2016年11月26日土曜日

EOS 7Dを町歩きカメラにして、朝の風景や夜景を撮ってみました

あまりにもEOS KISS X7が素晴らしすぎて、全然出番が無かったEOS 7Dですが、思う所があって再起動。

今まではEOS KISS X7の独壇場だった、朝や夜の町歩き撮影をまかせてみました。

結論から言うと、EOS 7Dは、年代に関係なく本当に素晴らしいカメラで、耐久力も含めてやっぱり一生モノのカメラだなぁと。


仙台の町から見えるタワー。

街灯など、町の風景も入れてみました。


EOS 7Dは、高感度が弱いキャラになってますが、ISO感度2500でも十分に美しいと感じるクオリティです。

高感度を使う局面では、なるべくISO感度640、1250、2500あたりにターゲットを設定して運用して行きたいですね。


東北の冬の寒さを利用して撮影したタワーです。


これも冬の寒さを利用して撮影したタワーですが、気に合う感じになるまで1時間だけ粘ってみました。

三脚を使っているのですが、やはりカメラ本体が重たいのは厳然たる事実なので、三脚に乗せたまま移動は危ないですね。

EOS KISS X7なら、カバーをかけただけでそのままエイヤッと三脚ごと移動しても何の問題も無かったのですが、EOS 7Dでそれやると、ガンダムハンマーみたいになって、これは危ないと直感出来るほど。


ここからは、小型パンケーキレンズのEF 40mm F2.8 STMを装着し、朝の町歩きです。

朝の陽ざしが作る影は楽しみの一つ。

カメラの持ち歩きやすさはどうか?

そりゃ確かにEOS KISS X7よりは重たいのですが、冷静に考えると、EOS KISS X7があまりにも軽すぎるだけで、中級機と比較してしまえばそこまで大差はない状態。

これくらいは許容範囲だろうな、という感じです。

ただし、堅牢なマグネシウム合金製ボディは、高耐久塗装越しとは言え、冬の寒さをダイレクトにまとってしまうため、触ると「ひゃっ」となりますね。


(※PowerShot G5Xで撮影) 冬の寒さに対抗するため、雪だるまみたいな重ね着をしてますが、EOS 7Dは思ったよりはデカくない印象。

EF 40mm F2.8 STMレンズさまさまという部分もありますが。

元々、EOS 7Dは、EOS 1Dのコンパクトタイプ的なカメラとして設計されているので、さもありなんと言えば言えるのかなぁと。


霜が降りた空き地もEOS 7Dで気軽に撮影。

EOS KISS X7の余韻のあるシャッター音に慣れ親しんでいるので、何をどう撮影しても、いちいち電撃のレスポンスが発揮されるのは、ちょっと過剰感があって照れくさい。

でも、本当に一瞬を逃さないので、気軽な町歩きスナップや風景写真、あるいはポートレイトにも、EOS 7Dのようなカメラは最適ですね。


EOS 7Dを握りしめて歩いていると、EOS KISS X7にも負けないくらい、写真撮りたい気力が湧き上がってきますね。

頭の中には、「レコラヴ」というゲームソフトの撮影時の音楽が流れてたりします。

ゲームと言うけど、気落ちした私を救ってくれた作品(フォトカノKiss、レコラヴ)なのです。

どんなプロカメラマンよりも影響を与えてくれた、個人的には最高の名作です・・・という話はまた別の機会に熱く。


あまりのかわいさに笑顔が止まらない・・・大好きな柴っ子ちゃんも撮って来ましたが、なんと、EOS 7Dのシャッター音だと静かにこっちを見ていてくれます。

EOS 20Dだと、勇ましい打撃音を聞いた途端に激怒、EOS KISS X7のシャッター音もあまり好きじゃない様子でしたが、7Dの「カッ、カッ」という力強くキレのある音は許容してくれてる感じ。

朝の強い光の中、かなり明暗差があったのですが、フラッシュを焚いて驚かせるのは厳禁なので顔は影になったまま撮影。

それでも、EOS 7Dが誇るAPS-Cセンサーのダイナミックレンジは、さすが大型センサーの粘りを見せてくれます。


寒さのあまり、フロントシールドとルーフが凍った愛車のアイちゃんも、EOS 7Dで撮ってみました。

これから、EOS 7Dもメインのステージに上げてどんどん撮って行きたいと思います。