2012年5月13日日曜日

PSVITA自作アプリ「ヴィータの時間計算機」のVer 3.0を作りました

今回の記事では、かねてからPSVITA(プレイステーションヴィータ)用に作ってあった自作アプリ「ヴィータの時間計算機 Ver2.0(記事はこちらです)」を、実際に使って頂いた周りの方の意見を参考にして仕様を練り直し、作り直したヴィータの時間計算機 Ver3.0について書かせて頂きたいと思います。

これが現時点での最終版になるはずです。

体調不良とかあって、週末は家でゆっくりしているのですが、それが怪我の功名と言ったら語弊があるけれど、ヴィータのプログラムをゆっくり作れてニッコリ。

時間電卓の新しい仕様ですが・・・

・時間の各要素の入力方法は従来と同じでコロン「:」で区切ります。
でもでも
表示は「:」ではなくて日本語化しました。
どういう事かって言うと、要素を解析して「日、時、分、秒」に変換するように作りました。

・さらに、時間の変換パターンを増やしました。
従来の「日:時:分:秒.1/100秒」と「時:分:秒.1/100秒」に加えて
「日」「時」「分」「秒」「1/100秒」の全種類を作りました。

・レイアウトも練り直しました。
これでひとまず固まったかなーと。後はボタンをタッチした時の音とかをリファインするくらいかな。

■時間の各要素を日本語表示■

たとえば、「10:32:57」と入力すると、そのまま表示しないで、要素の解析処理を作りかませて「10時32分57秒」と表示されるように作りました。
「時」の部分については、最初は時計の「時」と混同するといけないので、10「時間」という表示にしていたのですが、一文字で統一した方が見やすかったので統一しました。

■変換パターンを全種類用意■

実際に使って頂いた方から「欲しい」とのリクエストにお応えして、時間の変換パターンを「日」「時」「分」「秒」「1/100秒」の全種類用意しました。
たとえば、先ほどの「10時32分57秒」ですが、これを表示したままで「分」の変換ボタンをタッチして頂くと・・・

バシッと、「632分57.0秒」という具合に分に変換します。

当、ヴィータの時間計算機では、小数点以下は1/100秒という仕様なので、「分」で割り切れない部分はその次の要素の「秒」に送り出すように作ってあります。

それで、その話の流れで今度は「秒」の変換ボタンをタッチして頂くと・・・

ササッと、「37977.0秒」に変換されます。

■変換モードを維持したまま計算可能■

入力の仕様は従来通りなのですが、計算結果はちゃんとモードが維持されるように作っています。

72559 + 3000 =って計算すると、結果は「秒」のモードが反映されて、75559秒と表示されるわけです。

でもって、「分」の変換ボタンを押せば、75559秒は「1259分19.0秒」に変換されるというわけです。

このまま「時」の変換ボタンを押せば、1259分19.0秒は、「20時(時間)59分19.0秒」に変換されるんです。

いやー、何というか・・・やっぱりC#言語でのプログラミングは楽しいですね!
ソニー(SCE)の決断には心から御礼を言いたいです。
それに、ヴィータがあると、(開発や管理に使う)Windowsパソコンの魅力や大切さがより一層分かるし、その勢いでもってマイクロソフトとソニーへの好感度もダブルで急上昇しまくりです。
でもって、いつもお世話になっているGoogleへの好感度も合わせて急上昇するわけでっ、全方位で良い事ばかりで嬉しいな状態ですねー。

最初のうちは、言ったら何ですけれど「ダメダメだけど、個人的には何か大好きなヴィータ」って感じでしたけど、最近はもうそんな控えめなモンじゃなくなって来てますね。

システムも、国産オリジナル+大規模+マルチタスクOSにしてはかなり安定したし、肝心カナメのゲームソフトは実んとこ豊富だし、もうちょこっとで一般の方にもオススメ出来るようになる所までたどり着いたかなっ。

まだまだ旅の途中という感じだけど、このうまく言えない「途中感」こそが一番熱い時なのかも知れないですねっ。