2016年11月23日水曜日

「レコラヴ」によって、動画、EOSムービー熱が復活。EOSムービーで色々撮影してます。

ひところの私は、写真を撮る意欲もなくなって、動画なんかもっと全然だめでした。

しかし、プレイステーション・ヴィータ用の写真をテーマにしたゲーム「フォトカノKiss」と、小さなベストカメラ「EOS KISS X7」を手にした相乗効果がキッカケで、今や写真の気力は完全に復活。
残る動画も、先月発売されたゲーム「レコラヴ」がキッカケで、復活しました。

レコラヴありがとう!!

ただ、レコラヴの作中で使うカメラは、ソニーのハンディカム「HDR-PJ760V」相当品がモチーフなのですが、同じ動画つながりという事で、今回の記事では、EOS KISS X7のEOSムービー中心で色々と語らせて欲しいのです。


思えば、EOSムービーは、「初めて家庭用カメラが映画並みの画質を得た」という点において画期的で、もしかすると、ソニーが初代家庭用ハイビジョンカメラをついに発売した時以来の、早い段階での第二期革命だったと思います。

ちなみに、これは、今年の青葉区民祭りを、EOS KISS X7+EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMの手持ちで撮影した映像です。

EOS KISS X7は、2013年の機体であり、EOSムービーにおいての最新仕様機ではありませんが、まさに大満足。

ハイブリッドCMOS AF2と、キヤノン純正STMレンズは、AFや手振れ補正が想像以上に安定していて、カメラのホールドをしっかりするとか、撮影者がある程度の注意をする事を怠らなければ、かなり気楽な撮影が出来るようになっています。


これは、瑞鳳殿の伊達武将隊の演武を、EF 70-200mm F2.8L IS USMレンズで手持ち撮影した映像です。

激しく動く被写体にも、ハイブリッドCMOS AF2は、ちょっとフラフラして危なっかしい動きはあるものの、頑張って食らいついてくれています。

動画というと、STMじゃないと厳しいのではないかと思われますが、従来のUSMレンズでも(厳密には)動作音が気になるもののなかなかのものです。

写真機を想定した手振れ補正装置ISですが、動画においてもガッチリ効いています。

ただ、常に手振れ補正装置ISが激しく作動するため、動きを賄うバッテリの消費が大きくなるのが悩ましいところ。

また、EOSムービーは、画質の設定が写真機とは大きく違います。

特に、私の家では、大画面プラズマテレビでの視聴を想定しているため、コントラストの設定は全部最低まで下げています。

コントラストが高いと、くっきりするため、写真では良いです。

しかし、ある程度の時間は画面をみつめる事になる大画面テレビでは目に痛いし、コントラスト全下げは明暗差を埋める効果につながるため軽くHDRムービーっぽい効果も狙えます。


自然の風景も、大画面テレビで見ると素晴らしいです。

EOSムービーは、ビットレートに余裕があるため、かなり豊かな表現があって、正直、私がパナソニックの3CCDデジカム「NV-DJ100」で駆け回っていた時は、生きているうちにこういう映像が安くて軽い機材で撮れる日が来るとは全く想像も出来なかった未来です。

また、音声もEOSムービー(MOV)の魅力。

極めて高音質のリニアPCMであるため、内蔵マイクがモノラルのEOS KISS X7であっても、音が痩せておらず、「昔のビデオカメラはみんなこれくらいだったなぁ!」と懐かしくなってしまうほど。

外付けステレオマイクなら尚良いですが、ムービーが主役でない日にそこまで機材を携行するかって話になりますし。


EOSムービーは、もちろん、EOS KISS X7だけのものではありません。

これは、元々私がEOSムービーをスタートした「EOS 7D」で撮影したものです。

EOS 7Dは、EOS KISS X7よりも設定項目が細かく、デビューにしていきなり最高ではないかと思われた機体。

ただし、撮影中のAFは、あくまでも実験的に搭載されたコントラストAFであり、やっぱり実用にならないので完全に無いものとして扱っています。

しかしEOS 7Dはそれで良いのです!!

EOSは、別に、イメージセンサーの像面AFを使う必要はなく、一眼レフAFでピントを合わせてから、ムービー撮影を開始する事が出来ます。

ピントを合わせるたびにミラーがガチャガチャ動くのはうるさいですが、確実にピントを決め、その位置に固定してワンカット撮り切る方が全体として美しく安定してて、結果オーライな事は多いです。

EOS 7Dは、EOS KISS X7と違い、より業務寄りで三脚前提であるものの、手振れ補正装置ISは手持ち撮影を強力にサポートしてくれるし、撮影者が気を付ければ手持ちでも行けるのがもう分かっています。


EOSムービーは、これからもどんどん撮って行きたいですね。