まだ本当に買えるのかどうか分からないのですが、今回の記事では、現在、購入を検討中のカメラ「EOS 7D Mark2」について書かせて頂きたいと思います。
EOS 7D Mark2の魅力は、細かいスペック数字も大切かも知れないですが、やはり、キヤノンが魂を込めて作った「7Dシリーズ」ならではの精緻なメカニズムと耐久力です。
正直、イメージセンサーとかの電子パーツ部分なんか、いかに豪勢なスペック数字を並べ立てようとも、せいぜい何か月かしないうちにあっという間にリプレースされてしまって、追いかけるのも虚しいという気持ちです。
良いモノが欲しいとなれば、簡単にはどうこうできない、メカニズムの部分に注目するのが筋なのかなと。
そうなると、時代に関係なく「好きか嫌いか」のみで使っていける交換レンズが良いし、カメラ本体であれば、EOS 7Dしかない。
EOS 7D Mark2で悩ましいのは、1にも2にも、タッチパネルが無いという点ですが、これは初代をどんどん使うようになり、そこまで神経質に必要になるかというと無いなぁと。
そもそも、最高クラスの品質を誇る一眼レフファインダーが搭載されてるのに、ミラーレスで動体撮影せんでしょ(←自分に言っている)。
三脚搭載時などで、一眼レフファインダーに接眼しにくい時には必要ですが、像面AFが実質的に使い物にならない初代7Dも、特にストレスがない。
いざとなったら、常時サポートにつけているPowerShot G5Xで60p動画なり撮影すりゃいいや、画質も操作性もG5Xは偉いもんだぞ(←自分に言っている)。
EOS 7D Mark2の大きさ、持ち歩きシミュレーションは、手持ちの初代7Dでじっくりやっています。
小さなベスト・オブ・ベストカメラであるEOS KISS X7と比べるとデカいですが、片手に持ったままずっと歩く・・・という事をせず、ストラップで胸の前にしっかりぶら下げて移動する限りは特に大きな問題は無い感じです。
装着するレンズも重要で、EF-S 18-55 STM、EF-S 24、EF 40あたりを装着していれば、なお良しという感じで、持ち歩きには問題無い事は確認できています。
レンズさえ小さければ、小さな手提げにも入れて持ち歩けますし(味噌を1袋買ったくらいの荷物感はありますが)。
ここからは、初代EOS 7Dで撮った写真をもとに、Mark2に思いを馳せてみたいと思います。
レスポンスやAFの能力は、正直、初代EOS 7Dでも、私なんかには過剰なくらい凄くて、性能だけを目当てにするならMark2を買うのは完全に無駄遣いです。
Mark2が無くても、初代7Dがあれば全然良いという気持ちは変わらないのですが、別に初代7Dを捨てて、Mark2に乗り換えるというのでは全くありません。
そう、ここが重要なのですが、私は、ただの一度もカメラ製品を捨てたり売ったりした事がなく、全数が今も現役です。
初代EOS 7Dも、Mark2が来たら、当然ダブル・メインカメラとして両立します。
むしろ、初代の凄さを最近あらためて思い知った事で、Mark2と置き換えるのではなく、ダブル運用したいなという気持ちが芽生えて来ました。
さらに、画質面でも、Mark2には一切の心配をしていません。
初代7Dは、画質面での評価は低めですけれど、私はもう全然ばっちりだと感じています。
DiGiCの世代が変わると、画質面においてだけ言えば、優劣がつくという感覚はなく、それぞれの世代の「画風」が変わるだけの感覚です。
今でも、DiGiC-2の画が好きとか、いや初代DiGiCが良いとか、それぞれにファンがいると思うし。
最近は、高感度ノイズのスペック数字にばかり踊らされて、踊り疲れて新しい世界が見えた気分です。
初代EOS 7Dでも、画質はばっちり。
どんなシチュエーションで撮っても、笑顔になれています。
という事は、画風はともかくとして、電子パーツ的な進化もあるMark2は、心配するだけ時間の無駄というわけです。
画素数も、2020万画素と微妙にファイルサイズの増大を抑えつつ、同じ1800万画素では新鮮味もなかろう、ちょっと面白くしてやったぞ、という配慮があります。
まぁ正直、新鮮味は欲しいところではありますし。
EOS 7D Mark2を買うとしたら、クリスマス前後を予定しているのですが、実は家族からはもう許可はもらっています。
家族と約束した、「これを達成したら買っても良い」というノルマを気合で達成し、条件を必死に突破。
あとは、お金を出すのはもちろん私なので、家族などに色々買ってあげるバランスみながら、本当に買えるんだろうか?というハードルを超えないといけないです。
それと、こんだけ言ったEOS 7D Mark2にも、まだ最大にして唯一のライバルがいて、しかもパワーも熱く、それがEOS 80Dです。
EOS 80Dは、ミラーレス専用カメラを真っ青に震え上がらせる高度なミラーレス撮影能力を備え、初代EOS 7Dに肉薄するレスポンスを持つ、遊びも含めた総合力ではトップに立つであろうキレキレのキレ者。
クリスマス前後まで、両者のデッドヒートはつづきそうです。
結局お金なくて買えなかったわ!!という、ありがちな結末も十分に大ありですので、今が一番楽しい時期ですねぇ。