2009年6月5日金曜日

PSPで聴けるX68000版グラディウスBGM

コナミの一連のPSP用シューティングゲームパックシリーズには、それだけでも購入する価値のある素晴らしいミュージックプレイヤー機能がありますが、グラディウス/ポータブルには、さらにX68000版のBGMも入っています。

X68000は、私が最初に買ったパソコンで、初代は「グラディウス」が同梱されていました。
登場の興奮として「本物のグラディウスが発進した」と表現されるくらい、グラディウスと関係の深かったパソコンです。

■グラディウス編■

PSPの誇る強力なPCM音源で再現されているアーケード版グラディウスのFM音源と聴き比べると、同じFM音源でも音色が結構違うもんですねぇ!

X68000のステレオFM音源8声は、思い出が骨身に染みついているので、これ以上あり得ないくらいシックリ来る、言うなればふるさとの音色。

アーケードの音の方が厚みがある印象ですが、やっぱり、再現度はかなり高いです。

■グラディウスII /ゴーファーの野望編■

ゴーファーの野望は、X68000の最大クラスの超大型タイトルとして、コナミの技術力を示した作品でした。

逆に言うと、元のアーケードの仕様が半端じゃなく高くて、普通ならX68000では実現不能だと思われた高性能ゲームという事ですよね・・・

音楽は、X68000はもちろん尊敬するくらい頑張っているのですが、やはり、やはり、このクラスの作品になると、アーケード版の音色の数や音色の重みが違って来ますね。

ドラムが一番違っていて、さすがのX68000も、バシバシ軽くて騒がしい感じなんですよね。
アーケードは、貫録の音色。
ドッドッと重みのある音を響かせます。

PSPでは、もちろんアーケード版のプレイなんですが、BGMをX68000版に切り替える機能があればなぁ、なんて、贅沢過ぎる願いが出てきてしまいますね。