店頭で「おおっ!!」と目が覚めるような良い感じのシャープペンシルを見つける事が出来ました。
それが、「クツワ・シャーペスト(Sharpest) SP001BL」です。
これ、店頭で偶然見つけて、「あっこれは欲しい!!」と瞬間沸騰してしまいました。
見たこともないような斬新なデザインは、心にかなりの勢いで飛び込んで来ます。
これ、単純にデザインが斬新というだけはなく、その形状が見事で、ペンを握る指のかかりがピッタリで、気持ち良くグリップ出来るんです。
角度によっては、その独特の形状ゆえに、芯を繰り出すノックがしにくかったりしますが、そこはまぁ個性というやつです。
材質は亜鉛とABS樹脂等で、程よい重みもあり、質感はかなり上々であります。
これは、たとえるなら、重厚感のある社会人向けの高級ロボット玩具「超合金魂」みたいな感じ。
急に「超合金魂」の名前を出した理由ですが、そう、このシャープペンシル、まるでロボットの玩具のように凝った変形機構があり(!!)、何と、コンパスになるからなんです!!
まず、ペン軸がカパッと2つに大きく割れます。
大きく割れたペン軸の内側から、折り畳まれていたコンパスの針が展開されます。
亜鉛という材質もそうですが、ここらへんはもう超合金魂みたいな凝りっぷりです。
パーツを伸ばし切ると、立派なコンパスに変形完了です!!
コンパスとしても、かなりカッコ良い感じではないでしょうか。
ゴリゴリに本格的に使うコンパスとしては、ちょっと華奢なので不安が残る所ですが、手書きの途中に、ちょっと美しい円を描きたいとか、綺麗なカーブを手軽に作りたいとか、ちょっとコンパスあればいいのになぁ・・・というシーンをガンガン救ってくれそうです。
実際に書いてみると、本格的なコンパスよりは剛性は劣るのでしょうが、手書きではよほど特異な才能が無いと無理な円が手軽にバンバン書けてしまい、ちょっと感動してしまいますね。
よほど明快に使う予定が無ければ、なかなかペンケースにコンパスまでは入れておかないと思うんですが、シャーペストなら、シャープペンがいざとなればコンパスに変形するので苦労がありません。
なんというか、こういうハイブリッド筆記具は楽しくていいですね!!
もっと色々と欲しくてワクワクして来ます。