メーカー純正の64bit RAW現像ソフト「DPP 4.0」ですが、なんと、今まで非対応(古い32bit版のみ対応)だった「EOS 20D」対応してくれました!!
EOS 20Dは、820万画素センサー搭載。
ファイルがとても軽いため、DPP 4.0の現像も短時間で済む事から、ファンレスの低価格・超低消費電力モバイルノートでもドンドン現像作業が出来るのが大きい。
このファイルの軽さだけでも、今の時代、14年前のEOS 20Dを積極的に持ち出す理由になり得ます。
EOS 20DでRAW撮影し、DPP 4.0で現像した写真を掲載させていただきます。
ディテールが省略されるJpegで撮るのは避けて、面倒臭がらずになるべくRAWで撮って現像するのが望ましい、とは思っているのですが、820万画素は相対的に処理速度が激速になるので面倒もかなり軽減されますね。
EOS 20Dは、14年経過しても、撮影の楽しさは全く衰えません。
ダガァーン!!という勇ましいシャッター音とミラーの手ごたえ。
背面液晶は、確かに1.8インチの小さくて粗いものなのですが、当時は「一眼レフなのだから、液晶はそう重要ではない!」という考え方がありましたのでしょうがないかなぁと。
EOS 20Dを天文用にカスタマイズした「EOS 20Da」からライブビュー撮影(ミラーレス撮影)が追加されたため、小さな液晶で良い時代はこのEOS 20Dが最後だった気がします。
欠点というよりは、カメラの歴史を楽しむという感じですね。