2014年11月16日日曜日

EOS KISS X7、こんな良いカメラ使った事ない

EOS KISS X7を購入させて頂いてしばらく経過し、それなりに撮影回数が多くなって来ましたが、このカメラ本当に素晴らしいです。

正直、こんな良いカメラ使った事ない!くらい言えちゃう勢いです。

寒くなった東北の晩秋(というか初冬)の朝、今年最後の紅葉のつもりで撮影に出掛けましたが、そこでやはりKISS X7の凄さを再認識させられました。


レンズ「EF-S 24mm F2.8 STM」という、とびっきりの存在があるというのも重要な話なんですが、EOS KISS X7は、とにかく機材全体もコンパクトに済ませられるので、三脚を使いたいような場面であっても、まるで、ただ観光に来ただけのような気軽さと軽快さでもって、あちこち移動できて嬉しい。

EOS KISS X7自体も、とても小さいというのに、古き良き一眼レフの機械動作の情感を備え、最新世代のタッチパネル操作まで快適という、こんな事があっていいのか、という感動の塊みたいなカメラです。


EOS KISS X7が凄いのは、体が小さいカメラなのに、驚くほど不便さを感じず、撮影の楽しさがどんどん膨らんで来る点にあります。

機械キーの基本操作は、シャッターボタン、電子ダイヤル、絞りボタンでシッカリやれるんですが、どうしても足りないボタンもあるし、無理な体勢での撮影は機械キーに指が届かなくて辛い思いもするでしょう。

そんな時に優れたタッチパネルが、ヒーローよろしく助けに来てくれて、全部解決してくれる!!というのがEOS KISS X7なんですね。

あと、寒くて指がうまく動かなくなっても、指一本ソフトタッチで全部やれるタッチパネルがあれば問題なしというのが、実際に現場で分かってもうX7さまさまです。

絞りもフリックでF/2.8からF/22まで一気にスゥーーーっと変えられたりして、実はEOS 7Dよりも快適なプロ機なんじゃないの?とか思ったりする勢いです。


あと、一眼レフファインダーに接眼しなくかったりする時には、迷わずライブビュー。

今まで(EOS 7D)の時は、個人的に、拡大MFや、アングル的にしょうがない時に使うサブ的なファインダースクリーンでしたが、EOS KISS X7はもう全然違う。

ハイブリッドCMOS AF2の威力爆発で、液晶上のAFまでもが快適。

親指AFに設定してると、ピント合わせたい位置をタッチするだけで、AFフレームがそこに移動するんですね。
あとはAFボタン押し込むと、そこにAFが行くわけですが、これがもう実用的に速くて快適。

EOS KISS X7は、機械キーがしっかりした上で、液晶・タッチパネル系も快適という、ダブルパワー(?)が、まじめに本当にすごい。


寒くてもう体が固まりそう・・・って状況(東北は、これからどこで屋外撮影してもそうなる)でも、EOS KISS X7は、カメラの重さを全く気にしなくて良いからどんどん撮影出来るのもやはり大きい。

AFの動体追尾能力とか、ボディの耐久性とか、シビアに使うプロの要求とは合わないのは分かっているのですが、どんな時も嫌にならず軽快に撮影出来て、機械キーとタッチパネルのコンビネーションもバッチリで新世代の操作性を実現しているこの小さな巨人は、大したものです。

EOS KISS X7があんまり素晴らしいので、もう大きいカメラ買いたくない気持ち。

もしもEOS KISS X7の設計者に会えたら、肩もみしたいくらい、このカメラ本当に気に入ってます。
作ってくれた人ありがとうです。

それと、キヤノン、冗談でも何でもなくてEOS KISS X7ベースのプロ機を是非作って欲しい

作るのは無理なくらい難しいのは分かるけど、気持ちはこうなんです。


・ちょっと紅葉写真

最後に、EOS KISS X7とEF40mm F2.8 STMで撮影した紅葉写真です(この写真撮った時は、EF-S 24mmは間に合わなかった)。
紅葉の葉っぱ1枚とか、普通に撮ってもなぁと、最初の2枚は、手持ちのグラス越しに撮影してみました。

EOS KISS X7は、震災の後、ドラマチックな災害写真ばかり要求されて心が折れ、もう写真もカメラも情熱がトロ火だわ・・・という状況を、一気にV字快復させてくれた、本当に本当にグレートなカメラ。

EOS KISS X7、(に限らないけれど)一生大切にする!!