手のひらの8インチWindows 8.1タブレット「東芝dynabook tab VT484」が可能にしてくれた事は数多いですが、やはり、このブログでも度々書かせて頂いてるように、「Excel 2013を超強力電卓として手軽に使えるのも、かなりデカい事です。
昔のモバイルPCと違い、無理やりExcelを使うのではなく、掛け値なしの手のひらサイズタブレットと、ちゃんとタッチでも基本操作が使えるように進化したExcel 2013のコンビなので、自然な電卓感覚があります。
電卓アプリを起動する感覚で、パッとExcel 2013を起動して、指でセルをズィーッと拡大するだけで、もう電卓の世界に突入出来てしまいます。
8インチの1280x800ドット液晶は、文字が非常に小さくなるため、このピンチイン・ピンチアウトによる滑らか高速な拡大・縮小は極め付け重要だと思います。
個人的に、Excel 2013手のひら電卓で助けられたなぁって具体例の一つを書かせて頂きます。
たとえば、「3つのグループがあって、それそれぞれの合計が全て一致するか検算する」というような時がありました。
ちょっと入力が多くなると、どんな優秀な電卓アプリでも気が遠くなりますが、
Excelなら、素直にそのまんま3列に、検算に必要な数字を並べて行くだけでいい。
特に急いで焦っている時なんかは、この素直さによって、心理的にも楽になる効果がありました。
入力の数字が多くなり画面が狭くなっても、そのたびに指でフィーンと見える範囲を広げて(セルを縮小して)あげればオッケーなので、どんどん行ける。
まずは数字を素直に並べて(この素直さが本当に助かります)おけば、後から合計を求めるのなんか一発。
ちなみに、範囲の選択は指で簡単に出来るようになっているし、合計の計算も、メニューからタッチに適した大きな表示でさくさく選べるのでラクラクです。
ここらがマウス推奨という落ちになると、一気に昔のモバイルっぽくなりかねないので、ここらは本当に助かります。
それで、このまま素直に終われば良いのですが、Excel 2013手のひら超電卓が真の威力を発揮するのは長々数字を打ち込んだ挙句に、あれっ、計算が合わない!!というような地獄状態にも冷静に対処出来る事だったりします。
なんせ、ありのまま数字が並んでいるだけなので、そのまま見ていけば入力ミスなんかすぐに分かります。
なーんだ、ここが間違っているのかって感じで、すぐにリカバリー。
計算結果が合って万々歳と。
しかも、当たり前の話ですが、そのままExcelファイルなので、数字をいかようにも他で利用したり、何回も確認出来たり、入力がそのまま正確な入力履歴も兼ねるため全く世話がありません。
8インチのWindows8.1タブレットは、このようにExcelを肩ひじ張らずに電卓として気軽にどんどん使っていける世界にしてくれました。
言ったらちょっとした事でありますが、このちょっとした事がたまらなく素敵な世界だったりしますね!!!!
(追記)
あれから色々な難局が訪れましたが、手のひらで気軽にExcel 2013を使える威力は筆舌に尽くしがたく、それまでよりも乗り越えが明らかに楽になり、8インチWindowsタブレット買って良かったどころじゃないです。
(※画像は仕事で使ったものではありません)
Windows 8.1のモバイルはまだまだ始まったばかりですが、一刻も早くこれが仕事の現場でも普及し、メインのモバイルになって欲しいと心の底の底から真剣にお願いしたいようになりました。
ただ、マイクロソフトとしては、8.1はまだ様子をうかがう段階で、次のWindows9でもって一気呵成に来ようとしてるのかも知れませんね。
いずれにしても、Windowsのモバイル進出を熱烈に歓迎しています。