2013年10月19日土曜日

ウォークマンF880、ネクサス7、Windows8タブレットを見て来た感想

いよいよ楽しみにしていた「情報機器を色々見たいと思っていた週末」がやって来まして、色々と見て来ました。

ウォークマンF880シリーズ、ネクサス7、8.1インチのWindows8タブレットについての感想など書かせて頂きたいと思います!!



■かっこ良いスマホみたい!! 音楽の王様ウォークマンF880

ネット上で「ただでさえ他の追随を許さない音質のウォークマンが、さらに明らかに従来モデルより良い音になっているのがハッキリ分かる!」と早くも注目度に熱を帯びたウォークマンF880シリーズ、第一印象は・・・

とても良いサイズの、かっこいいスマホ!!」でした。

4インチスクリーンを中心とした、バランスの良い板形状はスッキリ受け入れられますし、表面に配置される、てっぺんのSONYロゴ、左下のハイレゾ音源シール、右下のウォークマンロゴ、この三点がまた味わいを深めています。

ただ、ハイレゾシールは妙に厚みがあって、液晶保護シートを貼る際の悩みになっているのですが、このシールを剥がすのはまだ勿体無い時期ですねー。


気になる画面は「全く問題ないくらい美しい」と感じました。

確かに解像度だけ見たら、854x480ドットって数字は不安で、androidスマホにしたら低いんじゃないのかい?と思いますが、ソニー自慢のトリルミナス液晶は発色をはじめとする表示品質そのものがファイン・グレードな上に、そもそも4インチだからドットの密度もギュッと高くなっています。

音については、さすがウォークマンの一言で全て片付いてしまう!!

個人的に、初代のメモリー内蔵型、ATRAC3フォーマット・オンリー(!!)時代のネットワークウォークマン持っていますが、当時は、どういうわけでこんな小さなボディからこんな良い音が出てくるのか?と真剣に悩んだものですが(そのせいで、家に長年置いていた巨大なオーディオ・セットを撤去してしまったくらい!!)、その感動がまさにそのまま2013年にぶっ飛んできやがった!!という感じです。

ちなみに、ハイレゾ音源が聴けるように、店頭にヘッドフォン付きで展示してあったりするので、感動の時間を体験いたしましょう!!

ただし、当たり前かも知れませんが、この手のデバイスでは絶対にスピーカーで音の良し悪しを判断してはなりませぬ。

内蔵スピーカーはあくまでも緊急用途、チェック用途ですね。


ちなみに爪を切ってなくてすみません。
家に帰ってからあわてて切りました。

それはともかくとして、デモ用に入っているビデオや写真は、4インチゆえにチマチマ感はあるものの、発色にパンチ力があるのでまーキレイです。

え、それだけ? もっと派手に感動とかしないのかよ!!と言われそうですが、実は個人的に同じソニーのプレイステーション・ヴィータの5インチ有機ELモニタに映す写真やビデオで超絶な感動を繰り返したため、「まぁヴィータさんあるしなぁ・・・」という思いが邪魔をしてしまってます。

ただ、ウォークマンF880には、ご存知の通りカメラが付いていないので、android端末としてバリバリ使い倒すぜ!!と意気込む場合はちょっと注意が必要です。

バーコード読み取りなど、認識系のアプリが全滅なので意外とストレス食うかもです。

カメラ=写真やビデオ撮影だけなら良いのですが、意外とそれ以上の使い方が増えているんですよね。

音楽プレイヤーだからいいだろうというのも一見識ですが、ルックスも含めてandroid端末を全面に押し出す以上はそういう指摘もアリかなぁと。



■これは100点満点!!ネクサス7■

これは参った。

Googleによるネクサス7ですが、非の打ち所が無いくらい心にズドーンと来ますね。

薄く、軽く、高性能で、しかも値段まで安いという驚異の四冠王と言えるでしょう。

片手でラクラク握れて、通話機能があったらこのまま会話しても構わないグレードになってるんですよね。

androidの開発元であるGoogleが自分でやってるから色々と有利なんでしょうが、それにしても明らかに一台だけ突出してますもんねー・・・。

ここまでの出来を魅せつけられてしまうと、おそらく、今後もっと高性能な後継機種が発売されても、もうこれで満足して買い換えないだろうなって気がしますよ。

まぁ、まだ見ぬ「android 5.0」がもう全然次元の違う素晴らしさで、手に入れるには端末ごと買い換えするのだ!!というパターンが来たらダメですが。



■ジワジワと意気揚がるWindows8タブレット!!
今までノーマークだったWindows8タブレットですが、ついにWindows8.1が発売され、いよいよ11月くらいから登場してくる予定のWindows8.1タブレットへの期待の高まりによって、どうしても現行機をチェックしたくなってしまいました。

最初につまづいたのはデスクトップ画面がピンチイン、ピンチアウトで拡大縮小しないのか!!というムチャな違和感です。

そう、Windowsならではの売りであるデスクトップですが、これは指で操作するのはとんでもない違和感があり、Windows Mobileのようにスタイラスで操作したいところ。

壮絶なチマチマ感との戦いが待っていました。

ただ、最初は「なんだよこれ」とか「うーん」ですが、使っていくうちにジワジワと「ん! これは良いんでない??」と意気が上がってくるのがWindows8タブレットの不思議。

なんか、コマンド入力とかウインドウアプリケーションの操作とか、PCそのままなので、かゆい所に全部手が届いて世話がないわけなんですよ。

普段仕事とかで慣れに慣れているあれやこれが、フルタッチで無理やり置き換えられているという事がなく、そのまんまなんで、めんどくさいという一点は別としても、確実にやりたい作業を成し遂げられると分かっている安心感があるわけで、これはまさに天上極楽クラスのアドバンテージと断言して良いでしょう。

いざとなりゃ何でも出来るってタブレットは、それだけで存在理由になってしまいますよ。

ただ、ちょっとフルタッチメインのスタート画面の作りが荒削りなので、Windows8.1タブレットで逆襲して欲しいなぁと。


■Windows 8.1タブレットの期待株

Windows8.1は、おしなべてandroidよりも価格がかなり上なのが辛い所。
また、現在のところ、ネクサス7に対抗出来る大きさのものはなく、それに近いのが液晶サイズ8.1型ですが、予定されている製品はハッキリ言って少ないです。

その中でも、東芝アンコールと、エイサーIconia W4はかなり良い感じかな。

Atom Z3000シリーズのCPUを搭載し、Office 2013をプリインストールしているため、買って無駄になる(使わない)という末路がまず無いというのは大きいです。

このあたり、これからも大注目して行きたいなぁと思いますよ!!