2012年10月7日日曜日

自宅を発掘して「出土」したペンたち。おーいお茶のオマケシャーペンからMONT BLANCまで!!

今回の記事は、タイトルそのままなんですけれど、自宅を発掘して出土したペンたちについて書かせて頂きたいと思います。

贈答品とか、母が使っていたペンとかで良さそうなものが眠っていないか?必死に引き出しの奥とかを発掘調査したところ、本当に色々なものが出てきました。

■おーいお茶のオマケシャーペン■


まずは、おーいお茶のオマケシャーペンです。
ストラップにもなる超小型のシャープペンで、普段は金属製のペン先ごと本体内に格納されていて、ノックすると芯がペン先ごと出てきます。

一瞬、製造不良じゃないの?と言ってしまうそうになる挙動ではありますが、これが正常で、ちゃんと書けます(耐久性はかなり怪しいですが)。
ただ、このままストラップとして使おうとすると、ノック部分のキャップがどっかにぶっ飛んで失くなってしまう事請け合いなんで、テープか何かでガッチリ固定しておくのが吉でしょうね。

一緒に出土した、プラチナ万年筆社の普及型ボールペン2色と一緒に撮影してみました。
気がついたんですが、私の母って、仕事の現役時代は、パーカー社とプラチナ万年筆社が結構お気に入りだったみたいです。

■パーカーのボールペン/ディズニーランド版■


パーカ社と言えば!
なんと、ディズニーランド仕様のボールペンが出てきましたよー。

Made in U.K.ってなってるんでイギリス製ですね。
クリップがパーカーのマークになってたんで「もしや」と思ったらドンピシャでした。

ちなみに、ずっと前に亡くなった祖母が使っていた竹製の編物尺が出てきました。
どえらい年季の入った風貌に敬礼したくなりますね。

■三菱鉛筆エクシード■


金属製の立派なボールペンとか欲しいなぁと思っていたら、出てきてくれました。

オール・メタルの三菱鉛筆エクシード(EXCEED)です!!

表面がかなり汚れていたので、綿棒でこすって徹底的に洗浄・研磨してピカピカにしました。

もちろんジェットストリームインクではないんですが、ペン先が紙の上で軽やかにスラスラ進む素晴らしい書き味にビックリ。

■正体不明の格好良い奴■


まるで正体不明の、フルメタルのペンも出てきました。
オールメタルのペンで、ライトグレーの本体とゴールドのアクセントがかなりの高級感を演出しています。
この色とても好み!!

正体不明っていうのは、このペンは記念品か贈答品らしくて、クリップに「JCB」って彫り込まれている以外には一切の文字が無く、型番もメーカーも分からないという事なんです。

名前が無いというのも落ち着かないんで、何か呼び名を後から考える事にします。

ちなみに、軸を回すとペン先が出てくる方式なのですが、この回した時の感触が上質なんです。
適度な重さと粘り気のある滑らかなタッチが気持ち良いですね。

■プラチナ万年筆社の万年筆!!■


出ました!!万年筆!!
日本のプラチナ万年筆社の万年筆です。

母がかつて長年使い続けたペンとの話で、すっかり傷だらけ・バキバキに汚れていてインクも出なかったのですが、何とか替えのインクも探し当て、本体も出来うる限り研磨・洗浄して復活させました。


全長はかなりコンパクトで、ペン上部は金属製、グリップはセルロイドか何かですね。
設計コンセプトは女性用って感じで、装飾やカラーリングが上品かつ華やかで、時計にも通じる「さり気ないものの美しさ」を存分に楽しめます。

最初はインクで真っ黒だったペン先も、綿棒で汗かくくらい必死で磨いたらピカピカになりました。

傷はどうしようもありませんが・・・。


軽量コンパクトなモデルで、うちで使っていたくらいだから、決して高価なものではないにせよ、ペン先が18金なのでそれなりのモデルかなぁとは思います。

■まさかのモンブランが出た■

埃まみれで何か金属製のペンがあるぞ!!と思って手に取ると、何やらネットショップで良さそうなペンを探していた時に何回かみかけた星マークが付いとる。
これってホワイトスターとかいうやつじゃなかったっけ

MONT BLANCって彫り込まれているけど、モント・ブランク?モンブランじゃないのか・・・あ、いや、ドイツ語表記でモンブラン????焦って確認すると、随分古いモデルだからペンそのものの型番とかは不明のままですが、確かにあのモンブランの万年筆でした

ええー、うちでモンブランの万年筆使っていたとか一回も聞いたこと無かったんだけど、私がペンに全然興味が無かったのが悪くって、話をしてもしゃあないと思われていたんだろうな。
反省、反省。

ちなみに、私はあまりお目にかかる機会の無いMade in germanyも嬉しい。


モンブランというと、丸くてぶっとくて黒と金色の渋いスタイルという勝手な先入観がありましたんで、細身でシルバーメタリックだから最初は全然気が付かなかったのです。

ただ、最初は全然インクが出なくて、高揚した気分が一気に地の底に叩き落されました

インク(これもドイツ製)を取り替えても駄目。

もしかしてインクの経路が固着しているのかな?とダメ元でペン先に熱いお湯をかけながら洗浄したらインクが出るようになりました
瞬間湯沸器のモードを熱湯にして・・・ペンを痛めるかもとは思ったんですが、もうどうしようもなくなってしまって。


ペン先には、「MONT BLANC」の刻印だけで、特に18Kとか何とかの刻印は無し。
まぁ、うちにあるくらいだから、モンブランと言っても高価なものではないんだろうけど、それでも何か嬉しいな。

万年筆の書き心地は、そもそも万年筆そのものに馴染みが全然無い私にとっては、ちょっと水気が強くて不安になる感じはありますね。

それと、長年使っていなかったので、ペン先がまだ本調子では無いかも知れません。


どうしようこのメタル軍団・・・。

金属製の高級感溢れる良いペンも欲しいなぁ・・・とか考えていたら、いきなりドンと揃ってしまって困惑気味というのが正直な気持ちです。

他にも贈答品とかで沢山あったらしいけど、ボールペンに関しては、試してみて書けなくなってたモデルは、母の判断で随分捨てたらしい。
ボールペンで替え芯の概念が無いなんて、私も人様をとやかく言えないのだけど。

何はともあれ、せっかく復活したメタル軍団、何とか活躍させてあげられたらいいなー。