2023年11月19日日曜日

(音楽)超高音質のMDR-MV1なかなか選べない悩み(試聴がアダに)

現在私は、ウォークマンと、ソニー高性能リスニングヘッドホンMDR-1AM2(生産終了)、プロ用スタジオモニターヘッドホンMDR-M1STの超高音質に、体が空に浮き上がるほどの感動の毎日を送らせて頂いております!!!!

音楽って素晴らしい、ソニーマジすご神!!っすわ!!

その勢いがついて、世界中でとんでもない大好評なプロ用スタジオモニターヘッドホン「MDR-MV1」も、ついに買ってしまおう!!!!と、覚悟を決めて試聴にに出かけました!!


申し分ないスーパーヘッドホンだが試聴が完全にアダになるの巻

まず言っておきたいのが、世界中のミュージック・ラヴァー、プロが超大絶賛するように、MDR-MV1は最高のヘッドホンに間違いはありません。

音楽の盟主でもあるソニーの名誉のために、そこは幾重にも強調しておきたい。


今日、納得が行ったら、約6万円だが絶対に安い!!買いだ!!とドキドキしながら、試聴へ。

ただ、世界最高クラスの音質を、最初に自分のウォークマンで試聴で聴いちゃうのは、本番でまずウォークマンで聴きたい自分からしたら、それを潰してしまうからもったいない、嫌だな、と思い、Xperia 1 IIの3.5mmシングルエンドで接続。

Xperia 1 IIは、ウォークマンの圧倒的な音質には及ばないってだけで、スマートフォーンの中では、ソニー製品の矜持として最高グループにあるもんね、何も問題ないもんね。

大好きな「藍空と月」「月詠み」で行くぜい!!

当然もちろん当たり前田亜季大好き、音質は果てしなく素晴らしいが、開放型という特性のハードルが高かった!!!

音質は、Xperia 1 IIのスマートフォーンである身故の音癖のありようまでハッキリと聞き取れるほど、超高音質であるものの、開放型ゆえの特性なのか、音が自分の周りに留まる事がなく、スピーカーで聴いているように次々に空中に飛び去ってしまう。

もちろん、これこそがMDR-MV1の必殺武器である「開放型」という特性なのですが、実際に自分が買う前提で真剣の真剣に確認してみると、アレッ、ヘッドホンってこういう感じではなかったような...という違和感として襲ってきてしまう。


音漏れも強く、周りの人が気にするのでつらい

また、Xperia 1 IIの出力を上げると、ヘッドホンから外に出ていく音も物理法則のまま大きくなります。

それは分かっていたのですが、近くに別メーカーのヘッドホンを見に来てらっしゃるお客様がいたのが良かったのか悪かったのか。

あまりにもハッキリと音が外に出るため、明らかにこっちが気になっている模様。


あー、やっぱり、この感じだと、小型スピーカーを外に持ち出して鳴らしてる...ほどではないにしろ、ハッキリと外に出るなぁというのを痛感。

プロがスタジオでの使用を想定しているわけで、もちろんこれはそういう製品だから当たり前。

とは言え、個人のニーズとしては、この音の外に容赦なく出ていく特性と、実際のリスニング感の異様な軽さ(音が自分の周りにとどまらない)は、なかなか、どうだろう??と迷いが止まらず、お店を離れてしまいました。

いつかはMDR-MV1を導入するにしても、その前に、MDR-M1STとMDR-1AM2をより堅牢にして行く方が先かも...という思いが強まってしまいました。

具体的には、より深化したエージングとか、上位のバランスケーブルを購入し、4.4mmバランス接続を強化するとか、全く新しいものを次々に揃えるよりも、今あり、感動しまくっていものをより伸ばす方向が良いのではないか...