2015年6月28日日曜日

新型が出てさらに魅惑アップする「初代」ソニーRX100

今回の記事では、新型が出てからさらに魅力がアップしている前世代機カメラ、「ソニーRX100(初代)」について書かせて頂きたいと思います。

M2やM3、あまつさえ最新型のM4という、大変優れた新型が出ている(M4は発表のみ)にも関わらず、初代機の魅力がアップしまくっているなんてあるのか?と思うと、RX100に関してはそういう珍しい現象が起きているんですね。


■ソニーRX100

RX100の初代は、まさに稀有な機種で、本日時点で、最新型の四代目まで発表されていながらも、まだ現役の新品として販売されているんです。

正直、びびります。

そこまでして引っ張る初代の魅力は、なんと言ってもシリーズ最小・最軽量の213gというコンパクトっぷりと、これが結構重要なのだけれど、初代だけに実売価格が大変にお安くなっていて、仙台の新品価格ですらも3万円台に突入しているのです。

1インチのExmorセンサーと、キヤノンAPS-C換算で、18-62mm F1.8-F4.9(フルサイズ換算28-100mm)という使いやすいレンズが搭載されている、紛れもない高性能カメラなのに3万円台で買えるというのは相当なインパクトがあります。


小さいボディなのに、マニュアルの操作性も大変良好で、背面ダイヤルでシャッター速度、レンズ周りの大型リングで絞り操作してみましたが、回し心地も滑らかで気持ち良く、液晶画面に表示される情報も、ソニーらしくデザインに凝ってます。

しかも、店頭に展示されているRX100は、なんとMade in Japan(すげぇ!!!)になっているという、かなりでかいボーナスポイントも確認出来ました。
(※ネットを見ると、生産国が日本から違う国に変更されている可能性があるようです。初代=Made in Japanとは限らないかも知れないです)

正直、単純にスペックや、チルト液晶・タッチパネルなどによる使い勝手の良さを持ち出して比べると、実の所、RX100を上回る魅力の機種というのは存在するのですが、それらは全部、よりズシッと重たくてより高額なので、RX100が大逆転してしまう。

初代おそるべし。