2016年12月20日火曜日

出撃!! EOS 7D Mark2 即実践投入!!

いよいよ発売から2年の時を経て購入する事が出来た感動のカメラEOS 7D Mark2ですが、朝イチで受け取り、ブログ用の写真を撮った後すぐにノーテストで実践投入しました。

バッテリー充電する時間が無かったので、16GBのCFカードと共に初代EOS 7Dのものを流用。

操作方法は、事前にCAPAのスーパーブックとダウンロード版の操作マニュアルを熟読していたので問題ありません。

あいにくの曇天の光量不足でしたが、高感度特性がかなり向上したMark2の実力を知るチャンスでもあり、逆に良い事かなと思いながら八木山動物公園に行って撮影。


最初はEF50mm F1.4 USMレンズで撮影。

ウサギの植木(?)がクリスマスバージョンになっていました。

EOS 7D Mark2は、シャッターの音などフィーリングが本当に素晴らしい!!

カメラの手触りや各部の操作の上質感も素晴らしいですが、フィーリングが心に響いてきます。


EF70-200mm F2.8L IS II USMレンズで撮影。

キリンとシマウマで四角形のフォーメーションが出来ており笑顔。

Mark2を信じ、従来は日中では絶対に使わなかったであろうISO感度640を使いました。

テストではなく、ガチガチの本撮影の日中で640というのはかなりの事ですが、さすが、一つでも極めて優秀なDiGiC-6をデュアル搭載の繊細な制御力。
当時の新製造プロセスを投入したと言う、2020万画素デュアルピクセルCMOSも良い仕事。

暗い冬季の曇天の雰囲気も良く出ていると思います。


一刻も早く、EOS 7D Mark2が誇る超高速レスポンスを体験したく、池のかもちゃんを撮影してみました。

Mark2、すごい、すごい、すごいーーっ!!

被写体の動きをまず目で見てからシャッター切るので、普通はもう動きが終わった後が写る感じでしたが、Mark2は、なんと間に合って写る!!

フィーリングの素晴らしさは、もう身も心もとろけそうで、もーこんなカメラあっていいの!?

しかも、レリーズタイムラグがですね、あの電撃的なレスポンスを誇る初代7Dさえも、あの初代さえも超える55ms(!!!!!)

像の消失時間なんて、人間が筋肉の限り高速まばたきしたくらいに短く、ほぼ消失しないと言っても良いくらいです。


速い速い速い、すごい、すごい、すごいーーーっ!!!!

EOS 7D Mark2の視野率100%ファインダーは、ただ100%というだけでなく、まるで自分の目そのままであるかのように鮮明に被写体を見る事ができて、震えが来るくらい感動します。


シャッターを切っても、像の消失がほぼないから、どんどんシャッターを切っても遮られる事なく、動くさま全てを目で見続けながら撮る事が出来る!!

カメラに伝わる手ごたえ、音、タッチ、全てが心の中に染み込む上質感。


測距エリアは、シャッターボタンから指を離す事なく(!!!!)専用レバーでトントン拍子に「仕様変更」して行けるようになってて、ホントに感動の涙が流れた!!!!!

たとえば、最初15点ゾーンを選んでみて、ちょっと測距点が多すぎると感じたら、パッとすぐ次に変更出来る。
レバーを動かしてトントン拍子。

適切な設定にパッパパパと切り替えて行けるので、あまりの気持ち良さに「おおおおおお」と声が出てしまいました。


次はいよいよレッサーパンダ!!

かなり薄暗い状況でしたので、躊躇なくISO感度1000にアップ。

ここで是非とも声を大にして言いたい!!EOS 7D Mark2は、なんと、ISO感度変更に(設定で)私が大好きなEOS KISSの操作性を使う事が出来るんです!!

背面の大型サブ電子ダイヤルの中央にあるポッチ[SET]ボタンを、「押している間だけ」メイン電子ダイヤル回転によりISO感度をバココココと変化させられるんです。

くどいけど、EOS KISSが大大好きな私は、「これってKISSのAvボタン+電子ダイヤル方式やーー」ともう嬉しくて舞い上がりそう。

やってくれるぜMark2!!


これは、レッサーパンダが一瞬だけやってくれたポーズ。

あっと思って慌ててシャッター切ったんですけど、ホント急だったんで、写るのに間に合うわけねーし、AFだって外れてるに決まってるよね・・・と思ったら、間に合うしAFもヒットしてて「Mark2すげーーーーー」ってなってしまった。

ちなみにISO感度2000に上げてます。

いくら薄暗い場所とは言え、日中でISO感度2000に設定してしまうとは・・・心理的にも今までならやろうとも考なかったですね。


今までは撮る事も思いつかなかった、レッサーパンダの数々のポーズ。

「あっ!」と思ってからシャッター切って、写るのが間に合うのがMark2の超絶パワー。

激しく動き回る被写体を撮るのが、こんなに楽しいもんだったのか!?

普通は、うわぁうまく撮れるかなぁって緊張感でガクガクしてたですよ。

初代EOS 7Dは安心していられたけれど、さらにそこを上に超えて生まれて初めて、動く被写体撮るのがメラメラに楽しいと思えちゃった!!


奥から手前にかなりの速度で突進して来るレッサーパンダ!!

初代EOS 7Dからして既にバッチリではあったものの、Mark2はさらにISO2000という高感度で綺麗に撮れて、AFシステムが国家機密みたいなオーバーテクノロジー的なものに進化してるので、安定度がハンパないでぇ。

初代7Dも言う事は無かったので、Mark2も、そりゃ言う事は無いです。


EOS 7D Mark2の余裕は、とても語り尽くせないものがあります。

操作性が、ホント芸術的に極上で、とろけそう。

EOS 7D Mark2は、まるで知性を持った存在であるかのように被写体を的確に捉えてくれるけど、そこに、「あっここは違うな」とか、自分の意志を余計な感じだろうと何だろうと横からバンバン挟み込んでいける。

どっちが主従とか関係なく、EOS 7D Mark2と人間がまさにコンビを組んで撮影に取り組んでいる・・・この一体感と充足感は一体何と表現すればいいのか。


高速ターン、流れるしっぽ、レッサーパンダの魅力をあますところなくMark2は捉えてくれる!!

撮影しててそのあまりの楽しさにウキウキ踊り出したくなる!!

いやそれはホントに踊りながらは撮れないけど、そのくらい楽しいって気持ちなんですけど、こんなん衝撃の初めて体験だわ。


激しく動くレッサーパンダのその動きを好きなだけ撮れる感じ!!

しかも何と言ったらいいのだこのブ厚い満足感。

芸術的な機械動作と光学の美を生み出すMark2、このカメラと時間を共にすると、もう道具とかじゃなくて「童心に帰って、二人で野原を駆け回っている」感。

細かいスペックもそれはもうMark2は鬼のように凄いんだけど、そのさらに上位の概念である「ただ、ひたすら楽しい!!」


ひとやすみ中のレッサーパンダ。

静と動を思うがままに操りながら撮れるのもEOS 7D系の美点。

初代EOS 7Dでは、もう一眼レフの終着駅に到着したと思ったけど、Mark2はさらに銀河鉄道となってアンドロメダ銀河に旅立ってしまった感じ。


トラの背景を真っ白に飛ばして、カードか何かの絵柄っぽさを狙ってみました。

難しいシーンも安定して撮れるなぁ。

映像エンジンDiGiC-6は、ご存知、めちゃくちゃに優秀な映像エンジン。
そのド外れた実力は、既にPowerShot G5X、PowerShot SX710HSで思い知っているけれど、EOS 7D Mark2はよりによってそのDiGiC-6を何と2基も搭載してるんですよね。

凄すぎてちょっと変な汗が流れますね。


トラは貫禄ある動きなので、レッサーパンダみたいな手の付けられない動きではないけど、奥から手前に歩いて来るシーンをここまで心の余裕をもって撮れるのは嬉しい。

あとかなり大きな事だけど、Mark2はシャッター音が上質なので、お客様が沢山いらっしゃる所でも初代EOS 7Dよりはかなり気がラク。

初代7Dももちろんもちろん素晴らしいサウンドなのだけど、ちょっとこうドカッと力強過ぎるかな?という部分はありますね。


最後は可愛いプレーリードッグ。

なんか、もっと細かいスペックの話を書きたいと思ったけど、撮っててひたすら楽しく楽しく楽しかった思い出がよみがえり、Mark2楽しい、すげぇ、ウキウキーッという記事になってしまいましたね。

しかし、このカメラ作ってくれた方々、あんまり凄すぎちゃって、頭が下がるというよりも、頭下げるのも忘れて驚きで固まって動けなくなる感じ。

EOS 7D Mark2作ってくれて、ありがとう、ありがとう!!