2021年7月4日日曜日

ワイヤレスイヤホンでもスマホとウォークマンで音質に差がある!! ソニーWF-1000XM4で驚愕

ソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」ですが、使えば使うほどに良さが分かる深みのある逸品です。

今回は、そろそろ使い続けて良い時間が経過して来たので、あらためて、いかにこのイヤホンが素晴らしいのか!!を書かせていただこうかなと思ってましたが、急遽、タイトルにありますが内容を変えましたとです。


ワイヤレスなのにウォークマンA100の音質が圧倒的に良い

このWF-1000XM4ですが、ワイヤレスのイヤホンなので、ウォークマンの強味はなくなると思い込んでいました。

ウォークマンが、どうしてスマホを超えるのかというと、高音、中音、低音を響かせるために、部材や構造から徹底して作り上げるからです。

でもそれはあくまでも有線のイヤホンやヘッドホンを接続した時に生きるのであって、単なるデータを無線で飛ばすだけのワイヤレスであれば関係ないと思ってました。

実際、頭で考えるとそうなのです。

音楽プレイヤー(スマホ)は、データを無線で飛ばすだけで、あとはイヤホン(WF-1000XM4)側で音を受け持つため、同じになるはず...。

でも実際には、ウォークマンA100の方が、有線イヤホンがそうであるように、無線でもスマホ(Xperia 10 II)を圧倒するのが確認できました。

どうしてなのかは分からないのですが、結果がそうなのです。


何がどう違うのか?

まず最初に言っておきたいのですが、スマホ(Xperia 10 II)が汚くて、ウォークマンA100が綺麗という、そういう事ではないです。

スマホ(Xperia 10 II)も、ウォークマンA100で聴きさえしていなければ、余裕の美しさなのです。

特にXperia 10 IIは、スマホというよりも、音楽プレイヤーに近い実力者であることは言うまでもありません。

なんというか、ウォークマンが弩外れて凄いという事なのかも。


何がそんなに違うのかというと、Xperia 10 IIは、(ウォークマンA100と比べてなので、単体では気にならないかも知れないです)ボリュームが低いとちょっと音が遠くて物足りない(あくまでもウォークマン比なので他のスマホ比では優秀かも)のです。

じゃあボリュームを上げると、うるさくて苦痛になってしまう。

ウォークマンA100ではどうかというと、最初から力強く、しかもボリュームを上げるとうるさいではなく、リニアに力強くなるので、最初から最後まで何の問題もなくWF-1000XM4の優れた能力を完全に発揮してる感が熱いです。

この、ボリュームを上げても破綻せず、うるさくならず、力強さがリニアに増す...という特性は、WF-1000XM4が備えている生まれ持っての美点でもありますが、その特性が最も生きているのがウォークマンA100でした。


↑これは、ウォークマンA100を持ち上げたいあまり、先入観や錯覚でものを言っているわけではなく、実際に「あれっ、どうして?」となった事なのです。

アンジェラ・アキさんのアルバムを聴きこんで確認しましたが、厳密に比較しなくともすぐに分かるくらいの違いでした。

もちろん、最初は設定ミスを疑ったので、すみずみまで確認して、両方とも最高音質設定で揃えているのは確認済です。

Bluetoothの接続は「音質優先」でLDACが発動するようになってますし、DSEE Extremeも有効、ノイズキャンセリングON...と設定は同一です。

圧倒的にウォークマンA100が良いです。


ワイヤレスでもウォークマンなのだろうか

ただ、実際に圧倒的にウォークマンA100が良いのですが、どうしてなのかがよく分からないです。

音楽プレイヤーは、ただデータをLDACでイヤホンに転送するだけで、音質はイヤホン側が受け持つのでは?

でもこんな違うのかというくらい違う(設定は同じ)。

今後の展望として「ワイヤレスだけを使うのだったら、ウォークマンの強味はないため、アプリ処理速度やネットワーク処理など汎用部分が強いXperiaを今後買えば良いのでは?」と思ったのですが、そうは問屋が卸さない、ワイヤレスでもウォークマンの方が強いという結果が、ともあれ実際に出てしまってるので、今ではなくて今後の機種選びに重大な影響が出ています。