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先日、ウィルコムのアドエス(Advanced/W-ZERO3[es])と、その上で動くPocket Puttyを使って、PS3 Linuxにリモート接続出来た記事を書かせて頂きました。
この時はコマンドモードの利用でしたが、この調子ならもしかするとウインドウモードのリモートコントロールも可能かも?と思い立ち、探してみたところ・・・W-ZERO3シリーズで動くVNCクライアントソフトが開発されておりました。なんと素晴らしい。いつもなのですが、開発者の方々には本当に感謝の言葉しかありません。
わくわくしながらダウンロード&インストール。
VNCサーバーは、もうPS3 Linux上で動作しているので、Linux側はそのまま。
VNCサーバーが送り出す画面の解像度も、手持ちのミニノートパソコンで余裕のある800x400ドットの設定を変えずにそのまま使用。
さて・・・いくぞ。どうなるか。
アドエスのスクリーンに、PS3 Linuxのログオン画面が表示されました。
やっぱり「おおー」ってなりますね。こりゃどうしても。
さすがにコマンドモードほどのキーレスポンスは出ませんが、そりゃそうだろう、と、とにかくアドエスのキーボードをプチプチと打鍵して、パスワード入力。
「おおー^2」
本当にウインドウシステムの画面がアドエスのスクリーンに出ました。
VNCは、設定ファイルを書き換える事によって、起動するウインドウシステムを決められるのですが、今はGNOMEにしています。
ただ、当たり前かも知れませんが、やっぱり重たいですね。
全然設定を煮詰めていない私が悪いのかも知れませんが、アドエスのタッチスクリーンをペンでつついてウインドウをドラッグすると、実際にウインドウが動くまでに、何秒かのタイムラグが発生してしまいます。
もちろん、アドエスの本来の用途を超えた事をやってるわけで、そこにPS3 Linuxのウインドウが表示されるだけでも大感激です。
速度的に常用は辛いですけれど、ともかくウインドウを操る事は可能になったので、いざという時には助かるんじゃないかと思います。