2014年9月7日日曜日

EOS KISS X2と、タムロン90mm F2.8レンズで、近所の花を撮影してみる

今回の記事では、EOS KISS X2に、久しぶりに、伝説名玉とまで呼ばれたタムロン「SP AF 90mm F/2.8 Diレンズ」を装着し、近所の花を撮影して来ました。

ちなみに、全ての写真は、マニュアルモードで撮影。
全て手持ちで全部AFで撮影、MFで合わせた写真は一枚もありません。

美しい花に囲まれている蝶(蛾かな?でも、以降は蝶と呼びます)を、少し引きの画で撮影してみました。

手持ちのAF撮影という事もあり、ピントが前後に合う範囲(被写界深度)を稼ぐ目的もあり、絞りはF/5.6まで絞っています。


ちょっと近寄って、白い花を、マシュマロのように大きくぼかして蝶の前に入れてみました。

タムロン90mmは、今風のギシギシの解像度レンズではなく、ふわっと優しい描写をするのがたまらなく好き。
キヤノンEFレンズも進む道は同じだったような気がする。
デジタル時代になって、みんな同じ描写ばっかりするようになるのもつまらないし、フィルム時代のレンズは不滅な気がしてしまう。


蝶はすぐに飛翔してしまうんですが、ギリギリまで近寄ってみました。

タムロン90mmは、軽くてすごく撮影も楽しい。
もともと、一眼レフ入門する時に、すごくお金かかるのにビビりまくっていたところ、タムロン90mmやシグマ15mmのような、(比較的)安くて軽くて素晴らしい描写力のレンズがあってくれたからこそ、安心していられたんですよねー・・・思い出します。


白い花をバックに撮影してみました。

絞りはやはりF/5.6。

ちなみに、タムロンはレンズだけでなく会社も素晴らしいです。
このレンズ、実は、数年前に一度水没全損してるんです。
カメラベストから飛び出して、湖にドボーン。
完全なる水没により、販売店さんも「終わったな」という話でしたが、祈るようにタムロンに修理依頼したら、タムロン脅威の技術力で完全復活!!
今日までノートラブルでグレート。


蝶の顔を正面から撮ってみました。
ここは、絞り開放F/2.8です。
深度は浅いけど、結構いけるので安心した!!


ラベンダーとサルビアです。

私は、風景撮影や花の撮影が特に好きなんですが、タムロン90mm使うとじんわり心が癒されますねー。

EOS KISS X2と組み合わせると、カメラ全体もとても軽くて、なんか嬉しくて目頭が熱くなって来ますね。


残暑と言いますが、めちゃ強い陽射しを真上から浴びたポーチュラカの花。
個人的にも結構好きなこの花を、全体が分かるように、素直に上から撮ってみました。

中にお客さんがいますね。


タムロン90mmの弱みは、接写すると、レンズがズドーンと土管のように伸びる事。

知っていれば何て事ないですが、キヤノンEF 100mm F2.8マクロのように、全体長が変化しないレンズに慣れていると、もしかすると被写体にレンズが突っ込む・・・なんて事も起こるかも。

あとAFだと、レンズがすごい音たてて伸びていって、カメラマン自身びっくりみたいな事もあるかな。

ただ、それもまたレンズの個性という事ですね。

タムロン90mmあれば、すぐにもフルサイズ・カメラ導入出来る気がする(とてもすぐには買えないけど)。



■ここだけEF 40mm F2.8 STMレンズ

今日は(も?)変な天気で、朝方まで雨ザーザーだったのに、突如としてカンカン照りに変化。

愛車のアイちゃんのテールランプの上に、一粒だけ、雨の名残が残っていて、その姿に何故か惹かれてシャッター切りました。

タムロン90mmもそうですが、軽くて描写の良いレンズというのは、たまらなく大好き。