2020年1月13日月曜日

ゲーム少しづつプレイ再開中!! PS4には素晴らしいタイトル揃い!!

前回の記事で書かせて頂きましたが、PS4は、PCリモートによって完全に大化けし、個人的に最高のゲーム機と思う「ヴィータ」終了後の世界を着々と修復して先に進めてくれています(PCリモートプレイが快適過ぎて「次世代の携帯ゲーム機」として確立されてしまった!!)。

PS4は良ゲームだらけで驚くばかりですが、全タイトルが、年末に予定されている超超超高性能ゲーム機「PS5」用のソフトとしても使えるのは果てしなく大きく、PS4タイトルを購入する際の安心感となっています。

今回の記事では、昨年末あたりから地道に購入していたタイトルについて書かせて頂きたいと思います。


■ゲームの地位すら向上させる!最高峰のデトロイト

↑単にPS4用のゲームタイトルの一本というだけでなく、ゲームそのものの地位すら向上させうる、完全にゲームというメディアを映画や小説等と同格に高め得る、最高峰だと思うタイトルが「デトロイト/ビカムヒューマン」。

あまりにも絶対的な魅力を感じたため、フリープレイ期間での入手は見送り、PSプラスから脱会した状態で、一般購入(買い切り)しました。

このゲームは、感情を持つまでに進化したアンドロイドが人間と共存できるのか?を問うものです。

現実でもAIと働き方改革で次々と人間の労働者が切られ続ける世の中にあって、自分の身にふりかかる深刻な未来として向き合わなければならないテーマであり、そこに鋭く切り込んだ意欲作です。

また、異なる立場の3人(革命家、捜査官、母と子)を主人公にし、できる限り立体的に物語を紡ぐことによって、極めて高いエンターテインメント性も確保しており、とうとうゲームがここまで来たのか?という記念碑的な作品として歴史に残るはずです。

また、技術的にも非常に目立つ作品で、PS4がいかに高性能なゲーム機だったのか、という事実を再確認させられるほどです。


↑三人の主人公のうちの一人、革命家のマーカスですが、彼の行動が全員の運命に直接的で巨大な影響を与えます。

彼は当初、高名なアーティストの「カール」に保護され、外ではアンドロイドとして冷たい扱いを受けるものの、家の中では静かで暖かで幸せな時間を過ごせています。

やがて彼の身に起きる悲劇は「そこまでやるか」というもの。

紆余曲折あって、やがて彼は虐げられる数多くのアンドロイドの希望となって行きますが、暴力で世の中に牙をむくか、非暴力で耐えて世論に訴えかけるのか、プレイヤーにとっても大きな決断を迫ってくるキャラクターになります。

個人的には、母が入院中に不安を忘れるためこのゲームをプレイしたのですが、カールを実の親と思って世話をするマーカスの姿に涙が止まらなくなりました。

また、彼が非暴力を選択したルートのストーリーの美しさはまさに圧巻で、こんな美しいストーリーをとうとうゲームが紡げるようになったのかと心にガツンと決ました。

終盤の展開は、何度プレイしても泣けて泣けて・・・(思い出すだけで涙が出る)。


捜査官のコナーは、最もこの「デトロイト」という作品をゲーム寄りにしているキャラクターで、このキャラクターのルートは、良い意味でゲームらしさをこの作品に引き寄せてくれています。

コナーには、訳ありで荒れている相棒の「ハンク」がおり、生真面目で任務に忠実なコナーと、荒くれハンクで、相棒刑事ドラマを存分に楽しめます。

ある意味、このコナーの刑事ルートが支えているお陰で、作者は比較的安心して、革命家のマーカスと、「母子(カーラとアリス)」ルートという、ゲーム的にはかなり尖った物語を手加減せずに作っていけたのだと思われます。

コナーはもっともゲーム性が高いと思われるルートを背負っていて、相棒のハンクと強い絆で結ばれ、まるで曇り空から陽光が差すような希望のラストを迎える事も出来ますし、対立して心が凍り付いたような運命を辿らせる事も可能です。

個人的に刑事ドラマが大好きなので、コナーのルートは燃えに燃えました。

色々な話の展開を観たいがために、ハンクとコナーを反目させる選択肢を選ぶのは辛くて辛くて、なかなかできませんでした・・・

ちなみに、このゲームに限らずですが、海外のこの「経験が皺に刻まれた渋い男性のグラフィック」の作り込みは鬼気迫るものがありますね。

ここまでの高いクオリティがバンバン出て来るのがPS4という世界でもあります...


↑最もエモーショナルで、デンジャラスで、なかなかの攻撃力で心を抉ってくるのが、「母と子」である、カーラとアリスのルートです。

ある意味において、強く運命と戦えるマーカスとコナーと異なり、この2人は、ひたすら運命に翻弄されるため、最高難易度かつ悲劇のキャラクターと言えるかも知れません。

カーラ、この家事手伝いアンドロイドの運命が動き出す、そもそもの発端が、既にエグイ。

自分の娘なのに虐待するクズ暴力DV男トッドから、アリス(娘)を救出し、そのまま逃げだし、あてのないまま寒い街をさまよう・・・などというストーリーで、よく虐待やDVに切り込んだな・・・と目を丸くしてしまうような展開なんです。


特に、選択肢によっては辿り着いてしまう「最も悲惨と思われるラスト」は、もしも多感な人がプレイしたら、心の傷として残ってしまうくらいエグイので、展開を察知して「この先は、やばそう・・・」と思ったらその時点でプレイを中止して他のルートをやり直すのも一つの選択肢です。


↑私は昔から「母と子」の物語に極端に弱く、カーラとアリスの物語は、もうそれだけで強く強く引き込まれてしまいました。

泣けるとか泣けないとかもうそんなレベルではないです。

カーラとアリスに幸あれ。

このデトロイトが作られただけでも、PS4というプラットフォームに感謝したいです。

こんな素晴らしいゲームをプレイさせてくれて、全ての関係者に感謝したいです。


■まさかのPS4版でリブート「ルートレター」

↑かつて、島根県の観光ゲームを兼ねたAVG「ルート・レター」が、ヴィータ専用ゲームとしてリリースされました。

個人的には、非常に才能溢れる美しいグラフィックスと、島根県に行きたくなる風景が心にジャストミートし、気に入った作品となり、ついにプラチナトロフィーまで遊びこみました。

しかし、主人公「マックス」の性格がやはり問題点だったみたい。

マックスは、とにかく無神経に見ず知らずの他人とぶつかっても平然としている鉄のメンタル。

やはりゲームの主人公としては厳しく、世の中ではあまり評価されなかったようです・・・。

ルートレターは佳作ではあったけど、これにて埋もれておしまい・・・と思っていたら、こんな事ってあるんですね、まさか、まさかの、PS4版登場!!

しかも、イラストではなく、実写になって手間をかけてリブートという快挙。

さらにマックスの性格がそのまんま変更なし(やけくそ?)で、山寺宏一さんの声がつくという、ヴィータ版をプレイした人にとっても「あのマックスは正解だったのか!!」と(変な)自信をつけるダブル快挙。

まぁ確かにマックスは問題ありの人物ではあろうとは思いますが、あの性格、鉄のメンタルがなければ、短時間に事件(?)解決はできないだろうから、和製ジャック・バウアーとして良かったと思います(強引)。

ともあれ、このリブート版は、イラストのみのヴィータ版よりもさらに強く島根県に行きたくなる観光ゲームとして大成功。

実写版の人物も大変好ましく、実写化の判断はまさに満点です!!

またしてもハマり、再びプラチナトロフィー取得しましたが、ヴィータ版よりはるかにプラチナ取得が楽々になってました!!

ゲームそのものの歴史に残る大傑作である「デトロイト」プレイ後にこれプレイしても問題なく楽しいし。

ちなみに、私の島根県の知識のほぼ100%は、ルート・レターから来てますので、現実では割とこのゲームの話題も出してますよ。

仙台とか宮城県のゲームも作って欲しいくらい。


■PS4だからこそ100%の魅力!!オーディンスフィア・レイヴスラシル

↑PSストアの初売りで購入した「オーディンスフィア・レイヴスラシル」ですが、なんと、色々とおまけが付いてきまして!!

あの心に染みる音楽・・・そのサントラがおまけについてきてくれました!!

USBメモリをPS4に接続してから、サントラアプリを起動すると、MP3の音楽ファイルをダウンロードしてくれます!!

しかもPS4のみでしか聴けない、などというゲーム機だからこそありがちなセっコい制限はなく、普通に音楽プレイヤーに持って行って聴けますです。

音源はMP3で、320kbpsなので非常に満足行くクオリティ。


↑このゲームは、2Dの美しさにおいては世界最高峰だと思われます。

(海外にも背景が2Dの美しいゲームは多数ありますが、キャラクターはやはり日本製に限る...。)

実のところ、このゲームって、既にヴィータ版で全キャラクタークリアしており、その面白さとストーリーの重厚さは既に保証済み。

ヴィータ版でもその美しさと楽しさに酔いしれましたが、PS4は、もう一発、ずば抜けて華美ですねぇ(ため息)。

細部まで鮮明で、はーーこうなってたんだ...と、まるで初めて見るかのような新鮮さまであります。

PS4を見てしまうと、思うのは、PS4と他機種マルチタイトルって多数あるとは言え、総じて100%正しい品質はPS4だけであり、他は劣化版なのだなぁということ。

PS4が優れているとはいえ、決してヴィータ版の素晴しさを棄損しないものの、やはり処理能力やロードなど快適性はPS4は違う・・・。

何より操作性が一段階は上。

ヴィータは、確かに携帯機では今もってナンバーワンなのですが、PS4と比較してしまうと、アクション系ゲームは携帯機辛かったんだなぁと。

どうしてもモバイルという制約があるため、華奢にせざるを得なく、物理的にどうしても乗り越えられない弱みがあります。

ヴィータに慣れた私だと、やっぱりまだPS4コントローラーは大き過ぎる傾向はあるんですが、もう完全にPS4(リモートプレイ)に切り替えたわけで、真剣に慣れるために努力してみれば、頑丈でゆったりしてて、何もかもどっかで我慢を強いられる携帯機とは世界が違います。

特に、どんなにガシガシと打ち込んでも耐えるPS4コントローラーはストレスフリーで、到底、携帯機では横に並ぶ事は許されません。

それゆえに、ますますPCリモートプレイこそが、次世代の携帯ゲーム機であるとの思いを強める一方です。


■今さら、史上最高のR-TYPEが今来た!

↑なんと、今になって!? あの伝説的なシューティングゲーム「R-TYPE」がPS4に来ました。

おいおいおい遅いよ、既にちゃあんと、ヴィータで快適に遊べるPS1版のR-TYPE持ってるしサ・・・・と思ったら、なんとクリア支援機能「インフィニティモード」搭載というのを知り、一気に購入へ。

R-TYPEと言えば、あのPCエンジンの黎明期を支えただけでなく、それまでの家庭用ゲーム機の立場すら変えたゲームです。

それまでは、家庭用ゲームなんかは、業務用機から見てしまったら、それはもう比較の対象にするのも憚られるオモチャに過ぎなかったのが、PCエンジンとR-TYPEが実績を作り、家庭用ゲーム機全体に自信をもたせる事ににつながった・・・という歴史的なコンビと言えましょう。

そんなR-TYPEのしかも遊びやすいバージョンが、現在、世界中で家庭用ゲーム機の押しも押されもしない主役のPS4で遊べる・・・感慨深いです。

再現性は、さすがに文句なしで、インフィニティーモードだと、やられてもその場で復活可能、パワーアップもすぐに最大に出来るなどなど、鬼の難易度である本ゲームを誰でもラストまで楽しめる、まさに史上最高のR-TYPEです。

インフィニティモードは、もう全てのアーケードゲームに実装して欲しい。

そもそもアーケードゲームは、プレイヤーに沢山のお金を連発で使ってもらわないといけないため、鬼のような難易度になっているわけで、インフィニティモード搭載しないと誰も最終面とか見ないままマニアだけのもので消え去ってしまう気がする。


↑このR-TYPEは、しかも、3Dによって、グラフィックを今風に書き直したモードがあって、ゲーム中にいつでも切り替え可能!!

音楽もニューバージョンに変わるのですが、それがまた良い感じです。

最初は、「いやぁ、R-TYPEの思い出に浸りたいのに、3Dで描き直されても・・・」とか思ったんですが、プレイしてみれば「これはアリ!!」でした。

大切なポイントですが、3Dだからって、勝手にゲーム性を変更したりせず、オリジナルゲーム性維持はデカい。

2Dグラフィックをそのまま美しく3Dでなぞって描き直しているだけ、というような仕様になっています。

そうなっているので、3Dに拒否感がなく、「当時の開発者が本当にやりたかったグラフィックはこれだ!」という妄想を、ぽわぽわーんと想像させる、ほどほどの強化で良い塩梅です。

絵柄もオリジナルを尊重した鮮やかな色使いで、フォトリアルなグログロの絵にはしておらず、その判断もバッチリです。


■DOOM(ドゥーム)にも手を出してしまった!?

↑PSストア初売りにて、なんと600円台という激安バーゲンしてたんで、ついつい買ってしまったのがDOOM(ドゥーム)。

なんかよく分からないのですが、火星みてーなところで目が覚めた主人公(自分)が、よく分からないまま宇宙服来て、そこら辺に落ちてた武器拾って、なぜか襲ってくる宇宙人みたいなやつらを次々にボコる!という、デトロイトをプレイした後だと「自分は何をやってんだろう...」と真顔になれるゲームです。

600円だし、気楽にプレイ!と思ったらダウンロード容量が、地獄のような78ギガバイトΣ(0.0)で、うちのPS4のストレージは500ギガバイトしかないので、もうプレイ開始直後には消したくなってしまった。

しかも、敵の宇宙人みてーなやつは、動きが素早いし、数もすげーし、鉄砲あたらねーし、快適でもねーし面白くもねぇ・・・。

こりは、PS4初の(!!)買って失敗したゲームになるのかーーと漠然とした不安を持ちつつ、でも600円分は遊ばないと・・・と頑張ってプレイ。

はーーーーーもうこんなのやめるしか・・・ん!?

なんか、射撃で外しても、接近してくる宇宙人みてーなやつらを、肉弾パンチで撃退できる(むしろ、そうしないと、回復用のエネルギーみたいなのが出てこない)ので、のが分かり、割と大雑把に遊べてしまう。

面白いとはまだ言い難いけど、消すのはやめて、もうちょい先に進もうかな。

でも78ギガバイト・・・いつまで残せるか・・・


■アンチャーテッド/海賊王と最後の秘宝もあるよ!!

現時点で未プレイですが、PS5に喧嘩を売れるくらい?の高性能を予感させる、アンチャーテッド/海賊王と最後の秘宝も購入済なので、プレイしたら感想を書かせて頂きたいです。


PS4ソフトを買うと、そのままPS5ソフトになる圧倒的アドバンテージ!!

今、PS4ソフト買うと、最高の据え置き機ソフトと、リモートプレイで最高の携帯機ソフトを同時に手に入れられる!!

さらに、今年発売される、超超超高性能ゲーム機のPS5用のソフトにも、そのままなる!!

圧倒的なアドバンテージにクラクラ来ますね。