2007年12月12日水曜日

PS3 Linuxで無料のオフィスソフトOpenOfficeを楽しんでみる


オフィスソフトと言えば、超有名なマイクロソフトのMS-Officeがあります。私も仕事では絶対に外せない水や空気のように大切なソフトの一つなのですが、PS3 Linuxでは使えないのが残念な点です。が、しかし、PS3 Linuxで使える別なオフィスソフトが存在します。

それが、OpenOffice。しかも無料です。

使ってみると、PS3 Linux(Fedora8)のウィンドウモード自体の重さもあるのか、スプレッドシートのOpenOffice Calcが起動時間40秒前後かかりました。ちょっと長いかな。
しかし、一旦起動してしまえば、あとは普通に使えています。
マイクロソフトExcelとほぼ同じ感覚で多機能を使えるのは驚き。

私は、プライベートな文書やシートは大半をGoogle文書とスプレッドシートに移行しているのですが、OpenOfficeとの間でデータを簡単にインポート、エクスポートして受け渡せるので、大きな修正などはOpenOfficeでやれば便利かも知れません。
出力はプリンタだけではなく、PDFにする事も標準で可能です。
プリンタが繋がってなくても、PDFにしておいて後から別なマシンで印刷という事も可能ですね。

このOpenOfficeは、私にとってはPS3 Linuxで使えるというのが魅力ですが、もちろんそればっかりではありません。
たとえば、このソフトにはWindows用もあるんです。だから、ライセンス料金を全く気にせず、複数のマシンに片っ端からインストールして、ついに統一された環境を作る事も可能となります。

ただ、PS3 Linux(Fedora 8)へのインストールはちょっと苦労してしまいました。

最初に、公式サイトに行ってLinux用をダウンロードしようとしたら、どうもインテルのx86プロセッサ向けしか無い様子なんです。
PS3 Linuxは、PowerPC(PPC)用でないとダメなんですよね。

ですが、あきらめ切れずにネットをギラギラと調べると、PowerPC用がありました。この記事を書いている段階では、Googleでもってyum install openoffice.org-calc.ppcというキーワードで検索すると、詳しいインストール方法を書いて下さっているサイト様が出て来ると思います。

本当に、情報系サイト、ブログの執筆者の方には頭が下がります。
ありがとうございます。