先日注文した「パーカーIM GT万年筆」が届きました。
色々あって気持ちが凹んでいたのですが、一気にボォーンと凸状態にテンションアップ。
我ながら単純な性格でありがたい!!
おおっ。ちゃんと化粧箱入りで来てくれましたね!!
紙箱ではありますが、PARKERのマークも眩しく、表面の処理もかなり頑張っており、まだ箱を開ける前だってのに早くも色々と感心させられてしまいます。
うぉお!?何だこの高級感は!?
箱を開けると、シルバーとゴールドが渾然一体となった財宝みたいな輝きがズバーンと目に飛び込んで来ます。
ペンが乗っている台も、このままでショーケースに普通に飾れるであろうクオリティですね。
ペンは艶やかなリボンで固定されているように見えますが、これはただの飾りで、実際はその下に隠れているゴム状の紐でかなりきつく固定されていました。
びっくりしたのが、何と、フタの裏側にもPARKERロゴ入りのクッションが入っていた事です。
箱なんて使用には関係ないと思うでしょうが、やはり、ありがたみが違います。
「もしかしてとんでもなく良いものを買ったんじゃないか??」という、嬉しさ急上昇な気持ちで製品を手にとれるってのは、小さな、しかし大切な幸せの一つではないでしょうか。
せっかくなので、フタを裏返してそこに「パーカーIM GT万年筆」を置いてみました。
それにつけても、どえらい立派っぷり。これ本当にリーズナブル・クラスの万年筆なのか!?
確かに、(当たり前ですが)材質はベース・メタルであるため、18金のようなプレシャス・メタルが持つ深みやドス黒い妖しさみたいなものは無いですが、期待を超える金属の上質感は存分に楽しめる感じです。
同時に注文したブラックのインクカートリッジは未到着でしたが、1本だけカートリッジが付属していましたので早速セットしてみました。
カートリッジが長くて、これまたビックリ。
母から受け継いだプラチナ万年筆社「ポケット」や、モンブラン「Sライン/シルバーライン」は、人差し指の第一関節くらいまでしか無い短さだったんで、今のモデルって皆長いのかな??とか思ったり。
あ、色はブルーなんですねー。
生まれて初めて自分で買った万年筆、いよいよ試し書きだー。
しかし、新品だからかな? インクが出てくるまで何十秒か待たねばなりませんでした。
試し書きをしてみると、スラスラと書きやすい!
パーカーIM GT万年筆は、価格帯を考えたら当然なんですが、ステンレス・スチールのペン先です。
しなやかさとかは出せないだろうから、どんな書き味なのか心配していましたが、金属の「しなり」みたいな、色気のようなもの薄い気がするけど、ちゃんと書くのが楽しくなるペンになっています。
青いインクは思ったよりも色鮮やかでウキウキしますし、青と言っても、ベタッとするボールペンと違ってさすがは万年筆、ちゃんと濃淡があって「万年筆ならではの」質感。
正式な書類にもドンドン使って行ける青という感じです。
持った感じは、金属と言ってもツルツル滑ったりもせず、ヘアライン仕上げというのかな? 指紋も目立ちません。
ううむ、こいつぁいいものだー。
一刻も早く仕事に使いたいですよー。