いよいよ「東芝dynabook tab VT484」と、GPS連動可能な地図アプリgMapsでもって、実際にクルマを走らせて、どんな感じかやってみました!!
結論から言うと、東芝dynabook tab VT484のGPSは、かなり感度も性能も良くて、大喜びでした。
しかもWiondows8.1タブレットを、「androidスマホ・タブレットのように、スリープしててもちゃんと処理が出来る真のモバイルマシン」に持ち上げてくれる機能=InstantGo対応の威力なのか? スリープしても、復帰後すぐにGPSが位置を掴み直してくれるので、1分でスリープ設定という荒業にも耐えてくれました。
かつて、Windowsマシンをモバイルすると、とにかくスリープが一つの大きな壁として立ちはだかっていたため、InstantGoでスリープが怖くなくなったメリットは計り知れないものがあります。
androidスマホやタブレットなら当たり前かも知れないですが、Windowsマシンで、しっかりと地図とGPSが連動して、正確に自分の位置を追尾してくれるのは感動してしまいますね。
しかも、gMapsは、もろにGoogleマップ(英語版)を利用しているので、情報がとても丁寧で助かります。
ただ、地図に自分の位置が単に表示されるだけだと、クルマ利用としてはちょっと弱い。
やはり、カーナビしろとは言わないけど、せめて進行方向が常に上になる「ノーズ・アップ」があればなぁ・・・。
と、思っていたらな、な、なんと、しっかりノーズ・アップ表示に対応してくれておりましたぁぁーっ!! 経路検索と組み合わせたら、音声は無いけど、簡易カーナビにも出来るくらいの勢いです。
地図の方位アイコンをタッチすると、ノーズ・アップと固定モードが交互に切り替わる簡単操作。
おおお、自分の進行方向に地図がちゃんとついてくる!!
そう、そう、こういうのでいいんだよ(孤独のグルメ調)!!って素直に出てくる感じです。
ちなみに、地図データに関してですが、インターネットを介しての随時ダウンロードにはなっているのですが、使い捨てではなくて、一度ダウンロードした地図は本体にしっかりキャッシュしてくれています。
しかも、さすがWindowsと言うべきか、どれくらいの容量をダウンロードしたのかを、チャームの設定のsetting項目から確認したり、クリアしたりする事も可能になっています。
家の光回線でたっぷりキャッシュしてから出かけたら、ほぼローカル地図内蔵状態に出来ると思うのですが、ここらへんはもっと使ってみないと分からないですね。
ちなみに、gMapsの挙動ですが、GPSオンリーで、無線LANによる位置の推測には非対応のようです。
GPSの電波が受信出来ないと、地図の追尾もしなくなります。
ただ、Bingマップと違って、測位が外れると、画面に「手動で現在地に移動するための丸いアイコンが表示されるため、それと分かるのが助かる点。
Bingだと無言で位置連動をやめてしまうので、実用するにはちょっと怖いものがあり、gMapsはメイン地図としてしっかり使えると感じました。
スリープ復帰後は、すぐに位置をあわてて修正するような動きになりますが、時間はまちまちで、パッと修正される事もあれば、数秒から10秒くらいかかる時もありますが、いずれにしても復帰でその程度は御の字だと思います。
GPS感度は本当に良いというか、まともで、クルマのルーフに遮られる車内のシート位置からでもラクラクです。
しかし、東芝dynabook tab VT484は、ちゃんと良いGPSを搭載しているのに、カタログに記載しない謎がますます気になりますね。
アプリがまだうまく対応し切れていないため、ここで大々的に謳うと、質問やクレーム対応が面倒くさいという事なのかも知れませんが、GPS対応は本当にデカいです。
位置情報をONにするのはちょっと怖いなぁと思っていても、こういう所の分かりやすさは、さすがWindows8.1と言うべきか、位置情報使用状況は、チャームからすぐに確認したり、ON/OFFを手軽に行えるので心理的な圧迫が少ないと思われます。
それにつけても、Windows 8.1モバイル、まだ始まったばかりなのにもう日々大変な威力を発揮してくれています。
ここまで買って良かったと思えるマシンは、生きてきているうちでも、そんなに巡り会った事が無いくらいです。
決して完璧というわけではなくて、ストア・アプリなどもまだまだこれからという感じはしますが、正直、ここまで頑張ってくれていると感涙です。