが、そこを何とかしない限りは、GoogleやAppleにはなれないんだろうな、という気はします。

ただ、このサービスは、テレビ等のゲーム機ではない機器でも使う事が出来るのです。

普通のテレビであるブラビアとか。

そういう、全くゲームをしない層から、ゲームの料金をゲットする目的なら、確かにまぁ、どうなるかチャレンジしてみる価値はあるかな?という気もします。

ゲームやらない層は、ゲームに500円なんて「大金」は頼まれても使わない気がするけど。

じゃあどうすればいいのかって言われると、やっぱり、タイトル個別に課金しなければならないのであれば、4時間はフリープレイで、気に入ったそのまま購入出来るパターンじゃないと、最低限無理かなぁと。

そんなのとっくに会議で却下されとるわ!!とかいう話なら、まぁ、その会議を突破できないと未来は明るくないのかなぁ・・・。


PS Nowというのは、そのものずはりゲームソフトのレンタルなんですね。

ただ、レンタルと言っても、「ストリーミング」のレンタルというのは、後には本当に何にもなーんにも残らないから、時間が経って遊んだ記憶が薄れたら最後、何も無かったのと同じになるんで、個人的には絶対に依存はしたくない。

ストリーミングレンタルに500円払うくらいなら、DL版のゲームソフト購入に2500円払いたい。

それが正直な気持ちなのです。