2019年5月18日土曜日

EOS KISS Mは、EOS 7D2を超えるところもある!!

EOS KISS M + EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMレンズでもって、一時間連続でライオン相手に動体の撮影をしてみました。

やはり、このカメラはめっちゃ使いやすい。

しかも軽いのは必殺的な武器になります。

延々とファインダーを見ていても腕が全然疲れない。

無理な体勢になったとしても、片手で体を支え、片手でカメラを持つような撮影であったとしても、比較的安定しているのですから、このあたりはもはやカメラスペックの数字を超えています。

全般的に、スペックで遥かに上を行くEOS 7D Mark2が欲しくなる局面は驚くほど少なかったです。

■EOS KISS Mの弱点

EOS KISS Mの弱点は、1も2もなく、その立ち上がりの遅さにあります。

ディープスリープに入ったが最後、復帰まで2秒くらいかかるし、AIサーボも安定するまで時間を要します。

この調子だと、咄嗟のシャッターチャンスで生きている、納品義務を背負ったプロカメラマンは、仕事で使うのはまだ怖い感じですね。

ただ、そこまでシビアな撮影なのが分かっているなら、最初からEOS 1DかEOS 7Dは用意するだろうから逆に問題なしという考えもありますが。


■EOS KISS Mの動体撮影の使いこなし

私は録画ボタンにAIサーボとワンショットの切替機能を設定しているのですが、これは本当に命綱です。

キヤノンのミラーレスの動体追尾(AIサーボ)は、光学ほどのキレはありません。

被写体が奥行き方向にダイナミックに動き回るような場合はAIサーボとしても、横主体であれば、ワンショットで撮る方が外れが少ない事がありますね。

色々と実践しながら自分の血肉にして行く事が必要ですね。