小さくて軽くてカッコ良くて、使いやすくてさらに高画質なデジタルカメラが欲しい!!
そう心の中で叫びつつデジタルカメラの世界に飛び込んで来て、気が付いたら何やかんやと20年くらいの時間が経過してたとです!!
そして、当時のその燃え上がる想いは、2017年になった今、PowerShot G9X Mark2を手にした事によって完全に実体となり、当時デジタルカメラに託した「夢」の全てが叶いました!!
今回の記事では、その記念として、手持ちのカメラを見ながら色々な思いを書かせて頂きたいと思います。
PowerShot Gシリーズの「始祖」である「PowerShot G1」と、今もって通用する高画質モデル「PowerShot G3」と、PowerShot G9X Mark2を並べてみました。
始祖たちと並べてみると、あらためて感慨深いものがありますね。
この当時、PowerShot Gシリーズの役目は一つ。
「まだ高価過ぎて一般への普及が出来ないEOSの対・一般市場向け普及準備高機能機体、プロトタイプ・デジタルEOS!!」
世界を変えたカメラ「EOS KISSデジタル」の登場までまだ時間があった頃の話でありました。
PowerShot Gの始祖たちは、まだまだ普及にとりかかれないEOSに代わり、普及させる事が至上命題だったため、コンパクトカメラというカテゴリーに属してはいるものの、コンパクトさについては無頓着だった事が分かります。
はっきり言ってデカいです。
ただ、フルマニュアル撮影を叩き込まれた機種であり、さまざまな情勢、時代が交錯した圧倒的な存在であった事は確か。
その始祖たちが託した「一眼レフ並みの画質、機能」を持ちながら、ついに本物のコンパクトさまでをも手に入れたG9X Mark2。
並べると本当にしみじみしてしまいます。
背面の液晶を見ると時代を感じますが、当時は、カメラの液晶はあくまでも情報表示の白黒液晶の発展型。
ちょっとした情報しか表示されない白黒液晶と比べると、こんなにリッチになった!!という喜びしか感じず、当時は小さいとか思わなかったですね。
PowerShot G9X Mark2になると、液晶はただの情報表示パネルではなく、使いやすい高機能を支える操作パネルに進化しており、まさに夢の機体であります。
デジタルカメラの全ての夢が叶った記念として、私の初代のデジタルカメラ「オリンパスC820L」と、その直前(デジタルビデオカメラがメインでしたが)使っていたフィルムカメラ「キヤノン・オートボーイ」と並べてみました。
この時に思い描いていた夢のカメラが、形にしてみれば、まさにPowerShot G9X Mark2そのものですね。
この時は、まだ、一眼レフのデジタル版までは大袈裟過ぎて自分が行くとは全く思っても見なかったものです。
しかし、PowerShot G9X Mark2とはまた違う方向で「夢」を形にしていたカメラがありました。
それが、たった一代限りの奇跡を起こした、ミニ一眼レフのEOS KISS X7です。
後続のEOS KISS X9により、一眼レフでありながらミニカメラでもある、という、カメラの中でも一際強い輝きを放つ奇跡は終了してしまいましたが、X7そのものは変わらないわけで、今後も(修理部品のある限り)X7は健在であります!!
コンパクト軍団の中に並べても、ころっとしたキュートなボディではあるものの、なかなか様になっているのがX7のX7たるゆえん。
マイ初代デジタルカメラ「オリンパスC820L」、35mmフルサイズ(フィルム)カメラ「キヤノン・オートボーイ」、一代限りの奇跡!ミニ一眼レフ「EOS KISS X7」、そしてPowerShot G9X Mark2。
何というか、もう、個人的な大河ドラマです。
ちなみに、PowerShot G9X Mark2だけでなく、日々大活躍してくれているカメラ「PowerShot SX710 HS」も並べてみました。
このカメラは、小センサーの美点を最大限に生かしたモデル。
LIVEモードも画期的。
手持ちのPowerShotシリーズを並べてみました。
途中で一眼レフのみに傾倒していた時代もありましたが、気が付くとPowerShot軍団の勢力もかなりでかくなってる!!
始祖のPowerShot G1。
現在も通用する高画質モデルPowerShot G3。
万能モデルPowerShot SX710 HS。
高機能タイプの夢をかなえたPowerShot G5X。
そして、PowerShot G9X Mark2。
もう、いつ死んでもカメラに未練は無い!!と言える状況です、さすがにこれは。
ふと思ったんですが、ここに並べたコンパクト軍団はもちろん、我が家のカメラの全数は、全て、ヨドバシカメラ仙台店(ヨドバシ.comも含む)で購入してたりします。
ヨドバシカメラの人からしたら「だから何?」という話なんですが、思えば、カメラ関係の美しい思い出や出会いって、ヨドバシカメラ仙台店の店頭で・・・というのがメインだったなぁと。
ただ、中古品を取り扱ってくれないので、たとえば、生産中止になったカメラやレンズが今さら欲しくなった場合は対処のしようがない。
いつか、APS-Hセンサーの世界最高機「EOS 1D Mark4」だけでも限定で取り扱ってくれたら嬉しい(無茶)。
何はともあれ、デジタルカメラに託した夢の全てがついに全て叶いました!!
ただそれは、二度と新しいカメラは買わないという宣言ではなく、今後も、新しい夢を追って行きたいですね。