2009年6月2日火曜日

さわやかな初夏に、新型PSP発表なるか



さわやかな初夏、ネットでは、今、じきに発表になると言われている新型PSP「PSP Go」の話題が沸騰中です。

このPSP Goは、現行のPSPに代わるモデルではなく、PSPをより小型軽量化し、UMDドライブを取り外した派生バージョンになっています。

ネットの情報によれば、本体は110グラムまで軽くなっており、携帯性に極めて優れた機種になるはずです。

ただ、その代わり、現行のPSPから削られた要素も少なくありません。

PSP自慢の液晶は、現行の4.3インチから3.8インチに小さくなってしまいます。

特に、PSP-3000の液晶は、応答速度が2倍、コントラスト比が5倍という性能を誇り、残像が少ないため、ゼビウスやグラディウスなど、高速にキャラクターが動くシューティングゲームすらも快適に遊べるのです。
PSP Goの3.8インチ液晶が、果たしてこの性能を維持しているかどうかは、買うか買わないかを左右する程の重大なポイントだと思います。

残念な点は続き、メモリスティックも規格変更になったようです。
よりサイズの小さいマイクロタイプしか使えなくなったのです。
このため、メモリカードは買い直しというケースが多くなるでしょうね。

さらに残念な点は、PSP-3000の魅力の一つだった、テレビに映像を映し出す機能も削減されており、このあたりはPSP-3000と完全に棲み分けしている部分ですね。

(追記:ソニーの正式リリースによれば、クレードルを使う事によってテレビ出力が可能になります。)

ただ、ここまでしてでも、PSPを小さく軽くしたい、新しいステージに立ちたい、というソニーの強い思いは感じられます。

本体に16GBメモリを内蔵し、ゲームソフトはオンライン専売・・・これは、かなり大きなチャレンジでしょうが、いざとなれば別にPSP-3000があるしな・・・なんて思わないで、絶対成功させるという熱気でもって、バシバシ打ち込んで欲しいものですね。

PSP Goが発売されたら、PSPのイメージは激変するでしょうね。