現在、私の心の中では、三菱鉛筆の技術力への敬意と魅力が心の中で大きく膨れ上がっている最中ですが、ゼブラの「SACCO 300」というシャープペンシルも全く負けていません。
これ、300円の低価格モデルではあるんですけれど、その異形な砲弾型とでも言うべきスタイリング、そして手へのフィット感の良さは尋常ではなく、決して値段の高いペンばかりが良いものではないのだぞ!!と教えられる、学校の先生のようなペンになっています。
ゼブラSACCO 300がどれくらい良いかというと、個人的に、手へのフィット感が最高だと思う「パーカー社のジョッター」と同等以上と感じるくらいなのです。
ジョッターは、あの三菱鉛筆のクルトガ・ローレットモデルよりも手へのフィット感が優れていると思うので、それと同等「以上」というのがどんだけかー・・・という事です。
デザインも、ハッとなるくらい格好良いと思います。
いや、これほどのデザインは今でもなかなかお目にかかれないハイレベルなものではないでしょうか。
惜しむらくは、このSACCO 300、今更欲しいと思っても廃番なので売っていないという点です。涙です。
それどころかこのデザインもブランド名も全て消滅しています・・・。
調べてみたら20年くらい前のモデルらしく、グリップに貼り付けてある「新素材・マティロ」も今ではペンで名前を聞かないし寂しいですね。