久しぶりに大型の筆記具の購入記事を書かせて頂ける時が来ました!!
プラチナ万年筆社の「ダブル3アクション・木巻き軸多機能筆記具・ウォールナット」です。
外箱はシルバーカラーの紙製になっています。
やはり箱入りの筆記具のドキドキ感は何回味わっても良いものですね。
私の中では、良いものをたとえる場合は「まるで高級筆記具のようだ」という言葉を使う事が多いのですが、筆記具は素晴らしいですね。
職人さんの卓越した技巧と、素材の良さ、美の競演。
実用出来る美術品だと思っています。
このペン軸の艶やかな美しいこと!!
どうですかこれ。
銘木ウォールナットを使用しています。
・・・プラチナ万年筆社の公式サイトの文言を借りるならば「銘木(めいぼく)とは、主に稀少価値や鑑賞価値を有する木材の総称です。建築部材、家具、筆記用具、茶道具などに使われ、古くからステータスシンボルとされてきました」という事で、並みならぬ素材である事が分かります。
分かるというか、パッと見た感じだけでも、この煌めきと来たら!?尋常じゃないですね。
あれっ!? あれっ!? 銘木のウォールナットを使用しているとしても、このとんでもない艶って何なの!?
あまりの美観にくぎ付けです。
この艶の秘密は、やはりプラチナ万年筆社の公式サイトを見て分かりました。
なんと、樹脂でコーティングする手法で作られているからなんですねぇ!
これが大ヒットですよ、大ヒット。
木軸のペンって、高精度でもって磨いて磨いて艶を出す・・・という方法が多いわけですが、そうすると一つだけでメリットが生じてしまうんですねぇ。
そう、つるつる滑りやすくなるという事なんですねぇ。
このペンは、購入させて頂く前に、お店の方に頼んでガラスケースから出してもらって書き心地等を一通り確認させて頂いたのですが、ほんの微かな粘度を持つ樹脂がほどよい抵抗を生み滑りにくくなっているのです。
これだーーっ!!
という勢いで購入です。
実はもともと、家族がですね、嬉しい事に、このペンではない別のペンを私にプレゼントしてくれる予定だったんですが、なんかそれが実際に見たら気にくわなかったらしくて急遽中止に。
しかしこのペンがキラーン!!と目に入って「これなら!!」って一気に行ったわけです。
ペンそのものが特上に素晴らしいというのもあるのですが、ここまで一気呵成の勢いで購入に至ったペンも今までなかなか無かったですねぇ!!
やはり高級筆記具というのは、心が温まってきます。
デジタル時代とは言いますが、本当に良いものが比較的手軽に身近に楽しめる筆記具は不滅ですよ。
これからも数多くの筆記具と出会いたいと願っています。