2014年9月14日日曜日

EOS KISS X7で試し撮りしてみました。

朝早く起きて、仕事のための勉強や愛車のケアを終わらせ、EOS KISS X7の設定を詰めてから、ワクワクしながら試し撮りして来ました。!!


■カメラ・セットアップ

最初に装着したレンズは、素直に「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM」レンズです。

うへぇー、やっぱ、涙が出るくらい格好良いですね!!

ちなみに、レンズは軽量小型タイプなんですけれど、いかんせんX7本体がとても小さいため、まるで大型の大口径ズームレンズみたいに見えるのも楽しいですよ。

ちなみに、EOS KISS X7のアイセンサーって、ファインダーのすぐ上に装備されてて、私のように大型アイカップ(ラバーカップ)付けると、常に半分を覆うようになっちゃうんですよね。
すると、「液晶を自動消灯する」にすると、センサーが常に反応しつづけ、何もしなくとも常に液晶を消灯しようとする動きになってしまうため、撮影後の写真のプレビューも表示されなくなってしまうんですね。
最初は「故障か!?」とかって焦ってしまいました。


「EOS KISS X2」と一緒に並べて写真を撮ってみました。

余談ですが、このEOS KISS X2は、とある大きな写真の賞を頂けた時に、なんと副賞としてプレゼントして頂いたものなのです。

一生の思い出になる機体なのですが、飾っておいたりはせず、自分で購入した機体と合わせてX2二台体勢でバリバリ活躍してもらっております。

さて、EOS KISS X2も素晴らしいですが、EOS KISS X7はやはりその小ささに感動します。

しかも、ただ小さいだけにあらず。
キュートな立方体のバランスにより、重量がどこにも偏ったりせず、数字よりも遥かに軽く感じます

キヤノンのX7デザイナーさんは天才だと思う。

プラスチックではあるのですが、つや消し処理が見事で、高級感もバッチリなのも嬉しい。

ただし、確かに高級感はあるのですが、材質が脆いので、高級感の維持は大変な予感。
たとえば、圧倒的なEOS 7Dのように、マグネシウム合金の上に分厚い高耐久塗装塗装を重ねてある、とかいうカメラなら良いのでしょうが、X7は、キズがつきやすいんですよねー。

特に、レンズマウントの根本は要注意ですねー・・・。


EOS KISS X2と並べてみると、本体の厚みに関しては、何とX2の方が薄い!!
EOS KISS X2も、やっぱりスゲエ!!

ただ、高級コンパクトデジカメや、ミラーレスタイプに本気で対抗した、超小型一眼レフEOS KISS X7は、実際に試し撮りしてみて分かったんですが、一眼レフカメラの革命と言えるくらい、激烈に偉いカメラだった!!

普通、小さいカメラというのは、小さい事に命をかけるあまり、操作性や性能といった部分って妥協せざるを得ないわけです。
要するに、小さいのだから、一眼レフには出来ないぜみたいな。

しかし、EOS KISS X7は、これだけ小さいカメラでありながら、操作性も、性能も、撮影する楽しさも、何ひとつ失われていない!!

一生ものに使える、プレミアム・ミニ・カメラの凄味をたっぷりと味わえます。


■いよいよX7で実写です!!

画質は、EOS KISS X2で既に大満足なんで、快適に撮影出来るかどうか!?だけが個人的に気になった点ですが、EOS KISS X7は、ミニカメラなのにも関わらず、快適度はまさにエクセレント級です。

あと音も含めて、シャッターのフィーリングが大絶賛!!ですよ。

店頭での試写の時は、静音モードばかり褒めていましたが、もちろん静音モードは、あのEOS 6Dにも負けないくらい気に入っているけれども、打撃感の強いノーマルモードも拍手喝采ものでした。

EOS 20Dほど強烈ではない、良い意味で万人向けの軽い衝撃が心地よく、写真を撮る気持ちが高揚して来る、見事な手応えに雀躍してしまう。

EOS KISS X2のような一目惚れではなかったものの、シャッター切っているうちに良さが分かってくるというか、いつの間にか「どんどんシャッター切りたい!」という気持ちにさせられる魔力がありますな。


うううーむ。
撮影が楽しい!! 楽しいよぉぉぉぉーっ


EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMレンズもスゲェです。

何がスゲェのかって、AFが無音で、高速なんですよ。

何の先入観もなく、開発中にポンと手渡され、「これ新型のLレンズだから」とか言われたらさすがはLレンズだぜ・・・!!と絶賛してしまうくらいの威力があります。

AFは、正確には無音ではなく、ココッみたいな小さな音はするんですが、それは、検査をするつもりで耳をすませば聞こえるというくらいのハイレベル。
事実上は無音と言って差し支えありますまい。

F2.8センサーには非対応ですけど、このレンズは値段を遥かに超えてる価値のある、キヤノン名レンズの一本に列せられる資格がある・・・ような気がする。
まだ試し撮りの段階だから、まだ撮影枚数が少なすぎて「気がする」くらいに抑えておきます。



■EOS KISS X2も、負けない!!

EOS KISS X7が来ても、EOS KISS X2は全く揺るがないのも事実。

雨の日に撮影したEOS KISS X2 + EF40mm F2.8 STMレンズの写真です。



EOS KISS X2 とEOS KISS X7は、一生使い続けます。

というか一生使えないEOSってのは、無いんじゃないかな