2007年12月25日火曜日

PS3と東芝VARDIAとを組み合わせて、快適テレビ生活?



HDD&DVDレコーダーの東芝VARDIA RD-E301を購入しました。
この機種は、DLNAサーバーになるので、DLNAクライアントの機能を持つPS3がさらに活用度アップ!地デジのハイビジョン番組をどんどんVARDIAで録画して、PS3で見まくるぞー!

が、しかし!!

世の中そうそう甘くは無かった・・・。
VARDIAで録画した番組には、だいたいどれもコピーガード信号が入っているみたいで、VARDIAのフォルダ構造まではPS3で認識できても、肝心のビデオファイルがさっぱりリストアップされません・・・。
アナログの番組であっても、コピーガード信号が入っているみたいですねー。

そんな中、アナログのNHKの「ハゲタカ」は大丈夫でした。
しかも、サウンドはちゃんと5.1chで再生されます。
てっきり2chだけだろうと思い込んでいたら、いきなりリアスピーカーから音が鳴り出してビックリしてしまいました。

VARDIAとPS3はいいコンビになりそうなので、色々やってみようかな。

2007年12月19日水曜日

いつの間にか、リモートプレイで遊べるゲームが増加





PSPのリモートプレイがさらに強化されていました。
PS3の中にインストールされている「ゲームアーカイブス」という種類のゲームが、リモートプレイでも遊べるようになっているのです。

「なんだ、ゲームアーカイブスなら、PSPのメモリスティックPRO Duoにインストールしておけばいいじゃないか」と言われるかも知れませんが、PSPのメモリスティックの容量が厳しくて入れられないゲームも、PS3から遊べるという選択肢が増えたのですから、やっぱり良い事だなと思います。

まだテスト的にしか遊んでいないので、色々と結論めいた事を書く事は出来ないのですけれど、とにかく実際に何タイトルか遊んで見ました。
まずは気になった点は、キーレスポンス。
思ったよりも快適ですが、アイレムのR-TYPEのように、シビアなキーレスポンスが要求されるゲームはちょっと難しいです。
何しろ無線LAN越しのコントロールになるわけですから、1テンポとまではいかないものの、0.5テンポくらい反応が遅れる感じ。結果的に何となくフワフワした操作感覚になり、シビアなタイミングで敵の放つ弾を避けるような動きは、さすがに困難という印象です。
もっとも、この動きに慣れるように特訓すれば何とかなるのかも知れませんが・・・どうなんでしょうね。

ただ、RPGなどのように、キーレスポンスにそれほどシビアでないゲームは十分に遊べそうです。
もっとレスポンスが派手に遅くなるのかなと心配してましたが、これくらいなら、十分遊べるゲームは多そうですね。
色々やってみないと分からないですけれど。

PSPとPS3のシステムアップデートがダブルで来た!






なんとも珍しい事に、PS3とPSPのシステムアップデートがダブルで来ました。

個人的な目玉機能は、PS3では、待望のビデオコーデック追加DivXとWMVという二大メジャーコーデックスに対応してくれています。
これで、ますますPS3のメディアプレイヤーとしての応用範囲が広がりますね。

PSPは、ワンセグの録画に対応するという大きな機能強化がなされたはずなのですが私の持っているPSPは、新型じゃないので、ワンセグ関係のアップデートはスルーされました。
インターネットラジオが個人的な目玉になるのかなぁ・・・と思います。

それにつけても、ソニーがこまめにアップデートを続けてくれたおかげで、今や、PS3とPSPの持っている機能というのは実にとんでもないものに成長しています。
OSがマルチタスク系処理に弱いというのを感じますが、それにしても偉い。

2007年12月18日火曜日

G-Spaceの弱点

私は、PS3 Linuxのウィンドウモードにおいて、FirefoxブラウザとそのプラグインであるG-Spaceを使い、FTPサーバーの代わりにしています。

G-Spaceとは、今や6GBに迫る容量を誇るGoogleメールを、オンラインストレージとして使うプラグインですが、本格的に使用すると弱点が出てきました。

ストレージと端末とのデータの転送は、当然ながらバックグラウンドではメールの送受信で行われます。

ストレージに格納するファイルの数が多いと、本当にGoogleメールでメールを送信しようとすると、あなたはメールの送りすぎ!という警告が出て送信が止められてしまいます。

一応24時間はストップになるみたいですが、まだ回復するか確かめられていません。

冷静に考えれば当たり前なんですが、やはり、FTPサーバーの代わりにはしてはいけませんね。
反省しています。

やはり、PS3 LinuxでFTPサーバーを稼働させるのが本筋でしょうね。

2007年12月15日土曜日

PS3の「まいにちいっしょ」がまたまたバージョンアップ






PS3を買って、ネットに接続できる環境さえあれば、誰でも無料で楽しめる「まいにちいっしょ」。
このほど、さらにバージョンアップされ、家の中だけでなく庭にも出られるようになりました

従来は家の中だけでしたから、トロの生活するさまを眺めたり、トロに贈り物をあげたりするような楽しみが中心でしたが、新バージョンでは、いよいよ自分が積極的にゲームに関わる事が可能になりました。

つまり、自分の分身(アバター、猫のアバターなのでニャバター)を直接コントローラーでコントロールして、庭の中を動き回る事が出来るんです。

夜に遊んだので、スクリーンショットは夜の映像ばかりなのですが、私こと、もりもりのニャバターとトロが遊んでいる様子が分かると思います。

ちなみに、このスクリーンショット、ソニー公認の標準実装機能です。
ブログなどでスクリーンショットを使ってもいいという事になってます。
コントローラーのセレクトボタンを押すと、いつでも画像をキャプチャできるんです。
ただし、解像度は本来のフルハイビジョンではなくてこのサイズに縮小されます。さらに、タイトルなどが自動で画像に表示されます。

庭は、工事中の部分があって、これからさらに発展していくような期待が持てますね。
それと、庭にはいろいろなアイテムが置けます。
現実ではまずやらない(やれない)オーディオセットを庭に置てみたり、フトンを庭に置いてみたり、ゲームの中だからこその荒技も使えますね。

もちろん、PSPからリモート接続し、PSPから遊ぶ事も可能です。
私は、フトンの中で遊んでました。

2007年12月14日金曜日

PS3をNASにして、ちょっとだけ録画用ストレージにしてみる




本題に入る前に、まずはこの話からさせて頂きます・・・

私は、テレビ録画をパソコンでやっています。
録画ファイルの記録先は、テレビ録画用パソコンの中にあるハードディスクです。
しかし、電気代の節約のために、パソコンは録画を終了したらすぐにスタンバイモードに入るようにしているので、眠ってしまいます。だから、録画したファイルをパッパッと利用するのには向いていません。

そこで、今、この録画先を、NASを導入してそっちに変えようという計画を立てています。
NASとは、ご存知の方にはいまさらで申し訳ないのですが、私の環境で平たく言い換えると「家庭内LANに直接つながっていて、24時間いつでも電源ONだから、いつでもすぐに使えるハードディスク」という感じです。実際にはOS(Linux)が入っている立派なコンピュータなのですが。

さて、ここからが本題です

そのNASを買う前に、手持ちのプレイステーション3 (PS3 Linux)をNASにして、ネットワーク録画用ストレージにしてみました。
手順は簡単だと思うのですが、ちゃんと動作するのだろうか?というのが一番の心配点です。

(1)PS3 Linuxでsambaを作動させる。
(2)録画用パソコン(Windows)に、PS3を接続先としたネットワークドライブを作る
(3)録画用パソコンの録画ソフトの設定で、録画先を(2)のネットワークドライブにする

録画用パソコンには、アイ・オーデータのGV-MVP/GX2というテレビキャプチャカードを入れています。

さて、結果は、とても良好でした。

ちゃんとPS3のハードディスクにテレビが録画されてくれました。
テストなので、短い時間ではあります。その範囲内という条件付きですが、視聴も大丈夫のようです。
PS3をNASとして使うには、現在私のPS3のハードディスク容量では無理がありますから、今回のはあくまでもテストですけれど、とにかく動くのは分かりました。

2007年12月12日水曜日

PS3 LinuxのFirefoxブラウザでもFlash再生可能に!でもYouTubeはだめかな?


PS3 Linux(Fedora8)のFirefoxブラウザには、今日現在、純正のFlashプレイヤープラグインがありません
Flashを使ったページに行くと、「プラグインを入れてね」というメッセージが表示されるのみ。
そこに張られているプラグインのダウンロードページにジャンプしても、そこにあるのはインテルのx86プロセッサ用プラグインのみ・・・。
か、悲しい。この時ばかりは、PS3のCPUが「Core2 Duoだったら・・・」などと、ミもフタも無い事がふっと脳裏をよぎります・・・。

今まではここであきらめていたのですが、ふと思い立って調べてみると、代わりとなるgnashというプラグインが開発されている事を知りました。

Fedora8のパッケージマネージャを開き、「一覧」タブをクリック。
しばしの待ち時間の後で、ここにパッケージの一覧がドバッと表示されます。
この中に並ぶ、gnashなんちゃらというパッケージに片っ端からチェックを付けてみました(私の環境では3パッケージ)。
そして適用ボタンをクリック。インストール成功。

ドキドキしながら、Firefoxブラウザを起動し、NHKの大河ドラマ「風林火山」のページへジャンプ。
あっ出た!
いやー。長らく「プラグイン入れてね」メッセージしか表示されていなかったその場所に、風林火山のページが、ようやく表示されてくれました。ふぅー。

gnash、グッジョブですよー。

ただし、私の環境ではYouTubeのビデオはどうやら観られないみたいです。
映像のサムネイルをクリックしてモニタ画面を呼び出すと、そのままずーっと待ち時間になってしまって、ビデオが始まりません。
でも、そこまではいいか。悲しすぎるプラグイン要求メッセージが出ないだけでも嬉しいです。

PS3 Linuxで無料のオフィスソフトOpenOfficeを楽しんでみる


オフィスソフトと言えば、超有名なマイクロソフトのMS-Officeがあります。私も仕事では絶対に外せない水や空気のように大切なソフトの一つなのですが、PS3 Linuxでは使えないのが残念な点です。が、しかし、PS3 Linuxで使える別なオフィスソフトが存在します。

それが、OpenOffice。しかも無料です。

使ってみると、PS3 Linux(Fedora8)のウィンドウモード自体の重さもあるのか、スプレッドシートのOpenOffice Calcが起動時間40秒前後かかりました。ちょっと長いかな。
しかし、一旦起動してしまえば、あとは普通に使えています。
マイクロソフトExcelとほぼ同じ感覚で多機能を使えるのは驚き。

私は、プライベートな文書やシートは大半をGoogle文書とスプレッドシートに移行しているのですが、OpenOfficeとの間でデータを簡単にインポート、エクスポートして受け渡せるので、大きな修正などはOpenOfficeでやれば便利かも知れません。
出力はプリンタだけではなく、PDFにする事も標準で可能です。
プリンタが繋がってなくても、PDFにしておいて後から別なマシンで印刷という事も可能ですね。

このOpenOfficeは、私にとってはPS3 Linuxで使えるというのが魅力ですが、もちろんそればっかりではありません。
たとえば、このソフトにはWindows用もあるんです。だから、ライセンス料金を全く気にせず、複数のマシンに片っ端からインストールして、ついに統一された環境を作る事も可能となります。

ただ、PS3 Linux(Fedora 8)へのインストールはちょっと苦労してしまいました。

最初に、公式サイトに行ってLinux用をダウンロードしようとしたら、どうもインテルのx86プロセッサ向けしか無い様子なんです。
PS3 Linuxは、PowerPC(PPC)用でないとダメなんですよね。

ですが、あきらめ切れずにネットをギラギラと調べると、PowerPC用がありました。この記事を書いている段階では、Googleでもってyum install openoffice.org-calc.ppcというキーワードで検索すると、詳しいインストール方法を書いて下さっているサイト様が出て来ると思います。

本当に、情報系サイト、ブログの執筆者の方には頭が下がります。
ありがとうございます。

2007年12月11日火曜日

本当にスーパーコンピュータとして利用され始めたPS3



ゲーム機としては、いまひとつ盛り上がりに欠ける印象のあるプレイステーション3、PS3ですが、今、このマシンは過去のどんなゲーム機も踏み込んだことの無いとんでもないステージに立っています。

皆さんは、「PS3の性能はスーパーコンピュータ並み」という話を聞いた事がおありかと思いますが、


この言葉が、今、本当の事になっています
単体でも高い処理能力を発揮すると言われるPS3ですが、複数のPS3を特定の条件下で連結する事により、より大きな仕事が出来る仕組みとなっています。

PS3をスーパーコンピュータとして使う目的の中で、最も有名だと思われるのは、ゲームOSのメニュー内にも標準で備えられている「Folding@Home」ではないでしょうか。
これは、米国スタンフォード大学が行っている難病の研究へのコンピュータパワーを、世界中の有志がインターネットを通じて提供する素晴らしいボランティア活動です。

もちろんPS3だけが貢献しているわけではありませんが、PS3の部分だけを見ても、掛け値なしに驚異的と言って良い演算能力を発揮しているのが分かります。
私も常時ではありませんが、参加していますけれど、コンスタントに高い性能を発揮しているようです。

どれくらい?
単純に数字だけで言うと、世界最高のスーパーコンピュータですらもまだ実現出来ていない1ペタFlopsを達成しています。

現在の演算状況を見るにはここをクリックして下さい(時間によって結果が変動します)。

また、複数台のPS3を接続することによって、非常に安価なスーパーコンピュータを実現できる事が知られてきているようで、予算に限りのある研究者の方々の福音となりつつあるようです。

少なくとも、研究によっては、スーパーコンピュータの代替となるのは本当の事のようです。
記事ソースの一つはこちら

もちろん、お店で売っているPS3を沢山買って来て接続しても、ゲームがパワーアップするというわけではありませんが、自分の持っているマシンは、しかるべき方法をとれば、という条件付ではあるものの、スーパーコンピュータとして利用出来るものなのだ、という事実はちょっと嬉しいです。

それに、この瞬間にも、世界中の有志のPS3が協力することによって、難病の研究に役立っているのです(もちろん、PS3だけの貢献ではありませんが)。

もし、PS3の誕生によって計算速度が上がり、難病の研究がさらに進むのであれば本当に素晴らしい。自分の家のPS3が、やっぱり誇らしく思えますね。

ただし、軸足はやっぱりゲーム機でありますから、もっと沢山の面白いゲームソフトが供給されるようになり、ゲーム機としても誇らしくなるようなマシンに成長して欲しいです・・・なんて、偉そうに書いてごめんなさい・・・。とにかく期待してます!

2007年12月8日土曜日

アンチャーテッド/エル・ドラドの秘宝いいかも!

密林を舞台にした冒険活劇! アンチャーテッド/エル・ドラドの秘宝、かなり欲しいです。
体験版も十分にクオリティが高いのですが、レビューを見たら製品版をやりたくなってしまいました。
価格も5980円とPS3ゲームとしては良心的。

以前もブログの記事に書きましたが、ヒロインのエレナが持っているカメラ、これがとっても気になります。
ソニーのハイビジョンハンディカムHDR-FX7ですよねぇ。いいなぁ・・・これ。背景のぼけ味とか、繊細な色あいとかを求めると、どうしてもこのクラスからじゃないとだめなんですよね。手のひらサイズカメラにも良い所がたくさんありますけど。

それにつけても、このクラスのゲームが家庭用として遊べる時代になったんですねぇ。
好きだったPCエンジンの512色グラフィックスに心臓ドッキンドッキンさせてた子供時代が懐かしいです。
夢のようです・・・。やったぁという感じです。

PHPのプログラムは楽しいけど、設定忘れると痛い・・・


以前、私は、PS3 Linux(Fedora Core5)をWebサーバーにして、自分のWebサイトを作って公開していました。WebサーバはApache、プログラムはPHP5です。
しかし、Fedora 7に移行する時に「勉強のために、全部捨ててまた一から作り直そう」と、わざと全部消去してしまいました。

その後、ブログが中心になってしまって、すっかりそのままにしてしまっていましたが、少しづつ復活させようかと考えています。
てはじめに、ウィルコムや携帯電話から手軽に読み書き出来る、軽量なBBSをPHP5で作っています。
PHP5は、とても気に入っている言語の一つ。やっぱりプログラミングは楽しいですね。

が、Fedora Core 5時代にやった色々な設定をすっかり忘れてしまい(以前のメモも間違って一緒に消してしまっていたため)思わぬところで引っかかってしまいました。
特に、文字列を扱う関数ライブラリmb_stringが全然使えないのに焦りました。
php.iniを見ても、設定はちゃんとしているはず・・・。
あれれ、なんだっけー。あれ。mb_stringのモジュールが入っていないみたい。

#yum install php-mbstring

というコマンドを入れたら、ちゃんとmb_stringモジュール(mbstring.so)がインストールされ、関数がエラー無く使えるようになりまた。ふー。

今回、PS3 Linuxは、最新のFedora 8でやってるわけですが、今後のために、設定などのメモは、「グーグル文書とスプレッドシート」サイトにつけるようにました。

2007年12月5日水曜日

さらなるPS3活用のために、NASが欲しい

このところ、NAS・・・ネットワーク・アタッチド・ストレージが欲しくて色々調べてます。

これがあると、PS3がいつでも大量のビデオや写真、音楽にアクセスできるようになるんで、かなり良さそうだと感じています。

NASじゃなくても、PCを使えば同等以上の事が出来ますし、今は実際にPCを使ってやっているのですが、NASの強みは、ルーターのように常時起動が前提の製品という安心感。

さすが、消費電力も物によっては17W程度。家の中なら、PCの健康状態を気にせずに、データにパパっといつでもアクセスできるのは、非常に望ましい環境、ってことになるのかな。

製品は、アイ・オーのLANDISKシリーズ、容量は500GBが良いかな、と思ってます。
重要なデーターは、別途、単体の320GBに保存して、ネットワークからは切り離してますので、本当に利用するデータのみ、NASに置いておくという形態にしようと思ってます。
これなら500GBでかなり持つ・・・と期待してるんですが、どうなんでしょうね。

(追記:予算の都合で買えるかどうか分かりませんが、今、考えているのは、アイ・オーデータ社製の、HDL-GS500という家庭用コンパクトNASです。デザインはすっきりしているし、コンパクトだから設置場所にも困らない気がします。もちろん、DLNAサーバーになります。)

2007年12月4日火曜日

結局、コマンドモード中心で使っているPS3 Linux


PS3 Linuxの利用は、PS3の前に座って直接コンソールを利用する形態よりも、Windowsノートパソコンや、ウィルコムのアドエスからのリモート接続が多くなっている関係で、コマンドモード中心になって来ています。
ウインドウモード中心で使おうと思っていたのですが、やはり軽快なコマンドになってしまいますね。

このブログではコマンドモードと呼んでいますが、正確にはbashと呼ばれるコマンドシェルです。

このbashは、Windowsのコマンドモードよりも遥かに柔軟で強力な機能が満載です。
シェルスクリプトなどは、文法にかなり慣れが必要だと感じていますが、ちょっとしたプログラミング言語くらいの力があるので、覚えておくとPS3 Linuxを何倍も便利に使う事が出来ると思います。

たとえば、私は、(Linuxマシンとしては)少ないPS3のメモリを節約するため、今のところ、VNCサーバーやWebサーバーなどを自動起動していません。
かといって、一つ一つを手動起動するのも煩雑です。
そこで、start_my_systemというシェルスクリプトを作り、システムと対話形式で、それぞれを起動するか起動しないかを連続して選ぶようにしてみました。

VNCサーバーを起動しますか? Y/N
という質問にYと答えれば、VNCサーバーを起動。NならばVNCサーバー起動しない。
・・・という感じです。

このやり方が良いか悪いかは別として、とりあえずやってます。

シェルスクリプトとエイリアス、この2つがあると、コマンドモードはより面白くなりますね。
(追記:start_my_systemは、エイリアスで、実体は'. /スクリプトディレクトリ/start_my_system'というコマンドになっています。)

私のLinux歴は、PS3、プレイステーション3購入からのスタートですから、非常に浅いものがあります。
日々勉強です。
以前はプレイステーション3でWebサイトの公開もやってましたが、また新しいコードを書いて再開したいなーとも考えています。

2007年12月3日月曜日

年末欲しいゲーム

年末欲しいゲームは、やっぱりどこでも遊べるPSP用のものになってしまいますね。

コナミの「サイレントヒルZERO」
セガの「街」
が候補。
PSPは遊びたいゲームが30本くらいあるんですが、さすがにそんなに遊ぶ時間を作れないので我慢。

想像を超えて良いのが、ゲームアーカイブスです。
PS1のゲームをメモリスティックに入れて遊ぶ形態のゲームソフトですが、PS1のゲームはボリューム、技術、楽しさ、三拍子そろったものが多く、これだけでも満足できるレベルにあると感じています。


ゲームアーカイブスの欠点は、数百メガの容量を自分でさばかないといけない点です。
具体的には、ダウンロード用の高速回線の確保、大容量のメモリスティックの用意など。

PS3を、サンバでファイルサーバーにしてみる


PS3をファイルサーバーにしたくなったので、ちょっとやってみました。
PS3 Linuxは、samba(サンバ)という機能を使って、Windowsパソコンのファイルサーバーにする事が出来ます。

内蔵ハードディスクはもちろんですが、以前PSPで使っていて、今は余った1GBのメモリスティックPRO Duo。これもPS3のカードスロットに差し込んで、ファイルサーバー用ディレクトリにしてみました。

まず、結論から。PS3 Linuxをファイルサーバーとして使ってみた感想です。
アクセス速度は、なかなか軽快です。
実は、以前使っていたFedora Core5は、あまり良くありませんでした・・・。正式対応でもないし、私のやり方がまずかったのだと思いますが、とにかく当時は接続時間が長くて使用を中止してしまいました。当時は結局のところFTPだけでファイル転送をまかなっていましたね。もっとも、この時、ファイルジラという良質のFTPクライアントソフトと出会えて良かったのですが、それはまた別なお話・・・。

さて、Fedora8は、今のところ非常に安定しています。この調子ならば、普通にファイルサーバーとして常用出来るんじゃないかと期待をかけられます。

使い勝手もごく自然です。利用しているWindowsパソコンからは、普通にWindowsサーバーに接続しているようなもの。違和感ありません。
サーバーがPS3 Linuxになっているなんて、言われなければ分からないのではないでしょうか。
ただし、文字コードの設定は、Shift JISにするのか、Unicode(UTF-8)にするのか、ちょっと悩むところです。

さて、ファイルサーバーとして公開するディレクトリなのですが、とりあえず権限はフルアクセスにしました。
読み書きは出来ないとなりませんし、実行権限も大切。これを与えないと、Windowsが最初からPS3 Linuxからアクセス拒否の憂き目にあってしまって、何にも出来なくなってしまいます。
この権限の設定ですが、本体のハードディスクは単純にchmodすればいいだけですが、メモリスティックPro Duoを利用する方は、ちょっとだけ面倒。
以前、初めてPS3 Linuxを触りだした時、ここは脂汗を流して苦しんだポイントの一つでした。

マウントポイントの方の権限をいくらchmodでいじっても、マウントした後は権限がリセットされてしまうんですよね。打開策は、chmodではなくて、マウントの時に-o umask=000オプションを付けておく事でした。

ちなみに、メモリスティックPRO Duoのデバイスファイル名は、/dev/sda1になっていますので、マウントは以下のコマンドでしてみました。メモリスティックPro Duoのマウントポイントは/media/ms_pro_duoにしてみました。
mount -o umask=000 /dev/sda1 /media/ms_pro_duo
これでマウント完了。