2012年11月2日金曜日

さすがドイツの風格! ラミー・スクリブル・パラジュームコート・ペンシルが来てくれた日

人生初のドイツ製シャープペンシル、初のラミーです。
ラミー・スクリブル・パラジュームコート・ペンシル(0.7mm)が我が家に来てくれました!!


Amazonで注文したのですが、いつも通りあっという間に到着。
今までAmazonにした注文は、100%の確率でもって確実・迅速・丁寧に届けられており、この場をお借りして御礼申し上げます。
これからもどうかよろしくお願いいたします。

さて、胸を高鳴らせながらAmazonの平べったいダンボール箱を開封すると、む!! やたらとシンプルなペンの箱が出てきました。

実はこれ、ラミーのパッケージを守るための紙のシールドなんです。
さすがドイツの気配りというところか!!


パッケージを守るためのシールドを外すと、いよいよラミー本来のパッケージが現れました。

樹脂製の[LAMY]バッジが気分を高揚させてくれますね!

こういう演出というか、気分を盛り上げる要素というのは、ゆめゆめコストダウンの範疇に入れてはいけない大切なものだと思います。


実は・・・素直にごめんなさい。箱の開け方が分からなくてちょっと悩んでしまいました。
写真のように、[LAMY]のバッジを中心にして、フタが2枚重なるように合わさっていたんですね。
せっかくの見目麗しい箱なのに、いきなりバリッとか壊してしまったらドイツにも申し訳ないところでした。


出たぁ! やはり、すこぶる格好良いスクリブル!!
仙台の文房具屋さんでショーケース越しに実物を見て以来、その魅力の虜になりつつあったスクリブル。
こうして対面出来て、心が沸き立ちますね。

さすがはドイツ、ちゃんと吸湿剤が箱に入っているし、説明書も日本語オンリー!!



パラジュームコートの名前の通り、このスクリブルは、クリップやペン先などの金属部分に貴金属のパラジウムのコーティングがなされているのですが、プレシャス・メタルのイメージとは真逆とも言えるマット仕上げになっています。

パラジウム・コーティングと言えば、フランス・ウォーターマン社のメトロポリタン・スターライトGTの星明かりの輝きを放つ華美なプレシャス・ブライト・ボディの方がイメージにしっくり来ますが、こういうフィニッシュも新鮮で賛嘆するに吝かではありません。


パラジウム(パラジューム)・コーティングされたペン先やクリップの造形は勿論ですが、樹脂をマットブラックで仕上げた軸の見事さと言ったらどうでしょう!!

分類してしまえば「樽型」になるのでしょうが、美術作品さながらの感情揺さぶるカーブは、通り一遍の存在感なんかじゃありません。

見ているだけで心の中に花が咲きそうですね。


いよいよ、日課の独自ペン字練習にスクリブルをバシバシ使ってみました。
折ろうとしても決して折れないような、ビクともしないブッとい頑丈感!!
シャープペンシルって、揺るぎのない剛性感を持つぺんてるのランスロット5シリーズでさえもそうなんですが、かならず尖鋭で華奢な筆記具という感触は残存しているものなんですが、スクリブルはとにかく良い意味で野太い感じがします。

0.7mm芯を初めて使うという心理もあるのですが、今まで私が持っていたシャープペンシルのイメージより、削らなくとも良い「21世紀の新型・鉛筆」と言いたくなる感触でしょうか。


スクリブルは、ペン先のパイプ(スリーブ/芯先)が収納式なのも嬉しいですね。 (写真ではパイプが出た状態を撮影しております。)

芯を繰り出す時は、ごくオーソドックスなペン尻ノック方式ですが、とにかく音に良質さが出ています。
精密機械が動くメカニカル・サウンドは、演出が下手な日本が見習って欲しい部分だったりしますね。

ラミー・スクリブルは、思っていた以上の傑作の予感がします。

(追記)
眠りながらみていた夢の中で、月曜日に解決しなければならない仕事の一つ、とあるプログラムの解析で悩んでいた部分を、ラミー・スクリブルと三菱鉛筆のピュアモルトのシャープペンを使ってノートにあれこれ悩みながら書いていたんですが、ズバリ閃きました。

しかも最近よく見てしまう明晰夢だから、しっかり覚えていたんです。

そして、夢の中で解決した仕事の方法を、さっき目覚めてから本当にラミー・スクリブルでノートにメモしました!!

このところ、確かに「筆記具に刮目して大切にすれば、現実もプライベートも潤う」とは思ってましたが、それは本当にの事ではあるのですが、ここまで来てしまうともう言葉もありません。

ペンは真剣に天からの恵みだなぁと!!

命だと思っているカメラ(写真/映像)やコンピュータと同じくらい、ペンは一生大切にして生きていくぞ!!とあらためて思いましたぞ。