前回の記事では、壊れた(はずの)東芝dynabook tab VT484が奇跡(?)の復活を果たし、あわててWindows 10をリカバリーしたところまで書かせて頂きました。
今回の記事はその続き、いよいよ、センサー類など、当機に備わった機能を回復すべく作業した話について書かせて頂きたいと思います。
まず、当機の各種ドライバですが、リンク切れになる時もあろうかと思いますが以下のページからダウンロードする事が可能です!!
東芝dynabook tab VT484ドライバーダウンロード(リンク切れしてる時はすみません)
リカバリーメディアさえあれば別にここに来る必要は無いんでしょうけど、私の場合は、まとめてしまっておいた箱をちょっと捨てられてしまって何も無い状態なのでしゃあない。
マイクロソフトのサイトが、まっさらなWindows 10をダウンロードさせてくれたから(大感謝!!)、ここまでは来られたものの・・・本機特有のドライバーやアプリは全消滅しており、さて、少しづつ元に戻して行きましょうというところですね。
そのために必須のスタート地点がこの東芝のページです。
いやーーーマイクロソフトもですが、まさに地獄に仏とはまさにこのこと。
個別にドライバを提供していてくれて、本当にどうもありがとうござます(敬礼!!)、です!!
ページ閉鎖されてたらTHE ENDですもの。
一覧はこんな感じ。
ダウンロードして、実行を地道に繰り返すだけで、本機の本来の機能が少しづつ復活して行きます。
音が鳴らなかったのが鳴るようになり、画面の明るさも自動調整が始まるなどなど・・・!!
なんかRPGの燃える展開、「新しいスキルを取得した!」っぽい感じでかなり嬉しくなりますね。
ただ、後述させて頂きますが、環境にもよるのかも知れないですが、Broadcom GPS Driverは、まともには行かず裏技が必要という熾烈な展開でした。
他のは大丈夫。
もう一つ、カメラだけは、このダウンロード、実行だけではだめでしたね。
■カメラは直接デバイスマネージャから
カメラは、いつまで経っても「不明なデバイス」から脱却出来ないため、デバイスマネージャから直接「ドライバの更新」をすると動くようになりました。
カメラは「Intel Imaging Signal Processor 2400」となりましたが、あれっ、こんな名前だったかな・・・まぁいいか??というところ。
■苦労して汗かいたGPS復活
GPSはこんな感じで、完全に不明なデバイス扱い。
リカバリー用のツールさえ実行すれば問題ないさ!!と朗らかに構えていたのですが、なんと、だめ!!でした。
GPSは本当に言葉通りの意味でヤバかったです。
頼みの綱であるリカバリー用のツールを実行すると、「an upgrade was needed. please reboot your system and restart the installer.」と表示されて、100%絶対に失敗するのです。
苦し紛れに他のリカバリーツールとの実行順番を変えても、再起動しても、何してもだめ。
へろへろになりながら、海外サイトを翻訳しながら調べて行ったら、まさかの裏技を使わないとだめっぽい。
今からご説明しますが、リカバリーメディアさえあればこんな手間いらなかったのかと思うと相当微妙な難しい内容です。
まず、失敗する所までやって、そのまま止めておきます。
なぜかというと、この失敗している時に、ドライバのファイルが作られており、画面を閉じると消されてしまうからです。
もうお気づきのことと思いますが、ドライバファイルが残っているうちに、裏技で、デバイスマネージャを立ち上げて手動でドライバ更新をしてしまう!!
というのが今回の主旨です。
まじか・・・そんな事せんとアカンのか?!と思われるでしょうが、やるしかない!!
リカバリーツールが失敗している状態のまま止めておくと、なんとドライバのフォルダが作られていて、デバイスマネージャから手動でドライバを更新する時に選べるようになっています!!
やったね!!
これで、末尾4752というドライバが正常に更新されました。
やっかいなのは、これで終わりでは無い!!という点です。
なんと、末尾4752というのが無事に終わったら・・・。
なんと、末尾22というデバイスが新しく誕生していて、こっちが「不明」扱いになっているという超展開。
ボスを倒したら、真のボスが出現した!!みたいな感じです。
この末尾22に対して、末尾4752と同じ事をもう一回繰り返します!!
ここがポイント。
仕事で問題解決しているくらいの気分になってしまいました。
今の手順が無事に終わると、晴れて「センサー」の所にGPSがリストアップされるようになります。
うーーーん。
今までは、「Windows 10をそのままスマホに乗せてほしい!!」と思っていたけど、Windows 10は、親切なスーパーOSなのは確かなれども、いったんトラブルと多分スマホを使うような一般の人には解決はちょっとハードルが高いかも知れない。
マイクロソフトが別途Windows Phoneを作って、こっちをスマホに乗せたがった気持ちも少しは分かる気がする。
日本初のスマートフォン「ウィルコムW-ZERO3」も、Windows Mobileという、相当な知識がないと付き合えないOSを積んでいて、利用者間の温度差がとてつもなくあったから、Windows 10まんまスマホ・・・欲しいけれど、売り方考えないと自爆するか・・・怖い・・・。
というわけで、これでいよいよ完全復帰した・・・と思います!!
いやーーーー復帰でばたばたするのは、結構楽しかった!!