2026/06/16

(PC)Copilot CLIの仕組み[ミニ・プロジェクト構造]を整備しました。

こんにちは!!もりもりです!!

今日は、私が公私ともに大活躍させているツール「**GitHub Copilot CLI**」と、より安定して使い続けるために整備した「**ミニ・プロジェクト構造**」について、熱く語らせていただきます!

少し読み応えのある内容になっていますが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです😊

Copilot CLI って、どんなツール?



私がコンピューターの勉強を始めるずっと前、「コンピューターってこういうものだ」という漠然としたイメージを持っていました。それは「**自然な言葉で話しかけたら、コンピューターが理解して動いてくれる**」というものでした。

そのイメージに最も近い存在が、GitHub Copilot CLI です。**知性を持ったコマンドシェル**、と言えばいいでしょうか。ターミナル(コマンドプロンプト)という、ちょっと無骨なツールの中で、AIが一緒に並んで作業してくれる感覚があるんです。

たとえば「このフォルダのCSVファイルを全部まとめてExcelにして」とか「昨日更新したファイルだけ一覧で出して」といったことを、日本語で打ち込むと理解して実行してくれる……これ、本当に未来感が濃ゆいと思いませんか!?感動しっぱなしです。

公私ともに、すっかりなくてはならない存在になっています。

「その場限り」から卒業!ミニ・プロジェクト構造の誕生



ただ、Copilot CLI をそのまま使っていると、少し悩ましい点があります。それは「**毎回ゼロから説明しなければならない**」という問題です。

AIに何かをお願いするとき、私の好みや作業スタイル、前回の成果物の内容などを毎回一から伝えるのはなかなか大変です。しかも、前回うまくいった作業のスクリプトや、試行錯誤の積み重ねが次回に活かされないのは、もったいないですよね。

そこで私が考えたのが、**ミニ・プロジェクト構造**という運用の仕組みです。「再現性」と「安定性」を極力高めるために、フォルダ構成とルールファイルを整備しました。

拠点フォルダ(私はこれを {CLIホーム} と呼んでいます。実際のパスは C:\COPILOT_CLI\)の中に、役割別のサブフォルダを配置する形です:

.instruction/ → AIへの「基本ルール」が書いてあります
.request/ → 今回お願いしたいことを書いた「依頼書」を置きます
.log/ → 作業のログが自動で蓄積されていきます
.script/ → AIが生成したスクリプトを再利用できる形で保存します
.output/ → 成果物が出力される場所です
entryPoint.md → 作業開始の「号令」となるファイルです
index.md → この構造全体の「説明書」です

シンプルに見えるかもしれませんが、この仕組みが整ってからは、作業のクオリティと安定感がグッと上がりました。

仕組みを支える3つの主役ファイル



この構造の心臓部となるのが、3つのファイルです。順番に紹介しますね。

① instruction.md ── 「基本ルール」

AIが守るべき決まりごとをまとめたファイルです。主な内容を紹介します。

● 用語の解釈ルール
`{CLIホーム}` というワードが出てきたら `C:\COPILOT_CLI\` と読み替える、といった定義を入れています。

● 文字コードへの注意
PowerShell 5.1 は Shift_JIS、PowerShell 7.x は BOMなしUTF-8。これをAIに伝えておくことで文字化けトラブルを防げます。

● スクリプトの再利用ルール
AIが生成したスクリプトは `.script/` に保存し、次回以降の作業で再利用します。

● ログの作成ルール
`log_{yyyyMMdd_HHmmss}.log` 形式で作業ログを必ず残します。

● 依頼書の改善提案
依頼書に改善点があれば、AIが `.output/改善版_request.md` として提案を作成します。

② index.md ── 「構造の説明書」

プロジェクト全体の構造を説明するファイルです。フォルダの役割、用語の定義、人間とAIの連携フローが書かれています。

AIは「自分がどの仕組みの中にいるか」を理解した上で作業を開始できます。

③ entryPoint.md ── 「開始合図」

作業開始時にAIへ最初に読ませるファイルです。内容はシンプルで「次の順番でファイルを読んでください」という指示だけ。

1. instruction.md(基本ルール)
2. index.md(構造の説明)
3. request.md(今回の依頼書)

この3ステップにより、AIが文脈をしっかり把握した状態で動けます。

さらに `entryPoint.md` には端末名によって `{CLIホーム}` のドライブを自動切り替える仕組みもあります。

人間とAIが連携する全体の流れ



この仕組みの全体的な動きをざっくりまとめると、こんな感じになります。

【人間がやること】

1. request.md(依頼書)に今回お願いしたいことを書く
2. entryPoint.md を AI に読ませて、作業開始を号令する

【AI がやること(以降はすべておまかせ)】

1. instruction.md を読んで基本ルールを把握
2. index.md を読んで構造を把握
3. request.md を読んで今回の依頼を把握
4. .script/ の過去スクリプトを確認し、再利用できそうなら活用
5. 作業を実行し、成果物を .output/ に生成
6. .log/ に作業ログを保存
7. 依頼書に改善点があれば「改善提案」も作成

AI 側の仕事が多く見えますが(笑)、人間側は「依頼書を書いて、号令をかけるだけ」です。これが本当にラクで気持ちいい。

ログが積み重なれば後からの確認も楽ですし、スクリプトが再利用されるたびに作業がスムーズになっていく。使えば使うほど賢くなっていく感じがして、育てがいがあるんですよね。

まだまだ改善余地はありますが、この構造のおかげで Copilot CLI との付き合い方がぐっと深まりました。もし「AIとのやりとりを効率化したい」「毎回ゼロから説明するのが面倒」と感じている方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。

それではまた次の記事でお会いしましょう!!