2012年8月8日水曜日

HDR-PJ760Vのビデオライト搭載は、ソニーのファインプレー!

このところHDR-PJ760Vの記事を連発しておりますが、このカメラについてどうしても沢山書きたくてしょうがなく、その熱い気持ちをブログに注ぎ込む事をお許し下さい。


さて、HDR-PJ760Vの先端部分には写真用フラッシュと兼用となるビデオライトが装備されています。

これかなりお役立ちなんです!
搭載を決めたソニーの担当者は、まさにスーパーファインプレーという感じです。

このビデオライト、暗い場所での撮影に使うのが本来の目的ではあるんですが、そればっかりじゃなくて闇夜を安全に照らすサーチライトとしても大活躍してくれる事が分かりました


先日出かけた花火ショーの事です。
既に記事として書かせて頂いておりましたが、帰り道がとんでもない暗闇だったのです・・・。
どれくらい暗闇だったか、映像を掲載させて頂きます。
遠くに屋台の光が見えますが、基本的に足元が完全な闇なのがお分かり頂けるかと思います。
これは・・・さすがに・・・子供さんや足腰がちょっと厳しいお年寄りの方とか、明らかに歩くのが危険なレッドのレベル
実際に現場では「うわやべー」という空気でチクチクしてましたよ。
ここで思い出したのが「あっ、このカメラ(HDR-PJ760V)ってビデオライト付いてるっけ。もしやこれで!」


ビデオライトON!!
このビデオライトすげぇ!! 明るい!!

というわけで、ビデオライトを点灯すると、真の暗闇から一転してコレもんで明るいんです。


ビデオライトで足元を照らすことによって、周囲の人々がほっと胸をなでおろすのが感じられて一安心。

土手の上とかは、もう電源車による強力な照明があるから安心・・・なんて思ったらとんでもない間違いでした!!
電源車による照明が強すぎて、足元が逆光によって暗闇になってしまうという恐ろしい展開が待ち受けていました。
さっきまでの完全な暗闇と比べても、歩く危険度があまり改善されないという超展開。

ここでもビデオライトでもって足元を照らすことによって、周囲の人々ともども安全に移動する事が可能となり大助かり。


赤外線のナイトショット、強力なビデオライト、プロジェクター・・・なんか色々付いていてHDR-PJ760Vの「ひみつ道具」感ってのは半端じゃないですね。

ちなみに、撮影しなくてもビデオライトは点灯可能です。
ただオートパワーオフが作動するとライトも消えてしまうのでクリティカルな作業中とかは注意が必要でしょうね。

ここからは、おまけとして「HDR-PJ760Vの夜間撮影の強さ」について書かせて頂きたいと思います。
このカメラの最低被写体照度は6ルクス(シャッター速度1/60秒を確保しての数字)。
小型カメラに革命をもたらしたHDR-XR500Vが11ルクスですからおよそ倍の明るさ。
6ルクスというのは、数年前なら高価な大型モデルでしか出せなかった数字なんですよね。


闇の中の屋台ですが、花火撮影の時もそうだったんですけれど、暗闇が非常に滑らか。
まさに業務用機レベルの写りを見せてくれます(実際に業務用バージョンとは同等の画質)。


暗い中を月の方向に向かって歩く人々。
目で見ても暗くて危ない現場を、ここまで捉えられるのは驚異の一言ではないでしょうか。


暗闇の映像で終わるのも何なので、花の映像です。
26mmの広角撮影なんですが、絞りを開放F/1.8にして背景をなめらかにぼかしています。

HDR-PJ760Vは、花の撮影から真夏の炎天下撮影、暗闇での撮影、ありとあらゆるシチュエーションをしっかり綺麗に残してくれる偉い奴ですねー・・・いいなぁこれほんと。