2012年6月23日土曜日

朝四時起きして、EOS 7DとEF 40mm F2.8 STMレンズで撮影に出発

今回の記事では、いよいよEOS 7DとEF 40mm F2.8 STMで本格的に写真撮影をして来た話について書かせて頂きたいと思います。

大震災以来イマイチ萎えていた写真撮影の気持ちが、ようやっと復活して来ました。
ただ、仕事による心身の消耗とか体調不良とかあって、以前のようにはまだまだ行きませんけれど、まずはゆっくりでも前に進むのが大切ですもんね。

そして、久々に四時起きして写真を撮ってきました。

■外観編■


まずは、EOS 7D + EF 40mm F2.8 STMレンズの外観からです。
これら外観写真を撮っているカメラは、EOS KISS X2 + EF 28mm F2.8レンズです。

さて、EF 40mm F2.8 STMですが、パンケーキと言うだけあってえらい小さくて、事前に思っていた通り、EOSの環境に劇的な変化をもたらしてくれました。


このレンズを見て、パンケーキなのに割合に厚いんじゃないかな?と思われる方もいらっしゃると思うんですが、超音波モーターUSMのような静かで滑らかなAF動作を実現するSTM搭載という恩恵を考えれば、ナイス塩梅ではないかと思うんです。

それくらいSTMの威力はデカイ。
ただし、前回の記事にも書かせて頂きましたが、レンズに通電していないといくらリングを回してもレンズが動かないという弱みがあります。

私は所有しておりませんが、電子リングタイプのUSMも同じ挙動らしいので、STMだけの話ではないようでありますが・・・。

■実際に撮影した写真編■

さてっ、EOS 7DとEF 40mm F2.8 STMレンズの初コンビネーション。
撮影モードは例によって全てマニュアルです。


EF 40mm F2.8 STMの静かで滑らかなAFは、確かに心へのインパクトが大きいですね。
音質的には、やはり超音波モーターよりは、従来のギア駆動の音を上質にして静かにさせた・・・という方向にはあるのですが、気持ちの良さは同等クラス。


40mmの焦点距離は、風景撮影にも臆することなく使えます。
画角的に言うと、ギリギリのワイドさを保持しているという感じでしょうか。


キヤノン初の40mmの画角は非常に新鮮で、しかも「今までなぜこれを出さなかったのか」と思うくらいに、遠すぎず近すぎない黄金的な焦点距離に思えます。

色収差は常識的なレベルでは発生するものの、目くじらを立てるほどでもないし、そもそも単焦点レンズにおける収差やフレアというのは「レンズの味付け」であり、まろやかな個性です。


山芋の葉っぱを絞り解放F/2.8で撮影してみました。

最短撮影距離はEF 28mm F2.8と同じく30センチメートル。
これだけ寄れると、草花の撮影も楽しいですね!!


まだ開き切っていないサボテンの花です。


ガクアジサイの花は咲き始めて来ました!!


EF 40mm F2.8 STMは、使いやすいというのが何よりも大きいですね。

プロからアマチュアまで、万遍なく大人気レンズになるんだろうなー。