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今回の記事では、早朝の三本木のひまわりをEOS 7DのEOSムービーで撮影して来ましたので、そのEOSムービーについて書かせて頂きたいと思います。
EOS 7Dは、写真機としてはもちろんのこと、だんだんとハイビジョンカメラとしての利用頻度も高まりつつあります。使うたびに感動のボルテージが上がりますねぇ・・・。
このEOSムービーですが、最終出力は、パナソニックのプラズマビエラ「TH-P37X1」です。
TH-P37X1の映像美と、1080/30pがあいまって、何気ないシーンでも何でも、やたらと質感が高くて照れくさいまでにドラマチック。
30pの動きにつきましては、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の動きと言えば分かっていただけるのではないかと思います。
EOS 7Dは、普通のビデオカメラと違い、撮影中にピント位置や明るさが刻々と変化するような場合は厳しいのですが、撮影前に決めたピント位置、露出が、ワンカット撮影終わるまで変化しなくて良いという場合は、まさに映画レベルの画質を全て総動員した、破格の画質が存分に堪能できます。
やはり、何度観ても、EOS 7Dのハイビジョンの画質は、家庭用ハイビジョンカメラとは明らかに次元が違います。
ダイナミックレンジのとてつもない広さは、今回のように、曇天をバックに逆光でひまわり撮影するなどといった、厳しい条件になればなるほどに威力が発揮されてゆく頼もしい感じ。
被写体のディテールも、1800万画素センサーが克明に拾い上げ、デジタル補正感のない、豊富で自然な映像に結実させています。
操作性については、これはもう慣れるしかないですね。
ビデオカメラ感覚ではダメだというのを体に刷り込むしかないです。
撮影前に設定したパラメータでワンカット撮り終えるような使い方を心がければと思います。
ちなみに、今回使用したレンズは・・・
EF 20mm F2.8 USM
EF 50mm F1.4 USM
EF 70-200mm F4L USM
です。
撮影モードはマニュアル。
映像パラメータは、ピクチャースタイル「スタンダード」を元にして、コントラストを0まで落とし、シャープネスと色の濃さを一段階落としています。
EOS 7Dは、操作は面倒だけれど分かりやすくて面白いという特長があります。
フルオート主体のHDR-XR500Vは、便利ですが、EOS 7Dと比較してしまえばの話ですが、どうにもつまらなくて萎える感じはありますね。