2013年12月18日水曜日

Excel 2013をタッチで使ってみました

東芝dynabook tab VT484を買うと、全員が手にする事が出来る「Excel 2013」ですが、フルタッチ・オペレーションだけで文書をどれだけ作れるものなのか? というのが気になる点でありました。

dynabook tab VT484は、極めて優れたモバイルキーボードの「Microsoft Wedge Mobile Keybord」が(期間限定で)付いて来るなど、通常のPCとしても大活躍可能なんですが、やはり本体のみでどこまでいけるのか? というのは大切な要素だろうと思い、タッチのみで私の所有ペン一覧を編集してみました。


Excel 2013は、いわゆるデスクトップ・アプリケーションなので、購入前は、さすがに指はむちゃかも知れない・・・と心配していたのですが、何と、怒涛のタッチモードがあります

メニュー上の「タッチ」にタッチするだけでOKの手軽切り替えなのも高ポイントです。

完全にストア・アプリ級になるわけではなく、Excelの基本操作がタッチである程度やりやすくなるだけなのですが、その方がへたにExcelの超絶高機能を損なわない分、ファインプレーなモードかも、と感じました。


Excel 2013は、随所でデスクトップとタッチの融合が計られている感じで、たとえば「ファイル」を選択すると、小さなメニューが降りてくるのではなくて、大胆に選択画面に切り替わります。

これは分かりやすい。


実際にファイルを選択するダイアログ画面などは、従来のWindowsデスクトップそのものなのですが、ここで生きてくるのが、東芝dynabook tab VT484のタッチパネルは、指で細かいタッチをしやすい優秀な操作性があるというポイントで、小さなファイル名とかも、慎重に指先で触れると、誤タッチ・ゼロとは言いませんが、ちゃきちゃき操作出来ました。

このブログでは何度も書かせて頂いていて恐縮ですが、このタッチパネルが良いためソフト・キーボードが、へたなハードウェアキーボードよりもパチパチ軽快に押せるため、文字入力もバッチリというのも嬉しいところ。

dynabook tab VT484は値段が高めではありますが、こういう基本的な部分がシッカリしているので、さもありなんという気持ちになっています。


セルに対する操作は、指でタッチしやすい大きなサブメニューが表示されるため、ある程度ですがなかなかやりやすい。

背景色の変更からオートフィルまで手早くいけます。

また、セルをタッチすると、左上と右下に○のマークが付いた枠が表示されるのですが、このマークをタッチして伸ばすと指でも簡単にセルの範囲指定が可能となっています。


結構でかいのが、以前の記事でも書かせて頂いたのですが、ピンチイン・ピンチアウトで実に滑らかにセルが拡大・縮小出来るという点です。

ビュー用とか、簡易版ではなく、フルスペックのExcelがこんなになめらかに拡大・縮小していいのかってくらいギュンギュン動くのはまさに必見です。


それと、やっぱり楽しいのは、Windows 8.1ならではの操作性ですね。

ブラウザで表示されたWebページを参考にシートを作成する、というようなシーンにおいて、ブラウザをストアアプリ版IE11にしておくと、スワイプでさくさくと切り替えられてかなりはまります。

横画面モードにすると、デスクトップとストアアプリの同時分割表示というのも出来るのですが、スワイプによるパッパっパーなこの切り替えが楽しいため、縦画面モードのままでやってます。

ちなみに、完成したxlsファイルは当ブログ右側バーの中にある「もりもり所有ペン一覧」になります。


このように、もちろんBluetoothキーボードとマウスが一番ではあるのですが、指でもExcel 2013がそれなりに使えるのは、モバイルとしては最高グレードの威力ではないでしょうか。

たとえば、旅行に出かける時も、dynabook tab VT484一台だけ持って行って、会社から仕事の電話がかかってきても手元で慌てずに何とか出来てしまうくらいの世界です。

モバイルの世界にフルパワー・フルスペックのExcel 2013が殴り込んで来た衝撃は、中途半端なものではないとしみじみ感じております。