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今回の記事は、そのデジカメについて書かせて頂きたいと思います。
さてA100ですが、単にデジカメが付いているよ、というだけでなく、そこはそれandroidマシンでありますから、撮影した画像をすぐにツイッターやDropBoxに送信して、すぐに
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人様にお知らせしたりも出来ますし、とにかく撮影後の利用の幅が広いのが素晴らしいわけです。
と言っても、まぁ言うなればこの流れそのものは、個人的にもウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」シリーズで日常的に利用出来ていましたから、いまさら感動している場合でもないのですが・・・今までとは画質のレベルが全然違うのを知ると、やっぱ
り感動してしまうのでした。
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さきほど、「画像」という言葉を使いましたが、A100のそれはいよいよもって「写真」という言葉を使ってもいいなと思えるレベルになっていると感じています。
F/2.8の明るさを持つ単焦点レンズは、まだまだ色収差は出ますし、決して高性能な部類ではないでしょう。キヤノンのように写真を極めた色あいを見せる所にも達して無いでしょう。
それでも、あ、これは良いなと思えるものになっていると思います。
そもそも、500万画素もあると、レ
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ンズや映像エンジンの性能を差し引いて考えてもそれなりの精細感があります。これであれば、遠景の撮影にも躊躇無く使えるんじゃないかというところ。
ダイナミックレンジも、最新の水準ではないにしろ、なかなかどうして悪くありません。
ビルと青空の両方を
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しっかり描写してくれますね。
室内撮影においても、確かに色は暗く沈んだ感じになってしまいますが、ノイズの出方が緩やかで一昔前であれば十分に「暗さにも強い」と言えるレベルかなぁと。
全体的にオートホワイトバランスが、悪条件に弱いという印象はありますけれど、そこまで求めては酷というものかも知れません。
また、androidらしく、どのカメラ・アプリで撮影するのかによっても、使い勝手等が大きく変わるのも面白い。
今のところは、純正のカメラ・アプリか、カメラ360というアプリを使っています。
本職のデジカメにはかなわないのはもちろん承知の上ですが、情報端末にオマケで付けられたカメラという認識でいたら、そんな弱いものではない想像以上の実力があって嬉しいですね。