2009年12月5日土曜日

各世代コンピュータ思い出話

今回の記事は、各世代のコンピュータの思い出話を書かせて頂きたいと思います。

■コンピュータの可能性を感じた、シャープのポケコンPB100■


生まれて初めて私が「コンピュータって、なんか良いもんだのぉぉ」と思ったマシンです。
友達が電卓代わりに持っていたのですが、そればっかりではなくて、暇さえあればBASIC言語でゲームプログラムを組んでいましたねぇ。
液晶が一行表示だし、内蔵された英数字しかキャラに使えないので、開発側もゲームプレイヤーもかなり高度なイマジネーションが必要なんですが、そこが逆に魅力的でした。
私のモバイルマシン好きは、この友達とPB100がキッカケだったりするかも。

■ゲームの可能性を感じた、NECのPC8801 Mark2 SR■

今でこそパソコンは安くなってますが、クルマの次くらいにデカイ買い物だった時代もあり、ましてや子供が自分のものに出来るなんて、当時は親が相当な理解者か金持ちじゃないと無理。
そんな中、友達がこれを持ってまして、使わせてもらうために遠距離を歩いて通いましたっけ。
BASICでプログラムを作りたかったんですが、ハマったのはゲーム。
特に「ジーザス」の美しいグラフィックスは今でも強烈に印象に残ってます。ハードウェアの色数は8色だけなのですが、タイリングパターンによって多彩な表現をしており、個人的には「夢のマシンの象徴」みたいなものでしたねぇ。
ゲーム機とは違って、プログラミング環境とゲームが混在しているのが羨望の的でしたね。

■任天堂が生んだ「コンピュータ」、ファミリーコンピュータ■

任天堂というと、世界トップクラスのゲームメーカーでありながら、DSやWiiの超ヒットによって、ゲーム以外の要素も開拓したイメージがありますけれど、実のところファミコン当時は「うちのコンピュータは、ゲームばっかりじゃないよ」と猛烈にアピールしてるメーカーだったんですよね。
そもそもゲーム機の名前からしてそうだし。
ファミコンディスクシステム、ファミリーベーシック、オンラインシステムなどなど、パソコンが欲しくてもなかなか買えない世代には直撃モノの提案がズラリでしたね。
しかし、私の周りは、次々とパソコンに旅立ってしまったんで、このあたりの話が誰とも広げられずに寂しかった思い出があります。
ゲームは、時代に関係なく面白い名作が多いですね。今プレイしても、すぐにハマるソフトぞろい
実は、ファミコンやディスクシステムのゲームを今からプレイ開始したタイトルも何本かあります。
ゆくゆくはこのブログでも書かせていただきたく思っております。

■どうなったコア構想!? NECのPCエンジン■

ゲーム機とパソコンを融合する夢を与えてくれたと言えば、NECのPCエンジンです。
特に、CD-ROMやパソコンとの連携を高らかに歌い上げながら、当時押しも押されもしないパソコンの王者NECが参入したわけで、あまりの興奮に夜も眠れずにいた思い出が蘇ります。
しかし、その「コア構想」は良いですが、冷静に考えるとパソコンとの連携って具体的に何?という状況であり、やっぱり有耶無耶で終わってしまった感がありましたね。
痛かったのは、CD-ROM。
欲しかったのですが、コア構想どうなった・・・ゲームしか出来ないのに6万円くらいしてたんです。当時は「む、無理」。
これがきっかけでゲーム機に一時的に見切りをつけ、ついにあのマシンに行く私でした。

■全ての始まり、永遠の名機。伝説のシャープX68000■

仕事の進路すら決定した、個人的に永遠にして最高のコンピュータ
「X68000のようなマシンだ」というのは、私にとっては最高の賛辞であり、その名前そのものが特別な存在です。
とにかく、ここまで「夢」を与えてくれたマシンは無いです。単にスペックが高いというだけでなく、買ったその時から、X-BASICという、C言語と同様の構造を持ったオリジナルのプログラミング言語が付属しているのが大きかったですね。
今では到底考えられない事ですが、マイクロソフト陣営に、自社オリジナルでもって、まさかの本気で勝ちに行った、無謀だけど偉い!!マシンでもあったわけです。
とにかく、生きたプロジェクトXと言っても過言ではないマシンで、そのツインタワーデザインと共に、個人的には、未だに国産コンピュータの誇りの一台。
ちなみに、エックスは、X68000のアイデンティティであり、ソフト名に何とかXと付くのは朝飯前で、実行ファイルの拡張子も.xでした。

今は、64bitのWindows7と、ノートパソコンのAspire 1410コンビに「X68000」の称号を与えたい気持ちですね。

■出ました、プレイステーション。その血はPSPでも生きる■


出ました、としか言いようがない、個人的にスタンドアローンのゲーム機の決定版。初代のプレイステーションの思い出の深さは格別です。

ファミコンが2Dの基本を作ったとしたら、3Dの基本はプレイステーションというイメージを持っています。
今では、プレイステーションのゲームって、PSPのゲームアーカイブスで配信されていますけれど、ガチンコで最新鋭のゲームとして通用する品質の高さに舌を巻きます。
不人気が伝えられるPSP goも、アーカイブス用として考えたら十分に元が取れそうな勢いです。

プレイステーションの血はPSPで見事に生き続けており、初代でありながら最新という、不思議な感覚になってますね。

■試行錯誤のモバイル、ウィルコムW-ZERO3シリーズ■

個人的にモバイルマシン大好きな私ですが、PDAに関してはなかなか決定版が見つからず長年ヤキモキしていたのですが、彗星のごとく現れたのが、ウィルコムのW-ZERO3シリーズです。
電話というと、メーカーが通信料金で儲けないといけないので、色々な縛りをかけているものなのですが、ウィルコムはそういう縛りを全くかけず、無線LANもWindows Mobileの機能も、全てユーザーに開放という太っ腹。
電話なのにパソコンそのものというキャラクターは、今も崩されることなく継続しています。
その理念は今も続いているのです。

それまで成り行きでDoCoMoの契約を10年続けていた私に、ウィルコム行きを決定させたW-ZERO3。
私は携帯電話は好きではないのですが、W-ZERO3があるから使っていると言っても良いです。
ただ、W-ZERO3は、かなり試行錯誤が続いていて、毎回、シャープの提案するスタイルや操作性が二転三転しています。来年発売の最新モデルHYBRID W-ZERO3では、ついにフルキーボードが廃止されてしまうなど、今回も試行錯誤が続きます。

ちなみに、シャープに言いたいのは、発熱の対応やバッテリ持続時間の問題は分かるけれど、Windows Mobileに、ARM系の528MHzでは、CPUパワーが不足ではないか?という点です。
体は小さいですが、画面のピクセル数はちょっと前のモバイルパソコン並になっているので、GPUを持たずに全部CPUだけで描画処理も行うW-ZERO3のようなタイプでは、ますます辛くなるばかりかなと。

■最新世代ゲーム機の個人的オンリーワン、大変な苦労人?のPSP■


現在のところ最新世代のゲーム機としては個人的にオンリーワンの存在。
しかも、PSPは、史上でもまれに見る苦労人(?)なゲーム機でもあります。

発売当初は、ソニーがハードウェアの開発で全精力を使い果たしたのか、ソフトや展開において全然やる気を感じずに、ライバルに全く対応できない事態が年単位で続きました。
普通なら撤退というシナリオになるのでしょうが、投げ出さないソニー。
しかも、辛抱強くシステムソフトを改善しつづけ、ハードウェアも改良が続き、今や初代とは別物のマシンに化けています。
ただ、携帯ゲーム機としては突出した性能ではあったものの、機能の発展が災いして、スマートフォンに匹敵する期待がかかった結果、自由度のなさが欠点に感じられてしまう悲しみもあります。

iPhoneや、Windows Mobileがライバルという状況に、ビデオプレイや音楽再生メニューの発展型でしかないXMB型のOSで挑むのは心もとないのも事実。
(C言語での自作プログラムが開放されないのはしょうがないとしても、ブラウザ+リソースの操作を封印されたJavaScriptプログラミングしかできないのが悩みの種。せめてJavaScriptでテキストファイルの書き込みくらいさせて欲しいかも。)

それと、PSPに関しては、長い時間をかけてやっと軌道に乗ったばかりという感じですが、すぐに次世代の過酷な競争にさらされます。
PSPは、当時はオーバースペックの性能が、結果的に、国民機となった任天堂DSを相手に回して生き残るという、大きな結果を生み出しました。
しかし、それもある意味今世代だけのラッキーとも言えるわけです。
任天堂DSも次は性能を高めるはずなので、ソニーは性能だけに頼る戦略は無理になりますし、マイクロソフトもXboxのモバイルを打ち出してくるという話もあります。
システム面では、ソニーはマイクロソフトには全く歯が立たないので、まさに八方塞り状態になる危険性もあるわけです。
加えてソニーは、著作権保護を気にするあまりユーザーの利便性を損なって人気を落とす歴史を繰り返しており、不安材料には事欠かない船出になりそうです。

■無念の途中リタイア、プレイステーション3■

最初に、PS3が好きな方には厳しい書き方になるので、あらかじめ謝罪させていただきます。
決して悪口ではないので、ご気分を害されたら本当にすみません。

さて、X68000の再来かと思ったプレイステーション3、PS3ですが、新型になってから、最大の特長であった「Linuxインストール機能」を廃止してしまい、残念ながら途中リタイアです。
PS3は、国産機種の誇りを背負う最新ハードウェアであるのですが、バランスの悪さが欠点か。

Cell B.E.は、機能制限を受けた64bitのPower PC互換CPUと、複数の128bitのCPUがワンパッケージに混載されたCPUなのですが、数値計算には極端に強いものの、他はどうなのかという状況。

マイクロソフトのXbox360に対して、CPUのアドバンテージを見せようとしても、次世代ゲーム機の肝はグラフィクスであり、GPUが優秀なXbox360と、旧式世代のGPUしか持たないPS3では、最終的なゲームの結果で立場が逆転してしまう現象が続いているようです。
つまり、Xbox360は、CPUをGPUが助けて10の結果を出しているとすると、
PS3は、CPUが性能不足のGPUを逆に助けなければならないので、10が出ない、
というような感じなのですね。

Linuxに関してもCPUの構造上の不利があります。
LinuxはCell.B.Eのうち、低性能なPower PC互換CPU部分でのみ作動し、しかもメモリが256MBしか使えない上に、なぜかGPUの利用すら封印されるという三重苦を背負わされており、ubuntu 8.10でようやくそれなりに使えるようにはなった、というレベルであり、確かにパフォーマンスは悪かったのです。
これ以上やるよりは、いっそ廃止という方向性は理解すべきなのかも知れない。

まぁ、Linuxに関しては、PS3をやめ、パソコンにバトンタッチすれば良いですし、あとはゲームですね。
PS3のゲームは、実のところ、フルハイビジョンには対応し切れていないのが分かったので辛いものがあります。高度な画像処理を施したタイプは、解像度を低くして作成しているので、やはり今回の世代は過渡期なのだなぁと。
ただ、将来的な発展性や、PS4には期待しています。

PS3に関しては、メインメモリ256MBというのに苦しみ、最後まで苦しみつづける印象があります。
PS3のまんまで、メインメモリ1GBにしたモデルをPS4として発売し、メモリ1GB対応ゲームをPS4用ゲームとして出せばどうでしょう。
これならPS3ゲームの互換性もあるし・・・そういう商売はだめか。

■集大成!!爆走中のWindows7と、Aspire 1410■

思い出話というよりも現在進行形の話になりますが、現在のコンピュータと言えば、もちろんマイクロソフトのWindows7と、その対応パソコンAspire 1410コンビ。

Windows7は、それ自身が優れたOSですが、それだけでは無いのが魅力。
・Google提供のアプリケーションのプラットフォーム
・仮想化PC技術による、他OS実行の実行環境
・もちろんゲームマシンにもなる

などなど、発展性がケタ外れなんですよね。歴史と実用の集大成という感じで興奮してます。
それと、XNAという環境でもって、なんとXbox360用ゲームの開発が個人で可能。
ゲーム機へのインストールは、有料メンバーのみではありますが、Windows上で動くものならば、自由に開発可能らしい。このあたりも、色々調べてみようかな。