2010年9月23日木曜日

夢のまた夢だった最強白ズーム「EF 70-200mm F2.8L IS II USM」を買う事が出来ました!!



ついに、夢のまた夢かと思っていた、最強の白ズームレンズ「EF 70-200mm F2.8L IS II USM」を買う事が出来ました!!

ただでさえプロ御用達であるEF 70-200mm F2.8L IS USMの設計を一新したキヤノン渾身の新型Lレンズ。
白レンズの象徴として渇望されていた「蛍石(ほたるいし/フローライト)レンズ」をついに採用。
従来まで採用されていたUDレンズも4枚から5枚に増強され、手振れ補正は最新世代の四段イメージスタビライザー搭載モデル。ボディの強度も見直され、プロもニッコリの徹底した全面リニューアル。70-200mmでは、この地球上にこれ以上のものは無いくらい、まさに最強最高のスーパー望遠ズームレンズなんですよね。

(追記)最短撮影距離が1.2m(0.21倍)とF4Lと同等にパワーアップもしてますね!!これは嬉しい。

その代わりお値段は定価31万5000円と、冷や汗ものの高額レンズであり、発表された時も、私と来たら「フーン。世の中にはすげぇもんがあるなぁ。まぁ縁が無いからいいや」と横目でスルーしてたくらいです。さすがに・・・。

ヨドバシカメラでは順当に値引率も低い28万円台で販売されていたのですが、ふと見ると、これがなんとさらに今だけ特価で5万円引きで販売されていたんですよ(!!!)。
えええっ。品薄で高額になるのなら分かるけれど、これが大幅値引きされるなんて夢にも思わなかったので、このチャンスを逃したら、おそらく一生このレンズを買う事は出来ないだろうと覚悟を決めました。

高級レンズを買うのであれば、EF 24mm F1.4L II USMか、EF 300mm F4L IS USMになるだろうと思っておりましたが、まさかの展開になってしまいましたね。まぁ24mmは20年はリニューアルされないだろうし、300mmはゆっくりリニューアル待てばいいかな。さすがにもう当分レンズ買わない。

さて、このレンズ、どうせならいつも親切にしてくれる気に入った店員さんから買いたいんで、その店員さんが先にやってた接客が終了するのをしばし待ち、無事にその店員さんから購入する事が出来ました。
システムよく分からないけど何かの成績アップになってくれているといいなぁ。

受付中は、興奮のあまり、もう心臓が早鐘のように鳴り続けてましたねぇ。

買った後は、箱を抱きかかえるようにして歩きました。おざなりにぶら下げて歩くなんて出来っこない。

夢のまた夢・・・夢すぎてスルーしてたレンズが、我が手にある世の中の不思議も味わいつつ、大雨の中を帰宅。そう、大雨なんですよー。まぁ自然には逆らえないからしょうがない。試写は明日以降だなぁ。さすがに。あわててぶっ壊したら死ぬし

帰宅して、レンズを箱から出すと、レンズがジッパーケースに入って梱包されていますねぇ!!
F4Lモデルの場合は、子抜けするくらい普通のレンズポーチに入っていたんで、嬉しい。
しかもこのジッパーケース、めちゃくちゃ立派で格好良いんですよ。これ単品で売っても良いくらいの出来ですよ・・・と思ったらしっかり単品だと5000円で売ってるみたいです。
初めてのジッパーケースなので開け方が分からない!! 
チャックを開けたら、さらにマジックテープで固定されていた部分をはがして開くんですね。
とまどったぁ。

レンズ本体を取り出すと、おお・・・。胸が一段と高鳴ります。
思っていたよりは小さいなぁ。もっと手に負えないような大砲のようなものをイメージしてましたが、全然大丈夫。これなら色々な場所に持ち歩けるんじゃないかな。

それにつけても、白レンズ・・・美しいですよー。
陳腐な言い方を許していただければ、まさに高級品だわー。
ボディはエンジニアリングプラスチックじゃなくって、きっちり金属も使われているっぽい。軽く叩くとコンコンと金属感があって嬉しいです。

レンズは、さすがに大口径望遠ズームだけあって、前玉も後玉も径がデカイ!!
レンズ構成図を見ると、蛍石1枚、UDレンズ5枚を含む全23枚の径が全体的に大きくて、光を大いに取り込んでくれる感じです。大口径ズームを所有するのは何しろ初めてだから、とても新鮮な気持ちですよ。
F値が変動する普通の明るさのズームだと、中央部のレンズはかなり小さくなってゆくんですよね。


あと、あんまりありがたくって、レンズを取り出した後は、まずは家の神棚にそなえてから作業(?)開始しました。

まずは、「これは、やっぱりやるよねぇー・・・」という事で、手持ちのEF 70-200mm F4L USMと並べて写真を撮ってみましたよ。

あらら。結構小さいと思ったF2.8Lですが、F4Lと比べてしまうとやはり大きなボディだなぁと。
でも、どちらも美しいなぁ。
うん。ため息が出るよ。

このクラスなのに威圧感が全然無いなんて、ひたすら凄いなぁと思う。
普通、このクラスだと、レンズというよりは軍隊が使うナントカ砲みたいな怖い感じになるんですよね。火薬臭いというか何と言うか。
それとは全く対極と言える、白レンズの基礎を考え付いた方って、本当に偉いと思う。
見ているだけで気分が和む・・・。完全に美術品の世界ですね

ちなみに、普段はレンズにプロテクトフィルター付けない私ですが、防塵防滴構造のレンズだけはその効果を上げるために装着しているんです。で、最上級のケンコーZETAシリーズ買おうとしたら77mm径だけ売り切れ!!でも、ZETAシリーズ出るまでは最上位だったPRO1シリーズにしました。見てると、この日タムロンのSP 70-300mm買った方とか、皆さんZETA買ってるなぁ。でもいいや。

さて、次はレンズフードです。
レンズフードを取り付けてみると、美術品だろうが何だろうが、さすがに迫力が段違いに増しますね。花形フードかぁ。
しかし、このフード、一回取り付けたら外れない!!

あらららっと思って何回やってもダメ。

取れねー壊すっちゃあー!!って焦っていたら、なんとロック機構があったんですよ!!

いやー。フードにロック機構なんてあるもんなんですね

そういうハイクラスの製品使った事ないもので、ごめんね。

ちなみに今回掲載した写真は、EOS 7DとEF 50mm F1.4 USMレンズで撮影しました。神棚の写真は、ソニーハイビジョンカメラHDR-XR500Vで撮影しました。