今回の記事では、個人的に大ファンのゲーム機、「プレイステーション・ヴィータ」の活躍の場が(再び)ゲーム以外にもどんどん広がっているという話をさせて頂きたいと思います。
最近、「せっかく搭載されているのだから」という気持ちで、VITA-1100の特長である内蔵3G回線を使うようになったのですが、これが大当たり。
GPS+ブラウザのマップは便利だし思った以上の効果ありなのです。
ヴィータ(VITA-1100)は、今や「内蔵3Gは要らない」扱いされてる感もありますが、内蔵式のWANを持った史上初にして唯一のゲーム機というのはちょっと嬉しい。
それに、やはり好きなヴィータなんで、その応用範囲が広がるのはスゲー嬉しい。
内蔵3G回線用のSIMカードスロットはヴィータの正面から見て左側(裏から見ると右側)にあります。
VITA-1100って、ゲームソフト用VITAカード、システム用のストレージカード(メモカ)、そしてSIMカードと、カードスロットが3つもあって華やかですな。
ちなみにSIMカードは、折れ曲がらないようにという配慮なのか、台座にセットするようになっています。
SIMカードは、最初から付いてくるやつは使わず、独自に用意した「OCNモバイルONE」の170MB/日プランのものをセットしています。
いやー、VITA-1100の足を引っ張ったのって、結局は初期に付いてくるプランじゃねーのと思います。
当時、OCNモバイルONEがあったら事情が全く変わってきたんだろうな。
VITA-1100は、当時、あまりにもdocomo都合のきついプランが全面に押し出され過ぎてて、「客観的に見てプランそのものの魅力が乏しい上に、買ったら最後、強制的に月額料金が徴収されてしまう」みたいな誤解まであったみたいで、ソニーの「ものを作る能力は超一流だが、商売はドヘタ」という特性が遺憾なく発揮されてしまってましたね。
3Gは付いているだけで、使うも使わないもユーザーの自由なんで、回線契約は全くしなくていいです。
まぁもう今さらの話ですが。
VITA-1100は、格安SIMが盛り上がってきた今になってこっそり輝いているのです。
VITA-1100のSIMカードは、一度取り外すと、強制的に再起動の要求が出て来るのでちょっと注意が必要です。
さて、内蔵3G回線は良いがそれで何をするのか?と言うと、やはりgoogleマップですね!!
これはスマホ(Xperia Z Ultra)であっても個人的には最重要の機能なのですが、ヴィータでもやっぱり重要。
残念ながら、ヴィータのマップアプリは廃止されているのですが、そこはそれ、ブラウザのマップを使うわけです。
ちゃんとGPSも、位置の推測も使えるのは大きい。
実は、ヴィータのみで、場所を知らなかった「仙台市の市電保存館」に行く事が出来ました。
ただし、ブラウザのgoogleマップは、マップアプリではないため機能が限られてしまいます。
地図の自動回転や、自動追尾がありません。
GPSによってつけられる、自分の現在地マーカーだけは定期的にリフレッシュしてくれるのですが、地図は止まったままというのが嘆きポイント。
クルマなんかで走っていると、ものの数秒間でマーカーが地図の外に消えてしまう事も。
地図は指でスクロールして、「手動追尾」になっちゃいますね。
でも、オート追尾みたいなものが無いけれど、ちゃんと地図上に位置が示されるだけでもでかい。
そこまでしてヴィータでやりたいのか?と言われたらアハハと笑ってごまかすしかないですが、やっぱり好きなマシンを使いたいんですな。