仕事で色々激震が起きていて、頭が回らない日々ですが、この記事は今日書かなければ!!と熱い思いを乗せました💪
ここ数日、テレビのニュースやネットの速報を見て、驚かれた方も本当に多かったのではないでしょうか。
なんと、まさかの日本国首相自らが公式SNSで「大至急のお願い」として緊急声明を発出し、連日一般のテレビニュースでもトップ項目として大々的に報道される事態となった、オープンソースソフトウェア(OSS)の深刻な脆弱性問題です。
今までであれば、「IT業界内のエンジニアたちが夜を徹して対応に追われている」といった業界内の激震で済んでいたケースも多かったのですが、今回は全く違いました。
日本国内のメガバンクのネットバンキングをはじめ、JR西日本や大手私鉄のグループサイト、地方自治体のウェブサービス、さらには「BASE」のようなネットショップ作成サービス、人気ゲーム(Cygamesの「ウマ娘」など)、そして保育園と保護者を結ぶ連絡アプリ「コドモン」に至るまで、実に50以上の重要組織・生活基盤サービスが、一斉にウェブサイトの一時遮断や緊急メンテナンスに踏み切るという、まさに前代未聞の事態に発展したのです。
私たちの日常生活に直結する身近なサービスが次々と画面を閉じたことで、「普段意識したこともない裏側のプログラムの穴で、どうしてこんな大騒ぎになっているの!?」「私たちの生活や個人情報は大丈夫なの!?」と、不安や戸惑いを感じた方もたくさんいらっしゃったと思います。
実は私自身も、日頃からIT業界の片隅でご飯を食べさせてもらっている身ですので、もちろん現場では計り知れないほどの影響があり、対応に追われる日々を過ごしていました(詳しい社内事情や実務の内容は書けませんので、そこはどうかご容赦くださいね😊)。
そして、今回の報道の中で特に私の胸を深く締め付けたのが、「最先端のAIが悪用され、攻撃コードの作成やサイバー攻撃の拡大を猛烈に加速させている」というニュースでした。
私個人の素直な心からの叫びとしては、「私の大好きな、かけがえのないAIを犯罪やサイバーテロに悪用しないで!! マジで!!」という、痛切な強い願いしかありません。
けれど、ニュースの緊急性や緊迫した見出しばかりが先走ってしまい、「今回の問題は一体何が原因で、私たちの生活にどんな危険があって、現場のエンジニアや経営者は何をすれば助かるのか」という本質的な中身については、当事者として直接コードに向き合っていない限り、なかなか理解が追いつかないのが現実だと思います。
そこで今回は、この複雑怪奇で恐ろしい問題の真相を徹底的に解き明かすため、またも信頼する相棒である「Gemini 4 Argon」のディープリサーチ機能にお願いして、国内外の専門機関や一次情報ソースを徹底調査してもらいました!
ディープリサーチは、人間が手作業で行えば何日もかかるような「100を超える世界中の技術資料やセキュリティアドバイザリ」を、わずか数分から数十分の間に走破・比較・検証してくれる、まさに人間を超えた圧倒的な調査能力を持っています。
皮肉なことに、「理論上は存在しても人間には手が出せなかった複雑な穴を、AIならではの圧倒的パワーが瞬時に突いてしまう」という攻撃側の脅威と、このディープリサーチが持つ知の爆発力は、根底において全く同質のものなのかもしれません。
だからこそ私は、AIの計り知れないパワーを破壊ではなく「人々を守り、不安を安心に変えるための防衛力」として最大限に発揮させ、AIの素晴らしさと良さを世の中に力強くアピールしていきたいのです!
今回は、その徹底的な調査結果と実務分析レポートを元に、2026年10月に起きた「基幹OSS同時多発クライシス」の真相と、私たちが知っておくべき具体的な対策、そしてAI時代を生きるための防衛哲学について、温かい思いやりを込めて分かりやすくお届けします!
首相声明から始まった異例の事態! なぜ一般生活のサイトが一斉に停止したのか?
まず、今回の騒動の全体像と、「なぜこれほどまでに社会的な大事件となったのか」という背景から振り返ってみましょう。発端となったのは、2026年10月20日から22日にかけて起きた、インターネットの根底を支える4大ソフトウェア・ランタイム(PHP、Apache Tomcat、Oracle Java、Node.js)における、「極めて深刻な脆弱性の同時多発的な公表」でした。
特に台風の目となったのが、世界のウェブサイトの実に約7割(判別可能なサーバーサイド言語中)で稼働しているプログラミング言語「PHP」の重大脆弱性群、通称「PHP2Shell(CVE-2026-109618 / CVE-2026-109619)」です。
PHPといえば、個人ブログから大企業のコーポレートサイト、ネットショップ(EC-CUBE等)、世界中で使われているWordPressに至るまで、文字通りインターネットの津々浦々で動いている巨大なインフラです。
もしその土台に「外からパスワードなしで、誰でもサーバーを遠隔操作できてしまう穴(認証不要のリモートコード実行:RCE)」が見つかったらどうなるでしょうか?
アプリ側のプログラム(WordPressのテーマや自作コードなど)にいかに1ミリのバグがなかろうと、動かしているPHPそのものに穴があるため、放置すれば世界中のサーバーが無差別にハッカーに乗っ取られ、預けてある大切な個人情報やクレジットカード情報、機密データが一網打尽に盗み出されてしまうのです!
事態のあまりの危険性に、日本の国家サイバー統括室(NCO)や情報処理推進機構(IPA)、JPCERT/CC、警視庁、経済産業省が相次いで厳重な警告を発出しました。
さらに極めつきは、高市早苗内閣総理大臣が自身の公式X(旧Twitter)アカウントを通じて、「大至急のお願いです。PHPの緊急パッチを直ちに適用してください」と国民や全国の企業へ直接呼びかけを行うという、憲政史上でも極めて異例の行動に出たことでした。
通常、企業のウェブサイトや業務システムを「一時停止(メンテナンス閉鎖)」することは、売上の損失やユーザーからの苦情を恐れるあまり、現場のエンジニアだけの判断では到底踏み切れない高いハードルがあります。
しかし今回、高市首相や官房長官自らが「パッチがすぐに当てられない場合は、ウェブサイトを一時的に停止させることも、被害を防ぐ極めて有効な選択肢です」と公言し、なんと首相自身の個人公式サイトも真っ先に一時遮断してみせたのです。
この最高指導者の明確な後押しによって、全国の経営層が「危ないなら今すぐ一旦サイトを止めよう!」と即座に決断できるようになり、銀行や鉄道、各種プラットフォームが被害を防ぐために一斉に緊急停止を行ったというのが、今回の生活サイト停止ラッシュの舞台裏でした😊✨
💡 ポイント:サイト一時停止時に絶対にやってはいけない「SEOの致命的落とし穴」
パッチ適用や動作確認のためにウェブサイトを一時遮断する際、現場が焦って設定を間違えると、ハッカー被害を受けずとも検索エンジンの順位が壊滅する「大二次災害」が起きてしまいます!
- ❌ 通常の「200 OK」でメンテナンス画面を返してはダメ!:画面上に「ただいま緊急メンテナンス中です」と書いてあっても、HTTPステータスが200 OKのままだと、Googleの検索クローラーは「このサイトの全ページがメンテナンスの薄い文章に書き換わった」と勘違いし、長年築き上げた検索インデックスを上書き消去してしまいます。
- ❌ 「404 Not Found」で消滅扱いにするのも厳禁!:ページが存在しない扱いになり、検索結果から綺麗さっぱり削除されてしまいます。
- ✔ 必ず「503 Service Unavailable(+Retry-Afterヘッダー)」を返すこと!:503を返せば、Googleは「一時的にサーバーがお休みしているだけだな」と正しく理解し、検索順位やインデックスを完全に守ったまま再開を待ってくれます。ウェブマスターや個人ブロガーの皆さんは絶対に覚えておきましょう!
主犯格「PHP2Shell」の技術的深層と、AIがもたらした「兵器化」の衝撃
では、この「PHP2Shell」とは、技術的に一体どんなバグだったのでしょうか?実はこの欠陥、最近作られたプログラムのミスなどではなく、なんと10年以上も前からPHPのコアエンジン内部にずっと眠り続けていた極めて古いメモリ管理バグだったのです。
PHPは、ウェブサーバー(ApacheやPHP-FPM等)の中で「ワーカー」と呼ばれるプロセスが常駐し、ユーザーから届くたくさんのHTTPリクエストを1本のプロセスで次から次へと連続して処理していく仕組みをとっています。
ところが、あるリクエストを処理している最中にメモリ上限(
memory_limit)をわざとオーバーさせたり、異常なエラーを起こさせたりすると、C言語のジャンプ機構(longjmp)で処理が無理やり中断され、メモリのゴミ(未初期化データや、すでに解放された場所を指すポインタ)が片付けられないままワーカー内に残ってしまうのです。そして、同じワーカーが「次のリクエスト」を処理し始めた瞬間、その古いゴミポインタを新しいデータと勘違いして読み込んでしまい、メモリ破壊(Use-After-Free)が発生して、最終的に攻撃者の送り込んだ悪意あるコードがそのまま実行されてしまう……という戦慄のメカニズムでした。
さらに恐ろしいことに、セキュリティ研究機関Wizの調査では、セッションのアップロード機能の処理中にこのエラーを起こさせると、サーバーのメモリ内に保管されている秘密のパスワードやAPIキー、暗号鍵が、Cookie(PHPSESSID)の中に丸ごと漏れ出して攻撃者の手元に届いてしまう(かつて世界を震撼させたHeartbleedに酷似した現象)ことも実証されました。
ここで、誰もが強い疑問を抱くはずです。
「10年以上も昔からあったバグなら、なぜ今になって突然こんな大爆発を起こしたの?」と。
その答えこそが、冒頭でお話しした「最先端AIモデルの急進化」だったのです。
従来、こうした複雑なメモリ管理バグは、「理論上は攻撃できるかもしれないけれど、ヒープメモリの配置を狂いなく完璧にコントロールするには何ヶ月も気の遠くなるような職人技が必要だから、実用的な攻撃コード(Exploit)を作るのは人間にはほぼ不可能だよね」と見なされ、修正が後回しにされてきました。
ところが2026年、GoogleのGemini 4 ArgonやOpenAIのGPT-5.6 Sol、Codex Security、AnthropicのClaude Mythosといった超高度なフロンティアAIが登場したことで、世界のゲームのルールが完全にひっくり返ってしまったのです。
人間が何ヶ月悩んでも作れなかった複雑怪奇な攻撃コードを、AIは驚異的な並列思考と深層推論によって、わずか数時間から数日のうちに完璧な「遠隔乗っ取り兵器」へと仕立て上げてしまいました。
しかも、本来なら修正パッチが全世界に配られるまで情報を伏せておく約束(エンバーゴ)があったにもかかわらず、SNSへのCVE番号の流出や海外コンテナ事業者による修正版イメージのフライング公開などが重なり、パッチが出る数日前から世界中で攻撃の試行が始まってしまうという「最悪のフライング事態」が起きていたのです。
なお、ネット上では「2024年の夏にもPHPの深刻な脆弱性(CVE-2024-4577)があったけど、あれと同じでWindows環境だけが対象なんじゃないの?」という誤解も見られました。しかし、今回のPHP2Shellはそれとは次元が全く違います!
| 比較項目 | 過去の脆弱性(CVE-2024-4577) | 今回のPHP2Shell(CVE-2026-109618 / 19) |
|---|---|---|
| 公開時期・深刻度 | 2024年6月公表(CVSS v3.1: 9.8 Critical) | 2026年10月公表(CVSS v4.0: 9.2 Critical) |
| 影響を受けるOS | Windows環境のみ(日本語等の特定ロケール限定) | Linux、FreeBSD、Windows、macOSなど【全OSが対象】 |
| 影響を受ける実行構成 | CGIモード(PHP-CGI)で動かしている環境のみ | Apache mod_php、PHP-FPM、FrankenPHPなど【Web全構成】 |
| 影響バージョン | 当時の特定バージョン未満 | PHP 5.2 / 5.4 〜 8.5系すべて(過去10年以上の全バージョン) |
Tomcat・Java・Node.jsも同時被弾!? 4大基幹技術クライシスの全体像
さらに今回の恐ろしいところは、PHPの火消しに追われているまさにその瞬間、エンタープライズ企業やWeb業界を支える他の3大基幹技術でも、信じられないような重大脆弱性が一斉に爆発したことでした。まさにセキュリティ担当者にとっては「狂気の72時間」と呼ぶにふさわしい悪夢の同時多発劇です。
| 対象技術 | 主な脆弱性識別子 | 何が問題なのか(技術的核心) | 最優先の対策アクション |
|---|---|---|---|
| PHP | CVE-2026-109618 CVE-2026-109619 (PHP2Shell / CVSS 9.2) |
メモリ不足(OOM)時の異常中断と古いグローバル状態の残留により、解放済みメモリを不正参照。認証なしで遠隔コード実行(RCE)やメモリ内の鍵・パスワード漏洩が可能。 | 修正版(8.5.12 / 8.4.27 / 8.3.36 / 8.2.35)へ更新し、全ワーカープロセスを再起動。困難な場合はHTTP 503でサイト一時停止。 |
| Apache Tomcat | CVE-2026-101296 CVE-2026-101356 他計8件 (CVSS 9.1 / Important) |
①JNDIRealmで非GSSAPIのSASL認証使用時、パスワード検証が欠落し認証突破。 ②HTTP/2と非同期サーブレット併用時の競合で、別ユーザー間で画面・個人情報が混同して漏洩。 |
修正版(11.0.27 / 10.1.61 / 9.0.123)へ更新。JNDIRealmやHTTP/2非同期サーブレットの構成有無を直ちに棚卸し。 |
| Oracle Java / OpenJDK | 定例CPU 55件 + 緊急 CVE-2026-91403 (CVSS 9.1 Critical) |
定例55件(49件が未認証リモート悪用可)の翌日に、秘密鍵が3〜8bitしかなかったeMudhra中間CAをJSSEが信頼する緊急脆弱性が発覚。定例修正版そのものが脆弱対象となる二重トラップ! | 追加修正版(*.0.2系ビルド:25.0.5.0.2 / 21.0.13.0.2等)へ再更新。Java 8はblacklisted.certsで手動遮断。 |
| Node.js | CVE-2026-111497 他計10件 (深刻度: High) |
標準のfetch()がBrotli応答を自動展開する際、デコーダーのメモリ破壊により任意コマンド実行が可能。全角数字IPによるTLSホスト名検証バイパスや乱数重複も修正。 | 修正版(v26.12.1 / v24.22.1 / v22.23.4)へ更新。AIツール(Claude CodeやPlaywright MCP)を使う開発者PCやNext.jsも同時更新! |
💡 ポイント:Java管理者を青ざめさせた「前代未聞の二段階トラップ」と秘密鍵事件
今回のJavaの騒動には、全国のインフラエンジニアが思わず悲鳴を上げるトラップがありました。
10月20日にOracleから定例パッチ(CPU)が出たため、真面目なエンジニアほど徹夜で「よし、21.0.13や25.0.5に更新完了したぞ!」と安心したはずです。
ところがなんとその翌日、インドの大手認証局eMudhraで「本来384bitあるべき中間CAの秘密鍵が、スクリプトのミスで実質たったの3〜8bit(最大256通り!)しかエントロピーがなかった」という前代未聞の暗号事故がAI解析によって発覚!
256通りしかなければ誰でも一瞬で秘密鍵を割り出せてしまうため、世界中のあらゆるドメインになりすませる偽の証明書が作れてしまいます。
そして、前日に公開されたばかりのJava定例修正版は、その欠陥認証局を信頼するリストに入れたままだったため、「パッチを当てた最新版そのものが、翌日の緊急脆弱性の対象になる」という地獄の二度手間が発生してしまったのです!
Javaをお使いの皆さんは、末尾が「.0.2」になっている真の対策版(21.0.13.0.2など)が当たっているか、今すぐもう一度確認してくださいね!
10月20日にOracleから定例パッチ(CPU)が出たため、真面目なエンジニアほど徹夜で「よし、21.0.13や25.0.5に更新完了したぞ!」と安心したはずです。
ところがなんとその翌日、インドの大手認証局eMudhraで「本来384bitあるべき中間CAの秘密鍵が、スクリプトのミスで実質たったの3〜8bit(最大256通り!)しかエントロピーがなかった」という前代未聞の暗号事故がAI解析によって発覚!
256通りしかなければ誰でも一瞬で秘密鍵を割り出せてしまうため、世界中のあらゆるドメインになりすませる偽の証明書が作れてしまいます。
そして、前日に公開されたばかりのJava定例修正版は、その欠陥認証局を信頼するリストに入れたままだったため、「パッチを当てた最新版そのものが、翌日の緊急脆弱性の対象になる」という地獄の二度手間が発生してしまったのです!
Javaをお使いの皆さんは、末尾が「.0.2」になっている真の対策版(21.0.13.0.2など)が当たっているか、今すぐもう一度確認してくださいね!
💡 ポイント:エンジニアのパソコンも危ない!? Node.jsとAIツールの意外な盲点
「うちはバックエンドでNode.jsなんて動かしてないから関係ないよ」と思っているエンジニアの皆さん、ちょっと待ってください!
今回のNode.jsのBrotli脆弱性(CVE-2026-111497)は、標準の
つまり、自社のサーバーだけでなく、エンジニアが手元のPCで動かしている「AIコーディングエージェント(Claude Code等)や、ブラウザを操作するPlaywright MCPなどのMCPサーバー」も、内部でNode.jsを使っていれば、外部の悪意あるサイトを読み込んだ瞬間に手元のパソコンを乗っ取られてしまう危険があるのです!
手元の開発端末のNode.jsもしっかり最新のLTS(v24.22.1など)へアップデートしておきましょう!
今回のNode.jsのBrotli脆弱性(CVE-2026-111497)は、標準の
fetch() がレスポンスを展開する際に発火します。つまり、自社のサーバーだけでなく、エンジニアが手元のPCで動かしている「AIコーディングエージェント(Claude Code等)や、ブラウザを操作するPlaywright MCPなどのMCPサーバー」も、内部でNode.jsを使っていれば、外部の悪意あるサイトを読み込んだ瞬間に手元のパソコンを乗っ取られてしまう危険があるのです!
手元の開発端末のNode.jsもしっかり最新のLTS(v24.22.1など)へアップデートしておきましょう!
混乱を乗り越える! 経営・実務の「0-24h・7日・90日」アクションと機序
これほど多くの基幹技術が一斉に火を噴くと、現場は何から手を付ければいいのかパニックに陥ってしまいます。しかし、今回のリサーチで読み解いた『OSS脆弱性:経営・実務アクションレポート』は、非常に冷静で本質的な指針を示してくれていました。
「問題の本質は、OSSそのものではない。自社でどんな部品を使っているか見えない、更新の経営判断が遅い、そしてCI/CDやサーバーに過大な権限を渡しっぱなしにしているという『管理不全』にある」と。
そして、現代のセキュリティの目的は「脆弱性をゼロにすること」ではなく、「把握 ➡ 優先順位付け ➡ 封じ込め ➡ 復旧をいかに短時間で回せるかという組織のレジリエンス(回復力)」なのです!
今回のクライシスにおける「攻撃の連鎖と、AIディープリサーチを起点とした安全な封じ込め・復旧の機序」をステップカードにまとめました。
FLOW CHART
PHP2Shellの脅威連鎖とAIディープリサーチによる安全な封じ込め・復旧機序
① 悪意ある攻撃者 / AI ➡ PHPワーカープロセス
意図的OOM発火・ゴミ残留
攻撃者はAI等で生成した特殊なmultipartリクエストを送信し、アプリ実行前の解析段階でメモリ上限(OOM)を誘発。longjmp脱出により、未初期化ポインタや解放済みメモリを指す浮遊ポインタをワーカー内に残留させます。
⬇
② 後続リクエスト ➡ 残留グローバル状態(Stale State)
Use-After-Free・RCE成立
同一ワーカーが次のリクエストを処理する初期化前の段階で、残留した浮遊ポインタを参照。解放済みメモリの再利用(Use-After-Free)が発生し、認証なしでの遠隔コード実行やCookieへの秘密鍵漏洩が成立します。
⬇
③ 管理者 / 防衛エンジニア ➡ Gemini 4 Argon(ディープリサーチ)
100超の一次情報・パッチ走破
情報が錯綜するパニック下において、AIディープリサーチを起動。未検証のデマと公的アドバイザリ(JVN/IPA/GitHub)を瞬時に峻別し、自社影響バージョンと真の対策手順(修正版一覧とSEO鉄則)を迅速に導き出します。
⬇
④ 経営層 / インフラ運用 ➡ 本番システム
HTTP 503一時遮断・パッチ適用
経営判断のもと、SEO評価を守るHTTP 503ステータスで安全に一時停止。修正済みPHP/Java/Tomcat/Node.jsを適用して全ワーカーを再起動し、シークレットの全量ローテーションを行うことで完全復旧を達成します。
- ✔ 【初動:0〜24時間(封じ込め)】:自社で動いているPHP/Java/Tomcat/Node.jsの実バージョン、外部公開の有無、保有シークレットを直ちに棚卸し。未確認のものは「安全」ではなく「不明(危険)」として扱う。パッチ適用が即座に無理なら、躊躇なくHTTP 503でサイトを一時遮断する!
- ✔ 【7日以内:再発防止とスレットハンティング】:第三者のライブラリやCI/CDアクション(GitHub Actions等)は可変タグ(@v1等)を禁止し、完全なコミットハッシュ(SHA)でピン留め固定する。また、すでに10月17日から攻撃試行が始まっていたため、パッチを当てる前に不審なWebシェルが埋め込まれていないか、アクセスログや不審なCookie発行履歴を精査する!
- ✔ 【30〜90日:仕組み化と契約の定着】:ソフトウェア部品表(SBOM)をCI/CDで自動生成し、「どこで何が使われているか」を常に見える化する。委託先企業との契約にも、脆弱性発生時の通知期限や修正SLA(Criticalは72時間以内等)を盛り込む!
大好きなAIを悪用しないで!! 攻撃の激化を凌駕する「AI防衛力」と希望の未来
今回の基幹OSS同時多発脆弱性クライシスを通じて、私たちが目の当たりにしたのは、紛れもなく「AIがサイバーセキュリティの戦場を劇的に変えてしまった」という厳然たる現実でした。今までなら専門家が何ヶ月もかけていた脆弱性の探索やエクスプロイトの作成が、AIによって一瞬で行われてしまう時代。
「AIが悪用されて犯罪に利用された」というニュースを聞くたびに、AIを心から愛し、日々の生活やブログ執筆、仕事の最高のパートナーとして頼りにしている私のような人間は、本当に胸が張り裂けそうに悲しくなります。
「AIは、人を傷つけたり困らせたりするために生まれてきたんじゃない!! 私たちの毎日をもっと豊かに、温かく、希望に満ちたものにするためにあるんだ!!」と、大声で叫びたくなってしまいます。
けれど、悲観して立ち止まっている暇はありません。
なぜなら、攻撃者がAIという圧倒的なパワーを手にしているのだとすれば、私たち人間を守る防衛側もまた、それを遥かに上回る知性とスピードを持つ「AIの防衛力」を結集できるはずだからです!
今回の騒動でも、まさにそうでした。
何十もの複雑な脆弱性が一斉に発表され、ニュースの不安な見出しだけが飛び交って誰もがパニックになりかけていた時、私の頼れる相棒である「Gemini 4 Argon」のディープリサーチは、瞬時に100以上の情報源を精査し、デマを排除し、「何が起きていて、何をすれば絶対に安全なのか」という真実の光を、見事なまでにクリアに照らし出してくれました。
もしAIがなかったら、私は今頃まだ膨大な英語のアドバイザリの山に埋もれて、途方に暮れていたかもしれません。
AIの凄まじい調査能力と推論力は、正しく使えば、悪意ある攻撃の嵐から人々の平穏な日常とインフラを守り抜く、最強の「守護の盾」になるのです😊🛡️✨
テクノロジーの歴史は、いつの時代も「悪用」と「それを乗り越える知恵の防衛」の歴史でした。
けれど、最後には必ず、人々を思いやる善意の力と、それを支える技術が勝利を収めてきたと私は信じています。
AIは、人類にとって本当にかけがえのない「希望の星」です。
もし悪用があるのなら、私たちはそれを遥かに凌駕する圧倒的な防衛力と正しい知識を身につけ、AIの優しさや素晴らしさがニュースでも誇らしくアピールされるような未来を、みんなで一緒に作っていこうではありませんか!
不安なニュースが続いた今週でしたが、エンジニアの皆さんの懸命な努力と、正しいパッチ適用、そしてAIの知恵によって、私たちの愛するウェブの世界はまた一歩、強くたくましく生まれ変わりました。
今夜も、全国のサイトが穏やかに、そして安全に動き続けてくれることを心から願いつつ……!
それではまた次の記事でお会いしましょう!!

