愛機EOS KISS X7のファインダーを拡大するパーツ「キヤノン純正マグニファイヤーMG-Ef」ですが、ついに購入いたしました。
EOS KISS X7のファインダー倍率は、あのEOS KISS X2と並ぶKISS史上最大の0.87倍もあるので、不満はなく、それどころか、広すぎず狭すぎず、パッと風景の全てがすみずみまで頭に入って来やすい、最適な広さではないか?とさえ感じています。
ただ、ファインダー倍率を元の倍率に対してさらに1.2倍(倍率は非公開)ほどに拡大出来るのであれば、どんなものか試したくなります。
箱から取り出すと、ビニール袋に包まれています。
これが、純正マグニファイヤーMG-Efです。
接眼レンズ部分が、四角ではなくて円形!!
しかも、直径が割と小さくて、えっこれ四隅のケラレが酷いんじゃないの?と不安を煽りますが、実際にはケラレはありません。
ただ、サイズはギリギリで、ケラレやすくはなりますね。
厚みはかなりあります。
ただ、「CANON」ロゴが良い場所にあるのと、もともと、個人的な事情になってしまうのすが、私は、とても分厚くてデカいラバーフレームに視度補正レンズ付けて装着してたんで、あまり違和感ないです。
オール樹脂なのかな、と思ったら、ちゃんと接合部分は金属が使われていました!!
実売で3000円くらいするので、ちょっとうれしい。
今までこのMG-Efを買わなかった理由ですが、-3ジオプターの視度補正レンズを使っていたからです。
このレンズが無いと、裸眼でファインダーのぞくとややぼやけてしまう・・・。
そういう不安があって買えなかったのですが、なかなかEOS KISS X8も発表されないし、X7を強化したい心が強まって購入に踏み切りました。
いよいよ装着してみました!!
これ、想像を遥かに超えて良い製品です!!
どれくらい想像を遥かに超えているのかというと、裸眼でもちゃんとクリアに見える!!
-3とまではいかないまでも、少し、視度補正の効果が入っているのかな!?
散々心配した、裸眼ではぼやけてしまう現象は、起きませんでした!!
あと、ファインダーの広さですが、うおおおおお!! まるでEOS 7Dみたいに広くなった!!
拡大率を1.2倍とすると、ファインダー倍率がなんと、0.87倍から、一気に1.04倍になったわけで、やはりEOS 7Dのサイズに近い!!
EOS KISS X7に装着した所を上から見た写真です。
アイピースが出っ張りますが、CANONロゴが良いアクセントになってて、まぁ良い感じ。
実際のファインダーは、四隅が切れる(ケラレる)事なく、全てクリアに見えます。
EOS 7Dかっていうくらいの広いファインダーになるので、もうかなりテンション上がりますね!!
ただ、接眼窓のいっぱいにファインダーが広がるので、確かにケラレはありませんが、接眼する角度によって装着前よりはケラレやすくはなってしまいます。
ファインダーが広がった余波として、ファインダーの下部分に表示される、シャッター速度等の情報表示は、ちょっとギリギリの位置という感じ。
とは言え、ファインダー倍率1.04倍でケラレなし、というのは、なんか新しいカメラを買ったかのような錯覚を覚えますね。
ちなみに、これは、個人的に最高の一眼レフで、これ以上の性能のものは必要ないと思うEOS 7Dです。
ファインダー倍率は1.0倍。
もちろん、最初から1.0倍できっちり設計されているわけで、ファインダーの根本的な性能は、KISS X7では、ちょっと7Dにかなうわけないですが、とにかく、ファインダーの広さが7Dとほぼ同等に感じられるというのは新鮮で興奮してしまいますね。
EOS 7Dは、個人的には一眼レフの終着駅とまで思う、素晴らしいカメラです。
ただ、でかくて重たいんで、EOS 7Dよりも、小さくて軽くてカッコ良いEOS KISS X7で何でも撮りたいと思えてしまう。
EOS 7Dがどれだけでかいかと言うと、EF 70-200mm F2.8L IS II USMレンズを装着したEOS KISS X7よりも、EF 50mm F1.8 STMを装着したEOS 7Dの方が大きく見えてしまう!!
まぁ、これはちょっと極端な比較ですが、それはともかくとして、マグニファイヤーでファインダー倍率1.04倍に強化されたEOS KISS X7、早く本格的に撮影に行って試してみたいです。