2015/11/03

デジカメ集大成Power Shot G5Xを手にした記念に、手持ちのデジカメを振り返ってみました

まだ使い始めたばかりなのですが、Power Shot G5Xは、まさにデジカメの集大成(一眼レフ以外)という感じで、あまりの嬉しさに手持ちのデジカメを振り返ってみました。

少しの間お付き合いいただければ幸いです。


デジカメと言っておきながらいきなりですが、私の初めてのカメラ、「キヤノン・オートボーイF」フィルムカメラです。

このブログでも度々名前は出させて頂きましたが、その姿を掲載するのは初めてです。

35mmフィルムカメラ、つまり、この小さなサイズでとっくにフルサイズ。

何ということでしょう!! 今見てもスタイリッシュ!!

え、むしろ、このスタイルのままデジカメにしてもいいんじゃないの?と思える程です。

ボディ表面が荒れているように見えますが、収納していた純正ケースが加水分解してへばりついたので、消しゴムかけて掃除した結果で、消しゴムの跡だったりします。


キヤノン・オートボーイFは、とにかく写真を残しておきたい!と思い立ち、ヨドバシカメラで選び、その時に一番カッコ良くて値段も手ごろだったカメラを選んだらこれになった!という流れだったように思います。

当時はデジタルカメラは無かったか、あっても実験的なもので実用品にはなってなかった気がします。

今って、ISO感度400とか800とか、あまつさえ1万2800とか気軽に設定できますが、フィルムだと買ったフィルムでISO感度が決まるんですよね。

よし、影を生かしたシックな感じで撮りたいからISO感度100のフィルムを買うぞ!!とか、花の明るいシーンを撮りたいから、ISO感度400のフィルムだーっ!!という感じで。

ちなみに、今って、気軽にISO感度800とか言ってくれてますが、フィルムで800っていうと、特殊な高感度撮影用で、粒子も荒くて良い味があったもんです。

ノイズばかり気にする世の中になっちゃいましたが、この粒子を生かすチューニングしているのがキヤノンだったりします。


Power Shot G5Xは、液晶を完全に使わない事が可能なので、このようにまるで超小型フィルムカメラのようなスタイルにする事も可能です。

こうしてみると、本当にフィルムカメラっぽい。

なんかいいですねー。


さらに、私にとっての最初のデジカメ、「オリンパスC820L」を並べて写真を撮ってみました。

キヤノン・オートボーイは、本科的にカメラを始めたというわけではなく、プロローグみたいな感じでしたから、私のカメラの歴史ってオリンパスC820Lから始まったと言って良いと思います。

いやーー、この時代を知っている人と、今の贅沢なカメラしか知らない人との間には、会話が成立しないくらいの歴史と経験の差があります。

オリンパスC820Lは、1万円も出して、たったの8MBのスマートメディアしか買えない時代だったわけです。

8MBと言っても、当時は大容量の高級カードで、2MBやら4MBで頑張って撮影してた時代。

最高画質モードにするのに、パソコンと接続して本体内部の設定を書き換えないといけないとか、今となってはクレイジーなほど、使いにくいカメラでもありました。

でも、もうフィルム現像する必要が無いんだ!! 科学の進歩ってスゲェェェオというハイテンションであんまり気にならなかったのも事実。

驚異の81万画素で、当時はもうオリンパスの会社が輝いて見えました。

この時代はオリンパスが突出してすごくて、これに続く141万画素のオリンパスC1400Lは、買いたいなぁと思ってもお金がなくて、もたもたしてるうちに時代が変わってしまいました。

C820Lは、キヤノン・オートボーイのようなスタイリッシュなカメラが欲しいと思っていたところ、ジャストフィットしたスタイリング。

今見ても、色あせない美しいシャンパンゴールドのボディ。

8MB最高画質でだいたい14枚くらいしか撮れなくて、1枚、1枚が、容量との闘いでした。


いよいよ、「原初のG」Power Shot G1です。

これはもう、当時の衝撃は計り知れなかった。

当時10万超えの超高級カメラでしたが、スタパ齋藤さんの熱いレビューに背中を押されて買いましたよ。

スタパ齋藤さん、あなたのレビューは本当に最高でした、一生忘れられないですよ。
br/> ありがとう。

して、G1ですが、まさかシリーズ化されるとは夢にも思ってなくてG2出た時はビビりました。

画質は、ここから時代が変わったと言って良い「ノイズレス」。

キヤノンはノイズレスの急先鋒で、業界の流れを決定づけたメーカーだったわけです。

この時は、まだ映像エンジンDiGiCが完成してなくて、しかも、補色フィルターというビデオカメラからの発展品だったんで、色が地味で画質的には玄人特化という感じでしたね。

バリアングル液晶や、シャッター音をスピーカーで流すとか、色々な歴史を最初に作った、まさにザ・日本カメラ。

大口径レンズもアグレッシブですね。


ちなみに当時のGの位置づけは、EOSがあまりにも高くて買えない人への救済策という側面もありました。

EOSのストロボが使える等、今でもありがたい機能が満載。

ちなみに、このG1買う時に、ヨドバシカメラの店員さんにあおられて、160MBで5万円という頭のねじがぶっとんだレキサーのCFカード買いました。

ホント、デジタル系だけは、高いうちに買ったらいかんですよ。

160MBで5万て、喜びなんかじゃなく、今でもカード見るとダメージ受けますわい・・・。

当時は、「G1のような高機能カメラを買う人は、こういうカード使って欲しいんですよね」の言葉に乗せられるビギナーだったんじゃああああ。

今だとAmazonで1000円台とかのカードを買ってる私。


Power Shot G1は、まさか、シリーズ化されるとは思ってなくて、一番グレートだからG1なのに、次がG2かよ!?そこは連番じゃねぇだろキヤノン!!と突っ込んでいましたが、いやーーーG3の出来の良さに思いっきり買ってしまいました。

パワーショット・グレートの系譜、G3です。

G3は、よりEOSに近づいた操作性と、今もって通用する画質がすごい。

当時、画素数競争が激しく500万画素時代になったのですが、キヤノンは「画素数よりも画質だ!」言い切り、画素数競争をやめて390万画素にとどめる漢っぷり。

惚れましたよ。

舌の根も乾かないうちに500万画素のG5を出した時は、おまえキヤノン何しとんの?と完全スルーしましたが、そのG5の名前を冠したPower Shot G5Xを、デジカメ集大成として手にするめぐりあわせ。

この運命とは一体なんなんだろうと思います。


途中で一眼レフに行ったため、あまりデジカメは持ってないのです。

現在のスーパーメインは、世界最高のカメラだと思うEOS KISS X7(一眼レフ)、驚異のポケットなのに光学30倍ズームのPower Shot SX710 HS、そして、集大成となるPower Shot G5Xの三機種です。

EOS KISS X2(一眼レフ)もまだまだメインに近いですが。


私は、カメラ製品は、今までただの一つも手放した事がないし、今後も手放さずに宝物として一生大切にしていきます。

あんまり数は無いけれど、深く刻まれた私が生きてきた証というやつですね。

大げさな言い方ですが、こういう言い草が大好きなんです。


しかし、あの夢のようなデジカメ黎明期を経て、ついにPower Shot G5Xの誕生に立ち会えたのだなぁ・・・。

これが最後のカメラになっても良いくらい、G5Xは決定的に良いカメラです。

2015/11/02

Power Shot G5Xで、早朝の釜房方面の紅葉を撮影してみました。

Power Shot G5Xにて、早朝の釜房方面に出かけて紅葉の写真を撮ってみました。


朝の陽が昇り、まさに黄金色の光に包まれた中での撮影。

紅葉が金色に輝いていました。


足元に黄色い花の列を入れて、山の紅葉を撮影してみました。

朝の光で山全体が金色に輝くようでした。

ちなみに足元の花ですが、Power Shot G5Xの有機ELファインダーの視野率100%が生きて、構図のズレなくぴったりと合わせる事が出来ました。


これはもうかなり強い朝の太陽が山に当たっています。

眩しくて周囲が見えなくなるほどの、周囲は金色の光に包まれており、紅葉がもうとんでもない事になっています。


秋保方面から釜房湖に向かう時に見える、とても形の良い岩山です。

右下に柿の木を入れて撮っています。


岩山を引き気味で撮影してみました。

外光がかなり強い中ですから、液晶はさすがに使いにくく、やはり有機ELファインダーは決定的な力がありました。


落ち葉を地面にはいつくばって撮影してみました。

こういう時はバリアングル液晶で撮るもんだと思うんですが、やっぱりファインダーで撮りたくて。

早朝で無人だったため、這いつくばりもOKでしたが、街中とかでは不審人物になるのでバリアングル液晶ですな。


釜房湖を撮影してみました。

ここでも朝の太陽がドラマチックな光を見せてくれました。


Power Shot G5Xは、一眼レフにも負けない本格操作が可能なカメラなのに、コンパクトカメラの大きさという、二つのアドバンテージが共存した稀有なスーパーカメラ。

身軽に色々と動けるため、装備が重たくなりがちな一眼レフよりも、G5Xの方が積極的に動けて楽しく撮影出来る場面もあるかなぁと。

レンズ交換は出来ないれど、APS-C換算で15-63mm F1.8-2.8大口径ズームレンズは、撮りたい構図を広くカバーしてくれて全然これで良いと思わせる力がありますね。


G5Xは、1インチセンサー、14bit-RAW、大口径ズームレンズ、世界最強の写真用映像エンジンDiGiC-6と、圧倒的なメンバーに恵まれているためか、手の中サイズ、マイクロ一眼スケールのミニミニカメラなのに、画質はもう申し分ないです。

この小ささで、隙の無い操作性と高画質も実現しているのだから、ほとほと感心させられます。


しかし、手の中サイズのミニミニカメラで、なんでここまで良く撮れるのか・・・。

へたすりゃあ、APS-Cのような、超強力なビッグサイズ・センサーが無くとも、もしかしたら、もしかすると、1インチで十分にやっていける!?と思わせるものがありますね。


それと、APS-C換算15-63mm、フル換算24-100mmの大口径ズームレンズは、確かに広角端の四隅の甘さはあるものの、色乗りや解像力など非常に満足しています。

レンズ交換出来ないカメラなので、この幅広い焦点距離はまさに命綱と呼べるもので、望遠端の63mm(100mm)は想像以上に威力が大きい。

あとちょっと被写体に寄りたい、という願いをかなえてくれて、レンズ交換できなくともいいかって思わせるものがあります。


Power Shot G5Xは、まだまだデビューしたてですから、まだ未知数な所は多いのですが、とにかく期待以上のカメラです。

ボディの造りの良さはもうたっぷりと思い知らされていますが、画質面でも、がっかりした事が全然ないです。

手の中サイズなのに、操作性はプロ機のように妥協がなく、ファインダーまで美しいってのは、つくづく2015年のカメラ大事件だと思います。

うむむ・・・すごいすごい。

2015/11/01

Power Shot G5Xで、夜景+街の紅葉撮影してみました

Power Shot G5Xで、初めての夜景撮影をしてみました。

G5Xは、本体が手の中におさまるマイクロ一眼スケール、という事で、携帯用のSLIKミニ三脚を装着し、レリーズスイッチを装着するスタイルです。

レリーズスイッチが使えるだけでも嬉しいのに、EOS KISS X7と共通なのはキヤノンのファインプレー!!

バルブ撮影にも対応していますが、私はAFモードを親指AFにしているため、レリーズのシャッターボタン半押しでピント合わせは出来ません。

本体のAFボタン(サムグリップの録画ボタンに割り当て)でピントを合せてから、レリーズのシャッターボタンで撮影、という流れです。


人様の邪魔にならないように、植え込みの凹みのところにカメラを置いて、ここぞ出番のバリアングル・タッチパネル液晶を使って撮影。

ISO感度は125、シャッター速度は8秒、絞りはF/8です。

夜景かつ、街の紅葉撮影も合わせてしてみたのですが、良い感じかなぁと。


街灯の強い光をわざと画角に入れてみました。

結果、ゴーストが発生していますが、強い光とゴーストはペアなんじゃないかと思うので、逆によしって感じです。


夜景と紅葉って、うまく撮れるか心配でしたが、G5Xは「よしこれだ」って感じが出せるのが分かり、かなり安堵しています。

どんなに上質で磨き上げられたボディがあろうと、卓越した心地よい操作性を誇ろうと、やっぱり最後は好みの画が出せるかどうか??って話になるので、ここがしっかりしているのが分かるとテンションが垂直上昇です。


ライトの光が中央近くに来る構図で撮ってみました。

Power Shot G5Xは、何と9枚絞り羽根なので、光芒も9枚らしいものとなっています。

しかし、昔は、真っ先にコストダウンの犠牲になってた絞り羽根が、今や9枚も搭載されるなんて・・・時代は本当に変わりましたね。


ここからは、三脚を外して、手持ちでの撮影です。

ISO感度は一気に上げて1600。

シャッター速度は1/10秒、絞りはF/2.8です。

バリアングル液晶はやめて、有機ELファインダーに接眼して撮影しているのですが、ファインダーだと顔でカメラを押さえる効果があるので、本当にブレにくいです。

手ぶれ補正装置ISの優秀さ、大口径レンズの明るさも相まって、手持ち夜景でもかなり強い。

ISO感度1600ですが、APS-Cセンサーなら特に問題ないですが、1インチセンサーでも全然問題無くてこれは本当に嬉しい。

センサーそのものも、夜景に強い裏面照射タイプだし、ここら辺は、この裏面照射タイプを実用化してくれたソニーには大・大感謝です。


これもISO感度1600の手持ち撮影です。

信号機の黄色のライトを、紅葉の黄色に合わせて増強するような効果を狙っています。

夜景でも、有機ELファインダーはやっぱり美しいですね。

速い動きには弱いとは言え、文句を言う気にはとてもなれないくらい素晴らしいです。

G5Xは、手持ちの夜景撮影にも十分に強い事が分かり、色々と可能性が広がります。

久しぶりに蔵王方面に紅葉撮影行ってきました。EOS KISS X7やっぱり良いなぁ。

久しぶりというか、何年かぶりに、ようやく蔵王方面に紅葉撮影に行く意欲が湧いてきて、行ってきました。

メインは、思い切って無理して買ったPower Shot G5Xだったのですが、やはりどうしても使いたいEOS KISS X7。


■機材編
G5Xとも色々比べて想いを語りたい


EOS KISS X7は、G5Xほど小さくはありませんが、個人的には、やっぱり史上最高のカメラ。

レンズのEF 50mm F1.8 STMは、10月29日に遂にキヤノン純正レンズ必殺のDLO対応を果たし、X7との軽量コンビはますます魅力アップ!!

G5Xの、高品質を絵に描いたようなパリッとした紳士的デザインも素晴らしいですが、KISS X7のキュートなルックスは目じりが下がります。

見ているだけでも幸せになれるくらい最高の中の最高のデザインで、これ以上好きなデザインの一眼レフって今後出ないんじゃないのとか不安になるレベル。


G5Xと比べると、EOS KISS X7は、もう何でも対応出来て心強い事山のごとしなのですが、G5Xも新世代のマイクロ一眼としてかなりの実力派。

EOS KISS X7の誇る、実像式一眼レフファインダーは、根源的に本物の風景を見る仕組みなので絶対に電子式には負けないのですが、電子式は、そこはまぁ置いておいて、溢れんばかりの情報利用で勝負をかけてくるから決してあなどれない。

一目で分かりやすい表示の電子水準器、ヒストグラム、グリッド線、MFピーキング表示、拡大表示、リアルタイム露出シミュレーションなど、一眼レフの実像式が不安になるくらいの至れり尽くせりっぷりっ。

表示の品質も、有機ELでかなりのクオリティを叩き出しているので、超小型マイクロボディは、G5Xと同じグレードを保てるならば、電子式ファインダーで納得させられる所までは来ていますね。


ただ、キヤノンは、G5Xで素晴らしい1インチセンサーボディを完成させたものの、レンズはAPS-C換算15-63mm F1.8-2.8という大口径ズームレンズ1本のみなので、EOS KISS X7のような、小さな一眼レフの出番が無くなる事はないし、しかも、バッテリーの持ちは本物。

G5Xは、美しいファインダーが災いして、ずっとファインダーを見てしまうからドンドンとバッテリーが減ってしまう。

EOS KISS X7は、被写体を眺めるのに電気は食わない実像式なので、そこは心から嬉しいところ。

X7とG5Xは、どっちも「小さな巨人」なので、同時に持ち歩けるのが実は超絶メリット。

どちらもサブになりメインになる、しかも打率が驚異の10割のスイッチヒッターだと思いなせぇ。


■実写編

雨に濡れた蔵王の道路。

EF 50mm F1.8 STMレンズ。

Power Shot G5Xの1インチセンサーは、マイクロボディに高画質をもたらした画期的なセンサーで、絶賛を惜しみません。

いや、絶賛しまくりです・・・が、やはり、キヤノンが世界に誇る、独自サイズのAPS-Cセンサーは、今や旧世代の製造プロセスでありながらも、画質では1インチセンサーを凌駕していますね。

キヤノン1800万画素APS-Cセンサーおそるべし。


長老湖のほとりの小屋を、上の道路から、木々の間より撮影。

EF 50mm F1.8 STMレンズ。

ただ、EOS KISS X7の弱みの一つは、その体の小ささを生かせるレンズがそんなに多くない、という点でしょうか。

EF 50mm F1.8 STMは大満足なのですが、なかなかフルサイズ用で軽量小型というのは難しいと思うので、EF-Sの小型単焦点がもっと出て来てくれれば・・・と願うばかり。

たとえば、ズームレンズでもはや定番の18mmの単焦点化とか、どんなもんでしょうね。


EOS KISS X7は、純正のマグニファイア装着により、ファインダー倍率が1.04倍となり本当に楽しく撮影出来ておりますが、ファインダーの見やすさそのものは、もはやPower Shot G5Xの有機ELファインダーの方が勝るかなぁというところ。

ファインダーの隅々まで短時間に見渡せるジャストサイズのスクリーンに、視野率100%により、ファインダー内で構図を全て整えてからシャッターを切れるメリットは大きい。

シャッターを切った時の感動は、一眼レフたるEOS KISS X7が断然上とは言え、あの優れた有機ELファインダーを備えたマイクロサイズカメラは良い意味でおそるべき強敵です。


長老湖のボートと紅葉。

EF70-200mm F4L USMレンズ。

Power Shot G5Xは、さすがに望遠はカバーできないので、ここはX7の独壇場になります。

プログレッシブファインズームあるじゃん!?と思われるでしょうが、G5Xは、14bit-RAW+マニュアル撮影を常用しておるんですが、(この状態だと)光学ズームしか使えないのです。


EF-S 24mm F2.8 STMレンズで撮影。

このレンズあってこそのEOS KISS X7というところがあって、絶対に手放せないレンズです。

「お前にとっての単焦点レンズは何だ?」と問われたら「EF-S 24mm F2.8 STMである」と即答です。

ちなみに、今、キヤノン純正の現役35mmは、高価な製品しか存在しない状態になっているので、EF-S 35mm F2 STMあたりが出てくれると、このEF-S 24mmと良いペアになれる気がするのですが、あれもこれも出してくれって欲張りですみません。


紅葉の吊り橋。

EOS KISS X7は、G5Xを使うと実感するのですが、電源を一切意識しないで丸一日使う事が出来るのが偉大です。

一眼レフならみんなそうなんですが、電子式カメラは、確かにマイクロサイズとかメリットが多いのですが、人体の一部であるかのようにすぐに撮影出来て、消費電力も気にしないなどというすさまじいレベルには達していないです。

世の中、バッテリー・ノイローゼが蔓延してますが、一眼レフたるEOS KISS X7は、小さい体なのにノイローゼから解放されたグレートなカメラとも言えましよう。


東北らしい荒々しい純朴な紅葉はやはり魅力。

EOS KISS X7では初めての撮影になります。

ちなみに、Power Shot G5Xは、ファインダーがあまりにも快適なので、長く見ていたら、撮影しないうちにバッテリが切れてしまってアウト。

そのままEOS KISS X7メインで撮影継続となりました。

G5XはUSB充電できるし、モバイルバッテリにも対応している強みがあるのですが、バッテリ切れしてすぐに復帰出来るほどの充電時間では無いので、本格的に撮影に行く場合は、2個以上のバッテリは持ち歩く必要がある・・・というか、ライブビューや動画を撮らなければ、小さいバッテリ1個で楽々と丸一日もつEOS KISS X7が破格なのかなー。


APS-Cの画角は本当に良い感じです。

フルサイズだと、なんでもかんでも広角化してしまうので、風景を切り取りたい場合にしわ寄せが来るから年々欲しくなくなり、今ではあまり興味ないです。

ただ、Power Shot G5Xのようなカメラが作れるのであれば、フルサイズ・ミラーレスEOSも良い感じで作れるんじゃないかという期待がむくむく盛り上がっているところです。

G5Xの誕生は、キヤノンにとって実は単なる新製品の一つ以上の意味がある気がします。


紅葉の中に家々がある風景、こういうの撮りたかったんですよね。

なかなかクルマを停められる場所が無いので、長距離を歩いて撮影に行くってケースはどうしても出てくるわけですが、そうなると、EOS KISS X7やPower Shot G5Xの、小さくて、その上、撮影が楽しいカメラというのは手が付けられないくらいでかい魅力を発揮してくれます。

私は小さくてなおかつ良いものに極度に惹かれる性質なんですが、そういうものがカメラにあってくれる事に感謝したいです。

Power Shot G5Xは、撮るほどにどんどん好きになる!! 蔵王に本格的に紅葉撮影に行ってきました

Power Shot G5Xですが、撮れば撮る程にどんどん好きになって来ています。

このカメラ、とにかく「撮りやすい」の一言に尽きるのですが、これはカメラに対する最大の賛辞です。


■機材編

震災以来、初めて、蔵王(方面)に本格的に紅葉撮影に出かけたのですが、あいにくの雨になってしまいました。

しかし、G5Xの小ささがいきなり大威力を見せてくれて、傘を片手にしっかりと撮影する事が出来ました。

有機ELファインダーがあると、ファインダーに接眼しつつ、顔面の骨でしっかりとカメラを押さえる事が出来るので片手撮影でもバカに出来ません。

しかも、G5Xは、あまりにも操作しやすいため、一眼レフと同様に常時マニュアル撮影で使っているのですが、背面ダイヤルで絞り値、前面電子ダイヤルでシャッター速度と、片手でも十分に快適な操作が可能で、舞い上がるほどに嬉しいカメラ。

しかも、有機ELファインダーはとことん見やすく、ファインダーをのぞきたくてしょうがなくなるレベル。

( ※注意!! 有機ELファインダーはあまりにも美しいため、ついつい長く被写体を眺めてしまうのですが、一眼レフと違いファインダーがどんどんバッテリを食うため、どんどん撮影可能時間が減って行きます。見とれるのに注意!!)
かといって、有機ELファインダーしか使わないわけではなく、無理なアングルや態勢の時は、笑ってしまうくらいの強い力を発揮するバリアングル・タッチパネル液晶も魅力。

いつ、いかなる場面でも、何も困る事のないマイクロ一眼カメラ、という印象になって来ています。


G5Xの弱みは、日本が誇る機械芸術である一眼レフ構造をその身にたたえたEOS KISS X7と比較して、シャッターを切った後の感動がさっぱり無い事ですが、ところが、ついにそれを乗り越えられるポイントに到達しました。

とにかく、この圧倒的な小ささと、モノとしての造りの良さが共存しているため、良い部分が気になる部分をどんどん塗りつぶして行って、しまいには気にならないところまで、良い方向に押して行ってくれる。

どのみち、この世に何もかも完璧なものってのは無いわけで、この勢いがあるかどうかが運命の分かれ道。

Power Shot G5Xは、とても良い流れにバッチリ乗り、EOS KISS X7にも負けないくらい大好きになって来ました。


■実写編

雨が降った後の蔵王の道路。

マニュアル撮影が、もう、心が震えるくらいやりやすい!!

しかもデカいカメラではなく、極端に小さなマイクロサイズなのに操作に喜びがある。

これは、全ての場面でG5Xの印象を良くする極めて重要な美点なのです。


G5Xの画質は、等倍で比較してしまうと、さすがにキヤノンが誇る独自サイズAPS-Cセンサーには及ばないものの、1インチというサイズがとてもほどよく、マイクロサイズの小さいボディとは思えないくらいの好画質が得られています。

また、1インチゆえ、APS-Cのほど、意図しないぼけに悩まされる事がなく、風景撮影にはむしろとても都合が良い事が分かりました。


雨の長老湖ですが、ここには、かつて、色々な一眼レフカメラを持ち込ませて頂き、撮影をさせて頂きましたが、なんと、Power Shot G5Xは、それら一眼レフと比較しても同等、いやへたすると上回っているくらい楽しく快適に撮影する事が出来ました。

一眼レフを相手にして、こういう事が言えてしまうカメラなんて、一体何ごとなのだ!?と我ながら手の中のG5Xを何度も見ては、「すげぇやつだ・・・」と心の中でつぶやくばかり。


とにかく、単純にカメラが小さくて便利便利ー、などという軽いレベルではありません。

Power Shot G5Xは!!

言うなれば、一眼レフカメラが、そのままマイクロサイズになったと言ってしまっていいくらい、小さくてそして快適なんです。

有機ELファインダーは、そのサイズも、鮮明な見え具合も極上で、視野率100%とあいまって、微妙な構図の調整もファインダーの中で済ませる事が出来るし、ファインダーの隅々まで見渡して気を配る事もしやすい。

Power Shot G5Xは、私のようなシロートではなく、歴戦のプロフェッショナル・カメラマンの皆さんの方が、その凄さを直感的に理解出来るのではないかと思われます。



有機ELファインダーは、その像が鮮烈で美しいのはもちろん、一眼レフでは無理な、電子ビューならではの豊富な情報表示も美点です。

たとえば、極めて分かりやすい電子水準器とグリッド線によって、写真の水平は簡単にとれるし、構図の決定の助けにも発展しています。

シャッター速度や絞り数値等は当然として、MF時は拡大表示やビーキング表示、縦に持てば情報表示も(設定すれば)縦に見やすくレイアウト変更もされます。

ヒストグラムも表示できるし、根本的に、実際の露出がファインダー像に反映される、いわゆるリアルタイム・露出シミュレーションがかかるので、安心感が分厚い事が分かりました。

実像式のテンポの良さ、本物の風景を肉眼で見られる心地よさにはかなわないものの、その次にぴったりと追走出来るだけの大絶賛したくなるファインダーです。


G5Xは、厳密には違いや弱みはあるものの、どのような場面でも、一眼レフに匹敵する楽しさ、快適さで撮影をする事が出来て、まさかここまで良いカメラだとは想像もつかないくらい、笑顔、笑顔の連続です。

なんやこいつ。


マニュアル撮影、14bit-RAWによって、EOS KISS X7に比較しても、決して負けないくらいの表現力があります。

手の中に収まるマイクロサイズなのに、ここまで思わせてしまうG5Xは、とんでもないやつです。


当初、一眼レフではない電子オンリーカメラのG5Xは、便利だろうけれども、性能は高いのだろうけれども、撮影してて楽しいとかいう気持はなりにくいのではないか?などと甘く見ていましたが、もう、鼻から蒸気が噴き出すくらいにテンション上がります。

これは、EOS KISS X7を手にした時と、同じくらいの信じられない高い水準です。

KISS X7とG5Xは、まさに夢のカメラなのかなぁと。


蔵王の美しい風景ですが、G5Xだと、何回もシャッターを切りたくてしょうがなくなり、撮影枚数がガンガン増えていき、14bit RAWなので、PCに転送して現像するのがどえらい事になります。

1枚現像するのに何十秒もかかるので、何枚かは手動現像で、後は、バッチ処理で寝ている間に現像する・・・という形になったりします。

ただ、14bit RAWだと、情報量が圧倒的に違うのと、ノイズリダクションを完全にゼロにしたり出来るので、よほどの理由が無い限りは、二度とJpeg撮影はしたくないなと思わせます。

まぁ、最終的にはJpegにするし、Jpegで保存するわけですが・・・。


カメラの事ばっかり言ってて、風景の事を言ってないですが、蔵王の長老湖は今がピークの美しさで、東北の美を凝縮したような場所。

紅葉を見る心の余裕がなくなっていて、しばらくぶりに来たわけですが、来てよかったとしみじみ思います。

そして、その風景の感動を人様にお伝えするためのカメラ、G5Xも、力強い。

9999兆の言葉を重ねるより、1枚の写真です。


しかし、G5Xは、現場での感動を本当に良くカメラの中に入れて家に持ち帰る事が出来る・・・そんな感じです。

しかも、大きな一眼レフではない、EOS KISS X7ですらもそこまでは至れない、手の中サイズのマイクロ一眼カメラなのだから、まいってしまいます。

まいってしまいますというか、嬉しくて、飛び上がってバンザイしたくなります。

やったぜ!! G5Xやるやつや!!


G5Xは、なんか、初めてデジカメを買った時を超える感動がある気がします。

EOS KISS X7を例外として、どんなカメラも、何か違う、何かが思っていたのではない、って部分が必ずあったんです。

でも、G5Xは、望んでもかなわないくらいの小ささと、望んでもかなわないような操作性の良さが共存し、何ひとつ違和感のない、雄大な風景に向かって「ついに夢のカメラを手に入れたぞーーーーーー」と叫んでしまいたいくらいの喜びに溢れています。

「ついに夢のカメラを手に入れたぞーーーーーーーー」


Power Shot G5Xは、キヤノンがどうこうというよりも、全世界に、「どうだ、これが日本のカメラだぞ!!」と思いっきりつきつけたい。

こんな良いカメラあるもんじゃねぇ!!

あと、これだけ良質のカメラが1インチセンサーで作る事が出来たのならば、このG5Xをベースとした、1インチレンズ交換式カメラも欲しいですね。

手にした初日にもそう思いましたが、使い程に好きになり、どんどん惚れ込むに従い、ますますその思いが強くなって来ました。

もちろん、APS-C換算15-63mm (フル換算24-100mm)の大口径F1.8-2.8ズームレンズに異存はありませんし、広角から望遠まで、実に十分で大感謝なのですが、これに加えて、さらにマイクロサイズ単焦点レンズが使えるとなったら、まさに夢の楽園ではないでしょうか。

最後にもう一言いいたい。

「G5Xすげえ、ぜーーーーーーーーーっ!」



■追記

G5XのA4プリントの品質も素晴らしい!!



G5Xの写真が欲しいと頼まれ、さっきA4プリント(キヤノンMP600)出力したのですが、品質がめちゃくちゃ高くて度肝を抜かれてしまった。

山々の木々の葉っぱの1枚1枚が解像してるし、建物の手すりの1本までくっきりしてるし、何というか、A4プリントをするのであれば、もはやこれ以上のカメラは不必要と言ってしまえるくらいの緻密さです。

確かに2000万画素ではあるのですが、レンズの描写力も「えーーっ」てくらい十分です。

広角端だと四隅が甘くなるレンズの特性は、確かにプリントでもじっくり見ればあるのですが、こんだけ解像してたら文句ないくらい。

ちなみに、状況説明の写真等は、Power Shot SX710 HSで撮影していますが、このカメラも相当な良カメラだったりします。

スマホがコンパクトカメラを駆逐すると言われていたけど、今や、スマホカメラの方が撮りにくいので、緊急時しか使わなくなってしまう大逆転。