2026/07/12

(PC) 複数プロジェクトを一括管理!「ソリューションズ」構想とAIとの協働から生まれた感動の体験

こんにちは!!もりもりです!!

今週、私のプライベートな開発環境において、AI(特にAntigravity IDEとGemini 3.1 Pro)との協働がかつてない次元に突入しました!

今回は、その試行錯誤の中で生まれた新しい仕組み「ソリューションズ」と、そこから得られた感動的な体験について、皆さんに共有したいと思います。

これまでの開発手法と直面した大きな壁

これまでの私のプロジェクト管理は、基本的に「1つの案件=1つのプロジェクト」として扱っていました。依頼書や成果物、ルールなどをすべてプロジェクト単位にパッケージングして、完全に独立して処理していたんですね。

この手法は管理がしやすく、AIにコンテキスト(背景情報や前提条件)を渡す上でも非常に理にかなっていました。

しかし、Antigravity IDEや最新のAIモデルの急速な進化に伴い、この独立したプロジェクトの「基礎となるテンプレート構造」そのものが、あっという間に古くなってしまいました。そこで今回、最新のAIの能力を最大限に引き出せるよう、すべての基礎となるテンプレート構造を全面的にリニューアルすることにしたのです。

ここで、大きな壁にぶつかりました。

「新しく作った素晴らしいテンプレート構造を、既存の複数の古いプロジェクトすべてに適用するにはどうすればいいのか?」

手作業で1つずつフォルダを作り直し、不要なファイルを消し、必要なファイルをコピペしていく……想像しただけで気が遠くなるような、膨大な時間がかかる苦行です。

💡 ポイント:テンプレートの更新はなぜ大変? プロジェクトごとに設定ファイルやフォルダ階層が少しずつ異なるため、単なる上書きコピーでは済まないことが多いのです。各プロジェクトの固有のデータを守りつつ、共通のルールだけを最新化する作業は、人間にとって非常にミスを起こしやすい繊細な作業になります。

複数プロジェクトを横断する「ソリューションズ」の誕生

この問題を解決するために生み出したのが、複数のプロジェクトをまたがって操作するための特別なメタプロジェクト、名付けて「ソリューションズ(solutions)」です。

これは、通常のプロジェクト群と同じ階層に「solutions」というフォルダを置きながらも、役割としては「全プロジェクトを上から統括する司令塔」として機能する画期的な枠組みです。

具体的には以下のような構造と役割を持たせました。

  • solutionsIndex.md: この司令塔の構造と機序(AIにどう動いてほしいかのルール)を定義するファイル。
  • solutionsRequest.md: 「AプロジェクトとBプロジェクトを新構造に書き換えて」といった、横断的な依頼を書くファイル。
  • .solutionsMain/.solutionsOutput/: 横断作業に必要な資材の置き場や、作業報告書を出力する場所。
AIにはまずこの「司令塔のルール」を読み込ませ、その上で各プロジェクトへアクセスして一括処理を行ってもらう、という寸法です。これにより、AIが自律的に複数のフォルダを巡回し、必要な更新を行ってくれる環境が整いました。

Gemini 3.1 ProとAntigravity IDEの圧倒的な実力

実は、この「ソリューションズ」の構想・構造自体も、Gemini 3.1 Proと対話しながら練り上げたものです。

そしていよいよ、完成したソリューションズを使って「既存の5つのプロジェクトを一気に新構造にリニューアルし、リネームし、不要ファイルを削除する」という特大の依頼を出してみました。

結果は……本当に感動的でした。

大量のフォルダとファイルが対象であるにも関わらず、Gemini 3.1 ProはAntigravity IDEのターミナルやスクリプトを巧みに操り、非常に高速に、そして正確にみるみるうちに処理を完遂してくれたのです。

古いファイルが消え、新しいディレクトリ構造が一瞬にして全プロジェクトに同期されていく様は圧巻でした。Gemini 3.1 Pro、本当にすごい力を持っています。

Human-in-the-loop(人間の介入)の本領発揮

もちろん、これだけの大規模処理が「一度の指示で魔法のように100%完璧に終わったか」というと、現実にはそうはいきませんでした。

実際には、WindowsのPowerShellのエンコーディングの仕様により、日本語のファイル名や内容が一時的に文字化けしてしまうというトラブルも発生しました。

しかし、ここからがAIと人間の協働の真骨頂です!

私が文字化けを指摘し、一緒にレビューを行うと、AIは即座に原因(デフォルトのShift-JISエンコーディングによる誤読)を特定し、自ら修復スクリプトを書いて完全な状態にリカバリしてくれたのです。

FLOW CHART ソリューションズ実行とトラブルリカバリの流れ
① もりもり ➡ AI 司令塔ルールの読み込みと指示

「ソリューションズ」のルールを読み込ませ、5つのプロジェクトの一括リニューアルを指示します。

② AI ➡ 各プロジェクト 一括書き換え処理の実行

AIが自動で各フォルダにアクセスし、不要ファイルの削除や新しいディレクトリ構造の構築を高速で行います。

③ もりもり ➡ AI 文字化けの指摘とレビュー

処理結果を確認したところ、PowerShellの仕様による文字化けを発見。AIに状況を伝え、一緒に原因を探ります。

④ AI ➡ 各プロジェクト 修復スクリプトの実行と復旧

AIがエンコーディングの問題を即座に理解し、専用の修復スクリプトを作成・実行。見事に完全な状態へとリカバリしました!

これこそがまさにHuman-in-the-loop(人間の介入によるシステム最適化)の本領発揮です。

AIの圧倒的な馬力と実行力、そして人間のレビューと判断が綺麗に噛み合った時、一人では到底不可能なスピードと品質でプロジェクトが前進していくのを肌で実感しました。

私自身も、今回の文字コードの罠など、トラブルシューティングの過程で大変勉強になりました。

AIと人間の協働は本当に素晴らしいものです。単なる「便利な道具」を超えて、共に考え、共に修正し、共に作り上げる「最高のパートナー」になっていると確信した一日でした。

Google AI Proの圧倒的な余力

余談ですが、今回はプライベートにしてはかなり大型のプロジェクトでした。

週末はとにかくGemini 3.1 Proと密にミーティングを重ね、私の学びを深め、成果物作成を長い時間繰り返していました。そこまでハードに使っても、一週間の利用制限であるクォータの残量がなんと85%も残っていたのです!

特に週末は全く遠慮なく、フルパワーで振り切ってGemini 3.1 ProにAntigravity IDE上で大暴れしてもらってこの結果です。

Google AI Proプランの余力は、私が当初想像していたものより遥かに凄いと言わざるを得ません。仕事で使う場合は壮絶な消費があるかもしれませんが、ことプライベートにおいてはこのままの調子で継続してくれれば、「一生大丈夫!」と思えるような絶対的な安心感すら覚えました。

これからも、この最高のパートナーと一緒に色々なものを作っていきたいと思います!

それではまた次の記事でお会いしましょう!!