2012年5月3日木曜日

EOS 7Dとシグマ15mm F2.8で撮影する仙台の桜

今回の記事は、EOS 7Dと、シグマ15mm F2.8 EX Diagonal FishEyeレンズで撮影した、仙台の桜を掲載させて頂きます。

撮影モードは全てマニュアル。曇天なので空が白くなっております。

さて、シグマ15mmについて。
このブログでも度々書かせて頂いており恐縮ですが・・・ダイアゴナル・フィッシュアイ(対角線魚眼レンズ)という名前から、どうしても特殊レンズとして見られてしまいがちですが、APS-Cセンサーを持つEOSシリーズであればそうではありません。
むしろ、「被写体が遠ざからない描写をする」得難い超広角レンズとして、花の撮影にもどんどん使っていける常用の存在です。

花というと、マクロレンズでフィンフィンと近寄って撮影するのも手なのですが、風景を広く入れる事によって花を際立たせるという手法もまたアリです。
そうなると、APS-Cカメラとこの15mmは、黄金のコンビネーション。
心を浮き立たせて撮影に臨ませてくれますね。

極めて鮮鋭な描写をする当レンズですが、開放F/2.8だととても柔らかい描写をします。
超広角レンズのF/2.8開放というのは、花を表現するのに嬉しい力となってくれたりします・・・ということで、これが15mmの開放F/2.8の描写です。

キヤノンのAPS-Cとシグマ15mmならではのこの画角は、私が一眼レフを欲した理由の一つにもなっており、未だに撮影においては心が奮い立ちますね。

対角線魚眼レンズを特殊だと決めつけず、桜をはじめとする花の撮影にも、躊躇なくどんどんと使って欲しい。
私のお願いです。