2015年10月28日水曜日

PowerShot G5Xで色々撮ってみました。上質感、携帯性、有機ELファインダーの良さに感涙!!

PowerShot G5Xですが、これは本当に良いカメラです。

正直、画質や快適性は、ミニ一眼レフたるEOS KISS X7の方が上なのですが、極めて高い携帯性に操作性と画質のバランス、そして磨き上げられた上質感は、大げさではなく途方もないものがあります。


愛車のアイの窓に映った紅葉です。

EOS KISS X7と比較すると、1インチセンサーと言えども、やや画質にジリジリしたノイズ感、粗さ感があるのですが、比べてしまえばそうなのだというだけで十分素晴らしい画質です。

1/2.3インチでもA4プリントをこなせますが、1インチセンサーともなると、もはやA4プリントは余裕です。


APS-C換算で15-63mm F1.8-2.8というレンズの範囲なりの制約はありますが、表現の幅はとても広く、一眼レフのサブ扱いではなくて、全てを一台に任せるメインとしてしっかり立てると思います。


有機ELファインダーは、よくあるオマケ感などではなく、キヤノンの本気をまざまざと感じさせる極上のものです。

単純にデバイスがくっついているだけではなく、キヤノンが自社の光学技術の粋を投入したファインダー・レンズも確かに見事で、鮮明な見え味は気持ち良さの塊で、接眼するたびにワクワクします。

ファインダーの最高頂点たる、実像式の一眼レフファインダーと比較すると、やっぱり激しい動きには負けてしまいますが、視野率100%でギリギリのフレーミングが可能だったり、全面が電子デバイスなので、電子水準器やヒストグラムの表示、MF時の拡大映像表示など、インフォメーション量で勝負という感じ。


雄大な景色を前にして、ファインダーに接眼し、風景に没頭して撮影出来るというのは本当に大きい。

Power Shot G5Xは、何度も書かせて頂いていてくどいかも知れないですが、カメラ本体の造りが上質なので、カメラを構える事自体が楽しいです。

EOS KISS X7との大きな違いは、シャッターを切った時の味気なさです。

精緻な一眼レフ構造が生み出す、写真を撮ったぞー!!という頼もしい反応が返ってくるEOS KISS X7と違い、電子パーツのみのG5Xは、ただ写真が記録されるだけ。

スピーカーから響くニセモノのシャッター音なんぞは、本物の、そして心地よいカメラ音がするX7とは雲泥の差です。

ただ、これは大きな話なんですが、PowerShot G5Xは、それ以外の、本体のモノとしての仕上がりに魂がこもっているので、シャッターを切った感覚は無味乾燥でも、ボタンやグリップ、本体表面から自分の手に「良いもの感」が常に伝わり続けているため、それをもってフォローされている感じです。


PowerShot G5Xは、レンズが収納式なので、それを考えると携帯性もかなり高いです。

EOS KISS X7は、驚異的なミニカメラであるものの、一眼レフであるため厚みはどうしてもあり、レンズ分も加わってしまいます。

特に何のサイズ的な配慮もなしで、色々なカバンにすっぽり入るG5Xは旅行のお供はもちろん、日々のお供にも最適です。

画質か携帯性かではなく、どっちも妥協のなきグレートなカメラですね。


持ち歩けるチャンスが非常に広がるカメラなので、歩いていて「あっいいな」と思ったシーンを、しかも自分の意図通りにしっかり撮影しておく、そんな事もしやすい。

デジカメ黎明期に「こういうカメラが欲しい」と願ったもの、フィルムカメラの縮小版のような存在。

夢のカメラの一台と言えるかも知れないです。


レンズは、望遠端でもF/2.8の大口径を誇り、とても使いやすいです。

明るすぎる場合でも、3段減光(光量を1/8に落とす)NDフィルターが内蔵されているため、露出面での心配はあまりしなくて良いというのもありがたい。

ちなみに、オートNDフィルターも内蔵されていますが、マニュアル撮影モードにおいては選べないようになっていました。

私はPowerShot G5Xは、優れた操作性に感銘を受けて常時マニュアル撮影なのですが、微妙に選べない設定があって、たまにアレッとなってしまいます。

レンズ周りのリングにズームが割り当てられない(他のモードは可能)とか、謎の制限もあるんですよね。


ちなみに、ISO感度3200も、なかなか良い感じです。

とにかくレンズが明るくて、手ぶれ補正装置ISも優秀なので、実のところあまり高感度にするシーンはあまり無いのですが、1/2.3インチセンサーが、ISO感度200以上は使いたくない感じなのを思うと、3200は個人的には驚異的です。

ただ、ちょっと問題は、月にはオートフォーカスでピントが合わない点。

MFで撮影するしかないですが、このピントの合わないシーンってのがちょいちょいあって、ここらへんはシンプルなコントラスト方式AFの弱みかなぁと。


PowerShot G5Xの画質の良さ、携帯性の良さは、これ一台だけで気軽に旅をする!!出掛ける!!というだけの話にはとどまらないです。

G5Xの小ささがあるため、EOS KISS X7との二台持ち歩きが極めてしやすい!!

広角から標準をG5X、標準から望遠をEOS KISS X7に任せて二台体制で写真を撮るチャンスが大きく広がる感じです。

まだまだ高価なG5Xですが、カメラとしての造りの良さは本物だし、その小ささと卓越した操作性から、一眼レフとの二台体制も現実的、まさにカメラの夢の翼が広がる感覚ですね。

2015年10月26日月曜日

PowerShot G5X初の本格撮影。やくらい山方面に行ってきました。

いよいよPower Shot G5Xで初の本格撮影、やくらい山方面に行ってきました。

このカメラ、無理すればポケットにも入りかねない特級のミニカメラとしては、まさに破格の操作性と性能を持ち感涙です。

さすがに、個人的に史上最高のカメラである、最強ミニカメラ「EOS KISS X7」にはかなわないものの、大絶賛しかありません。

さらに、この日は、ただの一度も液晶パネルを開かず(液晶の存在をすっかり忘れていた)、全てファインダー撮影で終わらせる事が出来ました。

EOS KISS X7と同じく、オートは一切使わずに全てマニュアル撮影です。


この日は、とんでもない天気で、晴天・曇り・雨が、数分で目まぐるしく変化して行きました。

有機ELファインダーは、明るさがそのままシミュレートされるため、あまり気にならない!!

ただ、沈胴式ズームレンズは、当たり前ですがこれ一本しかレンズが無く交換も不可能という致命的なまでに重要な存在なのに、プロテクトフィルター等も付けられず、雨が降るたびにレンズに雨粒が付着しないかビビりまくりです。


APS-C換算で、15-63mm F1.8-2.8ズームレンズは、もちろんかなり期待していたのですが、やはり期待以上でした。

色合いも解像力も、一眼レフと比較したら子供みたいに小さなレンズなのに、ハイレベルです。

人生最初の1インチセンサーは、さすがにEOS KISS X7のAPS-Cセンサーにはかなわないものの、等倍チェックしても耐える品質を持っていますね。

ただ、APS-Cセンサーを搭載してしまっては、このレンズが内蔵する事は不可能だし、どこに狙いを定めるかですね。


畑とトラクター。

しかし、ミニカメラだから、気軽にささっと取り出してパチリと撮れて、しかも画質は妥協がない!!

EOS KISS X7に引き続いて、またしても感動するカメラの登場に大拍手を贈りたいです。

有機ELファインダーは、本当に素晴らしい。

リアリティーは、最強のファインダー「一眼レフファインダー」には負けてしまうものの、電子ビューファインダーも良いなぁと言えるくらい素晴らしい出来です。

視野率100%は、ギリギリのフレーミングには便利。


しかし、本当に画質は凄い。

EOS KISS X7と混ぜて撮影していたのですが、EOS KISS X7で撮影しないシーンを、フルに任せても安心と言えます。

実際、この日は、EOS KISS X7は望遠域専門にし、完全に「分業」でやれました。


1インチセンサーも高画質ですが、やはり、キヤノンが誇る映像エンジンDiGiC-6、APS-C換算15-63mmキヤノンズームレンズの出来が相当に良い感じ。

もっとズームの倍率を下げればさらに高画質を狙えたのでしょうけど、便利さは抜群だし、画質だって全然良い感じです。


愛車のアイちゃんも撮らないと。

こういう時は、バリアングル液晶を使えば楽なんでしょうけど、まじめに、ファインダーが気持ち良すぎて液晶の存在を忘れ(裏返しているのでフィルムカメラ状態となり、液晶の存在感ゼロ)、普通にEOS KISS X7と同じ感覚で撮影してました。


有機ELファインダーは、接眼するのが本当に楽しい。

ただ、あのEOS 7Dすらも特に必要ないと思わせた、最強ミニカメラEOS KISS X7と比較すると、そりゃもっと小さいのだから当然かも知れないけど、やはり弱さはありますね。

AFは、単純なコントラスト方式なので、AFがヒットしなかったり迷ったりする場合があるのが痛い。

あと、ファインダーが点灯している間、バッテリがグングン消費されているプレッシャーも地味にかかってくる。

EOS KISS X7のように、電源のON/OFFを一切意識しなくて良い、とてつもない快適性にはかなわない。

シャッターを切った時、EOS KISS X7なら、ぞくぞくするくらいのフィーリングなのですが、(あえて、わざと)悪く言ったら「しょせんは安直な電気オンリーカメラ」のG5Xは、さすがにシャッター切った感動はないであります。

ただ、操作性が抜群に良いため、大きくは気にならないのが偉大な所なんであります。

だいたいにして、PowerShot G5Xは、最強のEOS KISS X7とガチで比較出来ているだけでもとてつもない大物です。


あえて、EOS KISS X7とバチバチに比較してしまったG5Xですが、これはそれに値する優秀なカメラと見込んで厳しく見てしまったためです。

普段はありえないガチ比較にも耐えるG5Xは(とても良い意味で)強敵。

ずばぬけた操作感を持ち、ミニを極めたカメラとして、一眼レフ以外では、まさに最高と言えるかも知れないです。

夢中で撮影してしまいました。

このカメラ、まだ値段は高いですが、その価値がバッチリある燃え上がるような高品位カメラです。


お弁当に持って行った、お赤飯のおにぎりです。

広角端の絞り開放F/1.8で撮影してみました。

このレンズの評価が割れる所は、この広角端の「ゴムのように四隅が引っ張られるボケ方」なんですが、これ本来なら超広角ですからね、こういうのも味・個性として全然良いと思ってます。

というか、こんな小さいレンズで、こんだけ良く写って文句言われたらキヤノンレンズ開発の人がかわいそうです。

ただ、PowerShot G5Xは、日本の魂が籠っているような素晴らしいボディなので、これベースに1インチのレンズ交換式ミニカメラを作り、単焦点レンズに交換して使ってみたいという思いはありますね。

EOS-Mがある以上、1インチのレンズ交換式カメラを新規で作るわけねーだろ、という状況でしょうが、それだけPowerShot G5Xのボディには感銘を受けるのです。


牛野ダムというところに行ってみました。

なんと水が無い!!

水無しのダムって初めて見ました。


いちょうの木のディテールや色合いも良い感じ。

1インチセンサーは、確かにASP-Cセンサーにはかなわないけれど、こんだけ写ったら御の字。


しかし、Power Shot G5Xは、今までにないカメラです。

画質はEOS KISS X7と比べられるくらいに大変良質、ボディの品質もハイグレード、しかもうきうきするくらい小さい!!

個人的に、あのデジカメ黎明期に夢見ていた、未来に手にしたいデジカメ(一眼レフは別)!!ってのは、まさにこれそのものだと思います。

2015年10月25日日曜日

Power Shot G5X、本格撮影開始の感想。ミニカメラの決定版としか言いようがない。

いよいよPower Shot G5Xで本格撮影を開始してみました。

結論から言うと、このカメラは、性能も操作性も申し分なく、メインカメラとして、一眼レフの愛機EOS KISS X7と同等に扱っても全く後れを取らない高い実力を発揮してくれていて、もはや「マイクロEOS」の称号を与えても良いのではないか、それくらい思えてしまいました。


操作性は完璧で、EOS KISS X7さえも歯が立たないほどの小さなボディなのに、すこぶる快適。

オール・マニュアルモード撮影したのですが、背面ダイヤルで絞り、電子ダイヤルでシャッター速度、背面の「田」ボタンでISO感度と、流れるようにさくさく操作出来て、完全にEOSの感覚で使えました。

素晴らしい!!

それと、沈胴式レンズですが、再生ボタンを押すと即収納する設定にしておいたんですけれど、これだと、なんと電源を生かしたままでレンズだけ収納という状態を作れるのです。

シャッターボタン半押しですぐに撮影状態に復帰するため、移動、撮影、移動、撮影の繰り返しでもテンポが大きくは崩れず、嫌な思いをする局面が全くありませんでした。


それと、これはまさに驚異的な事だと思うのですが、今日一日撮影する中で、なんとたったの1回も液晶を開きませんでした。

裏返しのまま、液晶のないフィルムカメラみたいな状態で、何の不自由もなく撮影出来てしまったんです。

有機ELファインダー搭載というのは、プラスアルファではなくて、カメラの根幹を変えてしまうものなのだと思い知りました。

デジタルカメラは背面に液晶があるものという常識は、PowerShot G5Xが、たったの1日にして打ち砕いてしまい、液晶のないカメラが復権しました。

もちろん、液晶を否定するわけではなく、設定等はタッチパネルでやるのが本筋なんで、使わない宣言ではなくて、たまたま今日は液晶なしで快適に行けたスゲェェェって話なだけですが、えらいカメラが誕生したものだ。


ちなみに、EOS KISS X7との比較ですが、いついかなる場合でも最高のX7に対して、PowerShot G5Xは弱みもありました。

当たり前ですが、ハイブリッドCMOS AF2のEOS KISS X7に対して、単純なコントラスト方式AFしか使えないG5Xは、AFが迷って当たらないシーンや、意図しないのにコントラストの高い被写体にヒットとか、癖を理解しないと厳しい部分もありましたが、全体では大きな問題にはならないかなと思います。

画質は、さすがにEOS KISS X7の方がより自然で優れていると言わざるを得ないですが、G5Xも十分にハイレベルと呼べる水準に達していて、メインを任せるのに何の力不足もないです。

G5Xは、「小さく携帯性抜群なのに、高級品オーラに溢れ、画質も操作性も申し分なし、液晶パネルの呪縛さえも断ち切った」画期的なプログレード・ミニカメラと言えるでしょう。

これほどのカメラの誕生に立ち会えて幸せです。

2015年10月24日土曜日

PowerShot G5Xの設定と、とりあえずの1枚

購入に踏み切った「PowerShot G5X」ですが、バッテリの充電が終わったものの、設定が面白くてすっかりはまってしまい、本日の所は設定とカメラチェックだけになりました。



■マイ設定の一部

G5Xの設定ですが、まずは、ざっと以下のようにしてみました。

※マニュアルモード撮影

項目内容
ファインダーなめらかさ優先(60p/解像度はXGA)
録画ボタン親指AFを割り当て
電子ダイヤルシャッター速度を割り当て
背面ホイール絞り値を割り当て
撮影直後のレビュー表示切(ファインダー使用を考慮)
背面の田ボタンISO感度設定に割り当て
AF方式1点AF
AFフレームサイズ
タッチシャッターしない(AF枠のみ指選択可能)
レンズ収納時間0秒(再生ボタンで即収納)
水準器表示ON(ファインダーにも表示)
ヒストグラムON(ファインダーにも表示)
液晶・ファインダー切替オート(接眼したら液晶OFF)
記録画質RAW (EOSに匹敵する14bit)

※ファインダーの設定は注意が必要です。
なめらかさ優先にしないと動きがガタガタだし、より滑らかな120pにすると縦の解像度が減って輪郭にジャギーが出てしまいます。

※あとマニュアル撮影モードだと、レンズ周りのリングにステップズームが割り当て出来ない謎の仕様になっています。背面ホイールには可能です。


PowerShot G5Xは、何と、EOSと同等の14bit RAWで写真が撮れます。

現像ソフトはDPPですが、今ってもうカメラに光ディスクメディアは付属してなくて、ネットからダウンロードするようになってます。

ダウンロードには製品のシリアル番号が必要ですが、64bit Windows 10対応のDPP 4だと、EOSと混ぜても違和感ない現像が出来るのが嬉しい。

PowerShot G5Xは、Jpegで撮ったら損なカメラと言えるかも知れないです。



■有機ELファインダーは素晴らしい!!

バリアングル液晶の便利さも特筆ものですが、有機ELファインダーは素晴らしいの一言です。

表示はひたすら美しい。

有機ELという事で、残像感も少なく、発色は鮮やかでみずみずしい。

ちなみにファインダーにメニュー表示して、設定作業も全部できちゃいます。

タッチパネル搭載ですが、EOS KISS X7と同じく、ハードウェアキーとのハイブリッドなので好きな方で操作が出来るのがでかい。

液晶を裏返して、完全にフィルムカメラみたいなスタイルも可能です!!

有機ELファインダーは視野率100%、スクリーンのサイズも体感では、EOS 7Dくらいでかい!!

ファインダーはおまけじゃないの?と心配してましたが、オマケなんてもんじゃなく、ファインダーオンリーでずっと撮りたいくらい。

ただ、60pだろうと120pだろうと、激しい動きににはひきずられ感があって、実像式のミラーを使った一眼レフにはかないません。

その代わり、視野率100%と、多数の情報表示、明るさが表示に反映される便利さなどメリットは大。

このEVFは、EOS KISSがミラーレス化した時にも、このまんま搭載してOKという品質ではないでしょうか。



■撮影の快適さはまさにEOS!!

ミニカメラではありますが、撮影の快適さは完全にEOSです。

特に三脚との相性は最高で、バリアングル液晶が威力大爆裂。

ちなみに、EVFと液晶の切り替えをオートにしてると、手などがEVF近くを横切ると液晶が消灯(EVF点灯)するのでびっくりします。

このあたりは設定変更出来ますので状況に応じてですね。

なんと、EOS KISSと共通のリモートスイッチが使えるので、夜景撮影なんかは、プロフェッショナルグレードのミニカメラEOS、そのものです。



■レンズ明るい!!

レンズが明るい上に、手ぶれ補正も強力なので、裏面照射1インチCMOSで高感度に強い!!とは言え、肩肘張って高ISO感度で撮らずとも、静物撮影では、そんなISO感度を高くしなくとも結構粘れます。

EOSのようにマニュアルモード撮影でも、ISO感度オートが使えるのもでかい。

水銀灯で緑色になる現象も補正できちゃう(この設定は普段はOFFが推奨)んで、なんか・・・夜に強そうですね。



■1枚だけの実写

肉眼でもよく見えないくらいの夜の闇の中で、花を撮影してみました。

ISO感度125、シャッター速度はいきなり30秒(!!)です。

真っ暗闇の中でも電子表示だから、光が増幅されて、肉眼よりも液晶/ファインダーが明るく見えるー。

AFも当たるという謎パワー。

これはAF用補助光が当たる距離だからか。

極端な写真ですみません。



■今ならバッテリーが1個もらえるよ!!

今ならバッテリーがもれなくもらえるキャンペーンやってまして、店頭のチラシが応募用ハガキになります。

保証書コピー貼り付け、買った証拠のレシートコピー貼り付け、アンケート記入で応募OK。

箱のバーコード切り取りとか、箱もコレクションしているユーザー泣かせの事は無いので安心です。

もう書いてしまいました。

ちなみに使ったペンは、ゼブラ社のシャーボX/レザーキャメル。

革調のペン軸の仕上げが瀟洒な良ペンです。

明日は本格的に撮影に行きたいですが、いきなり壊さないようにしないといかん。

ぶら下げてて移動中に岩にガツンとか、夢中で撮影してたら、金属製の柵が見えなくてガリガリとか、あるあるでこわすぎる。

こんなに良いデジカメ見たことがない!! Power Shot G5Xの購入に踏み切りました!!

キヤノンPower Shot G5X

これ、ミニカメラとしては、あまりにも値段が高いため、とりあえず見るは見るけれど買うのは無理だろう・・・などと思いつつお店に出掛けました。

現物を手に取ったら、これがもう、想像以上どころの話じゃない素晴らしいカメラ。

掛け値なしに一眼レフEOSと完全同等の操作性、日本のモノ造りの魂というか、キヤノンの執念を感じる卓越した濃密な高品位感・・・感動が肉体に作用して、カメラを操作しながら顔中に汗をかいてしまいました。

一眼レフ以外のカメラで、こんなに心が打たれたカメラは生まれて初めてです。


なんと、超絶カメラに詳しいニコンの販売員さんもこのカメラは認めてくれていて、こういう良いカメラは滅多に出ない、高いけれどそれだけ魂が入った逸品だし、一生ものと思えばこの値段でもいける!! 顔面に大汗をかきながら、ニコン販売員さんの話に聞き入りつつ、一眼レフ以外でこれほど良いデジカメは確かに見たことも聞いた事もない、心がスパークし、ついに決断しました。


箱は黒尽くしで、「高級品を買った感」に溢れています。


PowerShot G5X、これ、真剣にすげぇです。

クラシック・カメラルックと簡単に言えてしまいますが、実際に店頭で触って確かめて欲しいのですが、細部まで職人さんが執念の仕上げをした、くらいの造りの良さです。

見た目の高級感はずば抜けているのですが、そればっかりではないです。

カメラを握った時の指にしっくり来る感覚、ダイヤルの回転フィーリングから、可動部分の剛性まで、高い値段にいちいち納得感があります。


このPowerShot G5X、真剣に高級品感に溢れてて、まさかここまでとは思ってなくて、店頭であまりの衝撃に汗が止まりませんでした。

しかもこれ、かなり小さいです。

軍艦部分があるから、さぞや邪魔になるのだろうとか思うんですが、違うんです。

ごつごつしたクラシック・スタイルなのに、なんでこんなに小さくて邪魔に感じないの!? と謎なくらいに、気持の良い小ささなのです。

これほど見事なデザイン、実際に形になった時の見事さ、生まれてからこんな良いカメラ(一眼レフ以外で)を見たことがないです。

デジカメ黎明期からデジカメを見まくってますが、まさに個人的には金字塔です。


現在、バッテリ充電中につき、撮影は出来ないのですが、早く撮影したい。

背面液晶は、3型なんですが、全体がいかに小さいか分かると思います。

しかし、小さいね、終わり、ではないんです。

キヤノン、世界的なメーカーとは言え、ここまでカメラづくりが上手いのか!?とショックを受けるくらい、この小ささにして握った感覚が気持ち良い。

大型サムグリップ、ダイヤルの配置など、小さくて窮屈という感覚が起こらず、小ささとカメラをグリップする気持ち良さがクロスする、奇跡的なたった一点のベスト・ポイントを探り当てたとしか思えない。

手のサイズは人それぞれでしょうが、私にはジャストフィットで、なんでこういうカメラが作れるのかと、ショックのあまり周りの音が静まってしまうかのようです。


ちなみに液晶保護フィルム、G5X用が入荷してねぇぇぇ!!

しかーし、G7X用がピッタリ合うのです。

お店の方が、親切にもサイズを定規で計ってくれて、OK出してくれました。

ありがたいです。

あと、バッテリーがプレゼントされるキャンペーンやってるって事で、応募はがき付きのチラシも頂きました。

超絶カメラに詳しいニコンの販売員さん、定規で測ってくれた店員さん、親切な店員さんはやはりお店の宝ですね。

カメラ関係はこれからも一生このお店で買うわ!!と決意しました。


PowerShot G5Xがいかに小さいかというと、EF-Sレンズ最小クラスのEF-S 24mm F2.8 STMレンズと比べてこんだけ小さいです。

EOS KISS X7ですらも、一瞬でけぇとか、ありえない感情が沸き上がるくらいのサイズです。

しかも、これ、真剣に高級感あります。

さっきから絶賛ばっかりですが、まさかここまで良いカメラだとは思ってなかったんで、ドカーーーンと来たからですね。

買わない言い訳を見つけようと、むちゃくちゃ厳しく見たのに、すげぇ、すげぇ、いいわぁ、いいわぁ、顔面汗ダラーーですよ。

こんなカメラが存在する事自体がもう、信じられない現実です。

一眼レフは別格としても、レンズ固定式デジタルカメラの中では、カメラの歴史が変わるくらいのすばらしさですドギャアアアアア!!


ちなみに、バリアングル液晶なので、裏返すと液晶なしカメラみたいになります。

この段階においては、フィルムカメラ、完全にクラシックスタイルが生きてくる形態にトランスフォーム!!ですよ。

ちなみに、PowerShot G5Xは、ガチの高級品オーラに溢れているのですが、そればっかりではなく、操作性とか機能も店頭でびびりまくったくらい本物です。

親指AFも、一眼レフEOSと完全同等に快適で、おいおいおいおい、そこまで行くのか、ちょっと待てぇぇぇドギャアアアアア!!です。

オリンパス81万画素にときめいたデジカメ黎明期、あの夢の時間の未来が、今日、この日、ついにこの手にやって来た!!

未来が今日来たんじゃあああドキャアアアア!!

ちなみに、普通なら試し撮りして、画質確認してから、迷いに迷って買うルートなんですが、いきなり購入する何年かぶりのあり得ないルートを辿ったため、画質は分からんのです。

画質分からないのにここまでハイテンションでいいのかって話ですよね!?

そこはもう謝罪するしかないです。

当たり前ですが、さすがにEOS KISS X7には画質は負けると思うけど、そこはしゃあない。

でもこのカメラ、高級腕時計や高級筆記具と同等のオーラがあるので、最悪は部屋に飾っておいても元がとれ・・・いや、それはちょっとか。

記事書かせて頂いている間にも、なんか額に汗出て来たです。

2015年10月18日日曜日

PowerShot G5Xは、「デジカメの集大成」になりそうな予感がする!!

いよいよ、キヤノン「PowerShot G5X」が10月22日発売ですが、この日は良いですねぇ!!

何が良いって、キヤノンが誇る名玉EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USMレンズみたいな日付で縁起が良い!!

そして、色々と考えていくうちに、このカメラは、一眼レフ以外のデジタルカメラの集大成になるのではないか?などと思えて来ています。


デジタルカメラ黎明期に、オリンパスの81万画素や141万画素にデジカメの未来を夢見てワクワクしながら眠りについたあの輝くような日々。

あの夢のような日々のゴールが、このPowerShot G5Xではないか?と思えて来るのです。

特にデザインは、EOS KISS X7や、EOS 1D系列以外では、ナンバーワンと言えるくらいの素晴らしいもの。

これほどまでに直線をうまく使ったメカニカルデザインは見たことがありません。

しかも、手のひらサイズであるため、良い意味でのトイ感も醸し出しており、大人が忘れかけた少年の心をぐいぐいと取り戻させてくれるかも知れません。

もっとも、まだ製品写真やスペック、レビュー記事から想像するしかない段階で、はっきりと「良い」とは言い切れないですが、さわやかで良い風が吹いて来ています。

PowerShot G5Xは、キヤノンがかたくなにやろうとして来なかった、ミニカメラに対する完全なEOS操作性の搭載が大きい。

サブ電子ダイヤル(背面コントロールホイール)、電子ダイヤル(グリップ上の垂直ダイヤル)のダブル搭載、さらに、ズームの割り当て可能なレンズ周りのダイヤル、露出補正ダイヤル、モードダイヤル、とどめに、初代PowerShot G1の「快進撃」を支えたバリアングル液晶+さらにタッチパネル!!

これを小さなボディに凝縮する気合の入り方は、まさに集大成。

さらに、現物を触ってみない事には何とも言えないものの、高級感も間違いないだろうと思われます。

なぜなら、問答無用の高級感を持つPowerShot G7Xによって、もうキヤノンは実績を作っているからです。

コストをかけて作り、位置づけもG7XよりもハイグレードなG5Xが、まさかわざわざ質感をダウングレードする理由はないけど、まぁ、絶対という言葉は無いですが。

映像エンジンDiGiC-6も、PowerShot SX710 HSで高い信頼感があるし、期待は高まります。

さらに、今までどうしてもラスト・ワンマイルで撃墜されていた感のあるファインダーまわり、これがついに満を持して解決します。

そう、XGA解像度(!!)の有機EL(!!)エレクトリック・ビュー・ファインダーの搭載が果たされました!!

うおおおおおお!!有機ELファインダーがついにキヤノン機に搭載じゃあああああ!!

です。

つまりこういう事なんです。

「PowerShot G5Xは、デザイン、操作性、サイズ(APS-C換算15-63mm/フル換算24-100mmレンズまで内蔵!!)、映像エンジン(画質)、ファインダー全要素が全て満たされた、プロフェッショナルグレード・ミニカメラである」

一眼レフは別格ですが、それ以外のデジカメの集大成PowerShot G5X!!

って事を、実際に触っても言い続けられるか・・・かなり不安な部分もあるんですが、不安というのは、逆に言えば真剣に期待している事の裏返しでもあり、PowerShot G5Xは、生半可な気持ちではなく発売日を待ちたいと思います。

でも発売日は仕事だから、当日は触れないですが、ネットの記事を楽しみにしていたいと思います。

あらかじめ、実際に触ったら「やっぱりEOS KISS X7がいいや」となる可能性もある(EOS KISS X7は撃墜王)ので、その際はご容赦ください。

EOS KISS X7で、コキア紅葉中の国立みちのく公園を撮ってみました

コキア紅葉中の国立みちのく公園ですが、EOS KISS X7でも撮影してみました。


今回は、APS-Cプロ機のEOS 7Dと一緒に持ち出してみましたが、EOS 7Dの性能の凄さに瞠目するものの、EOS KISS X7に戻ると「やっぱりKISS X7いいなぁー」ってなる感じ。

何がいいって、そのサイズ、シャッターのフィーリング、音、欲しかった理想のカメラがX7だったんで、なんかこう、大げさに言うとふるさとに戻って来たような感覚ですね。


EOS 7Dは本当にグレートなカメラで、正直、性能はもうこれ以上のカメラはいらないですが、それほどのカメラをもってしてもやはりKISS X7がいいなぁーってなります。

なんかこう、他のカメラの良さに喜んでも、それは旅行でホテルに泊まる感覚で、KISS X7に戻って来たとたんに「あーやっぱり家は落ち着くなぁー」とか言っている感覚に近いかなと思います。

つくづく、キヤノンは偉大なカメラを「発明」してくれたもんです。

ただ、EOS KISS X7と同じくらい好きになれるカメラの登場は、心から常に待っています。
X8(完全未定)とかPowerShot G5X(来週発売!!)とかはどうかなー・・・。


愛車のアイちゃんのルーフに映る紅葉です。

レンズはEF-S 24mm F2.8 STM。


軽くて細身のEF 70-200mm F4L USMレンズは、EOS KISS X7とのマッチングも素晴らしいです。


EOS 7DとEOS KISS X7を一緒にして使うと、EOS KISS X7のシャッターモードは、まったりとした静音モードよりも、通常モードが良いかも知れないです。

通常モードだと、「パッキュウ!!」という勇ましく手ごたえ強いフィーリングは、電撃のようなEOS 7Dのダダダというハイレスポンスとのリズムのズレも最小限。


みちのく公園と言うと、花もやっぱり素晴らしいですね。

ここはつくづく良い場所だ。

紅葉と噴水。

EOS 7Dの1/8000秒ほどではないにしろ、EOS KISS X7のシャッター速度は満足。


コスモスも大変良い感じに咲いておりました!!

コキアばかり考えていて、コスモスはノーマークだったんで嬉しい。

しかし、一眼レフ2台持ち出すと、レンズ交換の時間が省けるからいいかもって思ったけど、どうもそうでもなくて、1台に集中できないデメリットもなかなかでかい気がする。