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2010年8月26日木曜日
新型キヤノンレンズ、大フィーバーの日
本日は、EOS 60Dの発表日。しかし、レンズの発表の方がインパクトが大きくて、個人的にはちょっと脇役になってしまったかなぁと。
ちょっとEOS 60D自体には興味が出ないのだけれど、これが発売される空気が強まったお陰で、ヨドバシカメラでEOS 7Dが大幅値下げされ(店員さん談)たんですよ。であきらめていたEOS 7Dを買う事が出来たわけで、EOS 60Dには深く感謝しなくてはなりますまい。
(追記:EOS 60D発表後に、EOS 7Dの価格が本当に2万円くらい値上がりしてて苦笑い)
さて、レンズですよ。レンズ。
キヤノン異例の本数にびっくり。それも全部Lレンズだし、まさに大フィーバーの日。
まずは、世界最高クラスの描写力を誇るサンニッパ、ヨンニッパが、二本とも完全リニューアル。
EF 300mm F2.8L II IS USM
EF 400mm F2.8L II IS USM
最強レンズがいきなり二本まとめて登場って、そういうのもアリなのか!!
これからはもうレンズ登場時期の予測がますますつかなくなるなぁ。
ニュー・サンニッパ&ヨンニッパなんて雲の上過ぎて、個人的には高くて買えないですけれど、プロの方は今頃狂喜乱舞でしょうね。いいなぁ。
それと、フォトキナには500mmと600mmのリニューアル版も出品される予定だそうですよ。
個人的な大本命EF 300mm F4L II IS USMも勢いで発表してくれたら良かったのにーー・・・ってそれは欲張りすぎだ。
次は、まさかまさかのLズームが来ました。
本日の主役とも言える・・・。
EF 8-15mm F4L FishEye USMです。
フルサイズではサーキュラー・フィッシュアイ(全周魚眼)レンズとして使えて、キヤノンのAPS-CとAPS-Hでは、これまで存在していなかった、フルサイズ以外での完全な視野角180度を実現したダイアゴナル・フィッシュアイ(対角線魚眼)レンズとして使える、こりゃ欲しいと思わせる魚眼ズームです。
外観は、最新のLレンズのデザインワークでもって作られた魚眼だけあって、ひと目で只者じゃない雰囲気。既に神秘的なオーラすら放っています。なんだこれは・・・ずば抜けて格好良い。
スペックも奮っていて、防塵防滴、超音波モーター、ゴーストやフレアを徹底防御するスーパーコーティング「SWC」も抜かりなく採用。まぁ・・・15万円するのですが、冷静に考えると、魚眼レンズはAPS-C専用であっても結構高い値段ですからね。Lレンズという最高位のバリューを考えれば納得できる価格かも知れない。
もう一本、EF 70-300mm F4-5.6L IS USMも発表されましたが、太いボディの割りに口径が小さいので、実物見ないうちには何とも言えないですが、白レンズの中では一番かっこ悪いかも・・・。そもそも、このクラスの望遠ズームなのに、蛍石もスーパーUDレンズも不採用なのはいかがなものだろう。値段が16万円もする、しかも1キログラムオーバーの重たいレンズにしては厳しい。
タムロンのSP 70-300mm F4-5.6 VC USDが発表されていなければ良かったのですが、実売4万円台でこのレンズが発売される事が決定しているため、ちょっとどうかなぁと。こちらは、蛍石と同等のXLDレンズを新規開発して搭載し、超音波モーターも手振れ補正も完備してますよ。
というか、キヤノン、70-300mmのLを出している場合か?
ここはEF 100-400mm F4.5-5.6L II IS USMじゃないのか。
それと、海外で「今回は出る」てな感じで、まことしやかにレンズの噂流している人たちに言いたい。ハズレ過ぎだ。たまには当ててください。