いよいよ、キヤノン「PowerShot G5X」が10月22日発売ですが、この日は良いですねぇ!!
何が良いって、キヤノンが誇る名玉EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USMレンズみたいな日付で縁起が良い!!
そして、色々と考えていくうちに、このカメラは、一眼レフ以外のデジタルカメラの集大成になるのではないか?などと思えて来ています。
デジタルカメラ黎明期に、オリンパスの81万画素や141万画素にデジカメの未来を夢見てワクワクしながら眠りについたあの輝くような日々。
あの夢のような日々のゴールが、このPowerShot G5Xではないか?と思えて来るのです。
特にデザインは、EOS KISS X7や、EOS 1D系列以外では、ナンバーワンと言えるくらいの素晴らしいもの。
これほどまでに直線をうまく使ったメカニカルデザインは見たことがありません。
しかも、手のひらサイズであるため、良い意味でのトイ感も醸し出しており、大人が忘れかけた少年の心をぐいぐいと取り戻させてくれるかも知れません。
もっとも、まだ製品写真やスペック、レビュー記事から想像するしかない段階で、はっきりと「良い」とは言い切れないですが、さわやかで良い風が吹いて来ています。
PowerShot G5Xは、キヤノンがかたくなにやろうとして来なかった、ミニカメラに対する完全なEOS操作性の搭載が大きい。
サブ電子ダイヤル(背面コントロールホイール)、電子ダイヤル(グリップ上の垂直ダイヤル)のダブル搭載、さらに、ズームの割り当て可能なレンズ周りのダイヤル、露出補正ダイヤル、モードダイヤル、とどめに、初代PowerShot G1の「快進撃」を支えたバリアングル液晶+さらにタッチパネル!!
これを小さなボディに凝縮する気合の入り方は、まさに集大成。
さらに、現物を触ってみない事には何とも言えないものの、高級感も間違いないだろうと思われます。
なぜなら、問答無用の高級感を持つPowerShot G7Xによって、もうキヤノンは実績を作っているからです。
コストをかけて作り、位置づけもG7XよりもハイグレードなG5Xが、まさかわざわざ質感をダウングレードする理由はないけど、まぁ、絶対という言葉は無いですが。
映像エンジンDiGiC-6も、PowerShot SX710 HSで高い信頼感があるし、期待は高まります。
さらに、今までどうしてもラスト・ワンマイルで撃墜されていた感のあるファインダーまわり、これがついに満を持して解決します。
そう、XGA解像度(!!)の有機EL(!!)エレクトリック・ビュー・ファインダーの搭載が果たされました!!
うおおおおおお!!有機ELファインダーがついにキヤノン機に搭載じゃあああああ!!
です。
つまりこういう事なんです。
「PowerShot G5Xは、デザイン、操作性、サイズ(APS-C換算15-63mm/フル換算24-100mmレンズまで内蔵!!)、映像エンジン(画質)、ファインダー全要素が全て満たされた、プロフェッショナルグレード・ミニカメラである」
一眼レフは別格ですが、それ以外のデジカメの集大成PowerShot G5X!!
って事を、実際に触っても言い続けられるか・・・かなり不安な部分もあるんですが、不安というのは、逆に言えば真剣に期待している事の裏返しでもあり、PowerShot G5Xは、生半可な気持ちではなく発売日を待ちたいと思います。
でも発売日は仕事だから、当日は触れないですが、ネットの記事を楽しみにしていたいと思います。
あらかじめ、実際に触ったら「やっぱりEOS KISS X7がいいや」となる可能性もある(EOS KISS X7は撃墜王)ので、その際はご容赦ください。